岩木山 嶽 イグルー合宿


- GPS
- 32:00
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 362m
- 下り
- 345m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
今回の山行は今年度初の冬期における合宿という事で、まずは登ることよりも冬山での生活技術を身に着けることを目的とした。
岩木山の嶽コースにおいてのイグルー合宿は去年も行っており、その時はイグルーの天井を大きく作りすぎたことと夜間の降雪とが重なり、朝起きてみると天井が目の前に迫ってきていたということがあったため、今回は小さめのイグルーを二つ作ることを計画段階で決めていた。
2月24日、朝は何のトラブルもなく無事登山口に着く。今回の山行では部のスキーが3つしかないのに対し参加者が4名だったため、Y氏がスノーシューで行くこととなっていた。天候は清々しい晴れで風も強くはなかった。ここ最近は比較的暖かく行きもそこまで降っていなかったので、雪は固く登りやすかった。
7合目付近まで順調に行き、当初の折り返し地点である8合目まであと少しというところまで行ったが、時間に余裕を持たせるためと、Y氏がスノーシューでは下りが辛いということで、7合目付近で折り返すことにした。
下りに入ると、雪が固いこともあってよく滑るのであるが、スキーが未熟な自分たちにとってはスピードは出るがコントロールができないという事態に陥り、七転八倒しながらノロノロと下っていく。
ある程度下った600m付近でイグルーを作る場所を選定し、2組に分かれて作業を開始する。自分とT氏、Y氏とF氏に分かれてそれぞれ一つずつイグルーを作成し、およそ2時間半ほどで完成。小さく作ることを意識するはずだったが双方とも大きくなってしまい、Y&Fコンビのほうでは天井をツェルトで囲めないほど大きくなっていた。最終的に二つのイグルーを雪濠でつなぎ、上をツェルトで覆い作業は終了。夕飯の卵&チーズ入りキムチ雑炊と自分が持ってきた日本酒を楽しみ(F氏はまだ日本酒の味はわからないようでT氏が代わりに飲んでいた)、18時半ごろ就寝した。
2月24日、朝5時に起床する。自分も含めてメンバーは深い眠りにつけなかったようで寒さに弱いY氏はほとんどねれなかったらしい。とにかく、朝食のラーメンを手短に済ませ、準備を完了させ、イグルーを解体。7時半に下り始める。
昨晩若干雪が降ったおかげで雪のコンディションは昨日より改善され、スキー組はスムーズに下って行った。しかし、スノーシュー組であるY氏はスキーについていくために半ば駆け降りるように下っていた。
スキーが好調なこともあり、30分ほどで岳温泉に着く。
今回の山行は前述したようにイグルー作成、また宿泊技術の向上を目的としたものだったが、まだまだどちらも改善の余地があることを認識できた山行だった。また、メンバーの足並みをそろえることの重要さを改めて実感した山行でもあった。
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