無意根山(薄別コース/途中撤退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 663m
- 下り
- 649m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り一時雨、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
宝来沢林道の第1ゲートは常時開放されるようになった |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆第2ゲートから宝来小屋までの間に林道の崩落が3か所。1か所目は年々浸食が進んでいる印象だが、歩行には支障ない ◆宝来小屋から先の登山道のところどころにクマの足跡。無意根尻小屋の手前まであった。入林簿には1ヵ月ほど前から足跡発見の記載 ◆シャンツェにさしかかる辺りから元山コース分岐までの間は、けっこうササが被っていた |
その他周辺情報 | 【下山後の入浴】湯の花 定山渓殿 |
写真
感想
8時を回っているというのに、宝来小屋での入林記帳は私たちが一番。次いで、後ろを歩いてきた若い男女のペアが記帳し、先に登山道に入っていった。
私たちも数分遅れて歩き出したが、15分ほどすると彼らが引き返してきた。
クマの足跡があったからだという。
確かに少し先の湿った土の上にクマのものと思われる足跡があった(けっこう大きい)。
入林簿にも1ヵ月ほど前から足跡があったとの記載がいくつかあった。
私たちは鈴をつけ、ホイッスルも持っていたので、音をたてながら進むことにした。
彼らも一緒に行動するという。ただ、獣臭を感じるようなら引き返そうということにした。
足跡はそこから大蛇ヶ原を過ぎて無意根尻小屋の手前までところどころにあったが、小屋から先では見ることがなかった。
大陸からの高気圧におおわれてくる天気図ではあったが、予報は晴れ一時雨で、日中の降水確率は50%だった。
朝のうちの青空も歩き出した頃から雲が多くなり、木梯子のかかった急登を登りきったときには全天が雲におおわれた。
やがて雨が落ちてきて、元山コースとの分岐下の急坂にさしかかった頃、突如、頭上で雷鳴がとどろいた。
近いところで起こったようだ。ハイマツのトンネルを抜け、遮るものがない山頂部に出たときのことが気になった。
空模様をうかがいながら進むうちに雨が強まった。
私たちはレインウェアを着込んだが、同行のペアは着けておらず、聞くとアウタージャケットはあるが、雨具も帽子も持参していないという。
クマを怖がっていたし、パーティを割るわけにもいかない。それに雷も心配だ。
私たちは引き返すことにした。
無意根尻小屋で雨宿りをしながら、カレーうどんをつくり、コーヒーを淹れているうちに日が差しはじめた。
しかし、そこからまた頂上に向かう気にはならず、そのまま下山して定山渓温泉でゆっくりすることにした。
下る途中で無意根尻小屋に向かう4名の学生とすれ違ったほかに登ってくる人はいなかった。
宝来小屋で入林簿をみると、この日の登山者は私たちと同行のペアのあとに1組2名の記帳があったが、すでに下山していた。
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