大岳山(奥多摩駅 → 大岳山 → 鍋割山 → 御岳山駅)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 829m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
予備電池
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
タオル
ストック
|
---|---|
共同装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
予備電池
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
タオル
ストック
|
感想
そのうち挑む、富士山あるきに向けて!
ぬかるんだ山道をあるく練習に
東京の奥多摩「大岳山」へチャレンジしたぞ♪
「奥多摩駅」→「愛宕山」→「鋸山」→「大岳山」→「鍋割山」
→「奥ノ院」→「ケーブルカー御岳山駅」の超ロングコース。
奥多摩駅に着くと雨も止んで、なんだか明るくなって良い兆し。
と思っていたんだけど、誰もいない・・・。
今まで見た事もない急な石段200段をハアハアしながら登りきって
愛宕山の五重塔を抜けても、孤独感バッチリ!(笑)
鋸山(のこぎりやま)を目指しはじめたとき、白い霧状のガスが
まるで白い大蛇のように、尾根と尾根の谷間をモワモワっと登って行く。
視界が5〜10mくらいになって、すごく不安。
濃い霧がいつのまにか服に染みて、ダクダクの汗と混じって、
濡れたタオルはもう汗を拭く機能を停止した。
濡れた軍手で、くさりを辿りながら、ギザギザした岩山を進むんだけど、
転ぶ危険性が高くて、しかも濡れ岩だから滑る。
「死ぬかも」ってホンキで思った。
慎重に、慎重に急な道を上がるんだけど、
誰もいないから更に焦ってノドが乾いた。
2時間30分で、やっと鋸山に到達。
景色も何もないので、メインの大岳山へ進みはじめたとき
ついに2人の若い山ガールが前からやって来た! こんにちはー♪
「三岳山を9時に出た」「大岳山は12時(1時間前)出た」
「30分前にすれ違った人も、初めて人にあったと言っていた」
お互いに色んな情報を交換して、雑談も3分くらいしちゃった♪
なんだかワクワクしたけど、天候がゴロゴロと・・・。
やっとの思いで大岳山へ逃げ切ったけど、くもりの日にしか見れない真っ白さ(笑)
でも、どこまでこの霧が続いてるのか深くて、吸い込まれそうで、圧倒されて、とても恐かった。
ブンブン飛ぶ虫をデンプシーロールで避けながら、
おむすびとサンドイッチを食べた。
その直後、女性の声が!
ごっつい一眼レフを持った男性1人と女性2人がハアハアしながら上がって来た。
5・6年の児童向け雑誌の編集スタッフで、下見に来たらしく、なんだかフランクな方々で、ちょっと嬉しくなった♪
プロのカメラマンに写真を撮って頂き、次の鍋割山へ!
すると、空が・・・!
というか空の中なので、360度の周辺からカミナリの音が!
ゴロゴロではなく「カラカラカラ!!!」と、今まさに落雷寸前のカミナリ雲の中にいて、ストックを捨てようと思った。
それでも鍋割山のてっぺんを目指して、何もないから急いで下る。
カラカラッ、キリキリッの恐怖の中で、
最後の奥ノ院に登ったときは、さすがに「おれっちはバカだ!」と再確認した。
カミナリから逃げて下山するんだけど、雨が本降りになって、カッパなんか着たって意味もないから、走って、走って逃げようとしたら、標識のない分岐点に到着。
どっちも山道っぽくない。 どうしよう。
圏外だったiPhoneが「GPS」で現在地を映し出した!
御嶽神社の方向へダッシュ!
確実に合ってるかも分らない山道を進む。
もう良い歳なのに、逃げながら泣きそうになった。
夢中で逃げていると、超見覚えのある「天狗の腰掛け杉」があった!
ひーさん! のぶちゃん! ここに来たね!
おれっち生きてまた来たよ! ここに来た!
ちょっと安心したので、カッパを着ていたら
編集部の方々が危なくないショートカットの道で追いついて来た。
すっごい安心した。 もう大丈夫だって安心した。
もう2度と、カミナリ雲の中をあるきたくない。
「無理しないで、予定変更・コース変更をすることも大事」
身を持って学んだ、過酷な山あるきになりました。
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