高妻山

2023年09月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:14
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,431m
• 下り: 1,433m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:42
• 合計: 9:14

5:05 戸隠キャンプ場ウェルカムハウス
5:10 5:10 戸隠キャンプ場
5:15 5:16 戸隠牧場入口
5:24 5:24 弥勒尾根コース分岐
5:32 5:32 ゲート
6:31 6:32 帯岩
6:37 6:43 氷清水
7:00 7:02 一不動避難小屋
7:05 7:06 一不動
7:15 7:15 二釈迦
7:24 7:24 三文殊
7:40 7:40 四普賢
7:56 7:56 五地蔵
8:04 8:05 五地蔵山
8:07 8:08 六弥勒
8:14 8:14 七薬師
8:44 8:44 八観音
8:53 8:54 九勢至
9:48 9:49 十阿弥陀
9:54 10:08 高妻山
10:12 10:18 十阿弥陀
11:09 11:09 九勢至
11:19 11:20 八観音
11:48 11:48 七薬師
11:54 12:00 六弥勒
12:59 12:59 弥勒尾根1596ｍ点
13:53 13:53 弥勒尾根入口
14:02 14:02 弥勒尾根コース分岐
14:10 14:10 戸隠牧場入口
14:16 14:16 戸隠キャンプ場
14:19 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸隠牧場の登山者用駐車場に駐車。長野からは、県道506が広いが大型が来るので、狭くて急でも戸隠バードラインが良い、と宿の方からアドバイスあり。勿論、信濃町からが一番近いです。

コース状況／危険箇所等

一般登山道ですが、部分的に急斜面になるところが多いです。

その他周辺情報

戸隠神告げ温泉で入浴と食事。

写真

9/23 17:05

前泊した ペンションあぜりあ さん

朝4時半過ぎの登山者用駐車場は結構埋まってました。道路の反対側にあるトイレの明かりがありがたい。

9/24 5:07

登山道までの案内はしっかりしています。

9/24 5:16

写真がボケちゃいましたが、牧場内にはキャンプの方々沢山。

9/24 5:24

弥勒登山道との分岐にあるゲートを越えて大洞沢へ

9/24 5:26

ガサガサ音がするので振り向いたら、暗闇の中で黒牛が草を食んでいました。

9/24 5:50

登山道は大洞沢沿い。それにしても登山者の多さは想定外。

9/24 5:55

靴底を濡らす程度の渡渉が結構あります

9/24 6:20

思ったよりも早く滑滝が現れた

9/24 6:30

滑滝から少し行くと幕岩と不動滝出現。結構スケールでかいです。

9/24 6:31

登山道から一段上がって幕岩上部をトラバース

9/24 6:35

幕岩から先は殆ど足を濡らさない沢登り。傾斜も急です。

9/24 6:37

この清水を超えると、登山道から水が消えます。

9/24 6:54

写真で見ると平坦な藪道ですが、実際はめっちゃ急。右側にはガイドロープ。

9/24 6:57

一不動の避難小屋にも思いのほか早くついた

9/24 6:57

内部は立派な避難小屋。でも入口には宿泊禁止の掲示あり。もったいない。

9/24 7:02

と言う訳で避難小屋の一不動から、仏様菩薩様巡りの旅に出発。

9/24 7:04

東側の展望が開けますが、飯縄の頭は雲の中

9/24 7:05

オヤマリンドウですかね。コース全体を通じて多くありました。

9/24 7:14

二釈迦です。ここまでの登りは割と登り出あり。

9/24 7:14

右側には黒姫

9/24 7:16

そして今回のターゲット、高妻山が出現。ピークは鋭く尖っています。

9/24 7:23

三文殊は割とすんなりと。

9/24 7:26

正面の尖んがりは、右が五峰、左は七峰。手前のモコモコが四峰なのですが、この時は同定できていなかった。

9/24 7:30

こんな感じで草木に覆われた尾根のアップダウンが続く

9/24 7:55

あれ、五地蔵まで来ちゃった。四普賢はさっき人がいた、もっさりした所だったんだ。

9/24 7:57

五地蔵山の頂上は、五地蔵から少し先の登山道脇にあります。

9/24 7:58

五地蔵山からの黒姫山は相変わらず雲の中

9/24 8:06

六弥勒。ここで弥勒新道を確認、道標はないけど、道はしっかりしている模様。

9/24 8:08

左から、焼山、火打、妙高

9/24 8:08

中央は鹿島槍、右に五竜、その間でちょっと見えているのは立山の模様

9/24 8:13

五地蔵から六弥勒、七薬師はそれほど大きな上下はありません。

9/24 8:33

高妻山。バットレス的な岩体が迫力。

9/24 8:33

雲の隙間から白馬三山

9/24 8:41

八観音は2053mの少し手前にあります。

9/24 8:42

この尾根、粘土質の土なのか泥濘が結構あります。

9/24 8:53

九勢至は本峰の急斜面が始まる少し前にあります。勢至という菩薩さんは知らなかった。

9/24 8:54

雲の付いたあたりからググっと急登が始まります。

9/24 9:20

急登の最初の部分。

9/24 10:44

最初のイワイワ

9/24 10:31

その少し上のロープ岩

9/24 10:28

上から見るとあまり感じませんが、最後の急場を上から

9/24 9:44

ここを登り切れば、

9/24 9:48

十阿弥陀。もう頂上山体の肩になります。

9/24 10:07

十阿弥陀と頂上の間にはちょっとイワイワがあります。

9/24 9:53

そして山頂

9/24 10:08

白馬三山と後立の稜線

9/24 9:53

鹿島槍から五竜の稜線と、立山から剱の稜線が重なっている。

9/24 9:55

頂上は多くの人で賑わってました。

9/24 10:11

紅葉はまだまだ

9/24 10:19

登ってきた尾根の右に戸隠山

9/24 10:19

陽だまり尾根のお散歩の雰囲気

9/24 10:47

妙高アゲイン

9/24 11:54

六弥勒まで戻ってきました

9/24 12:02

弥勒新道の出だしから黒姫山。雲が取れました。

9/24 12:06

飯縄山と牧場。こちらもクリア。

9/24 12:07

新道の最初は柔らかめの土で歩きやすい

9/24 12:24

陽だまりの尾根散歩その2

9/24 12:55

1596m手前の鞍部にある表示

9/24 13:23

この尾根、急なところは結構急です。

9/24 13:33

場所を勘違いしてましたが、ようやく着きました。

9/24 13:53

はい弥勒尾根の登山口に到着。かなり膝に来ています。

9/24 13:54

牧場です

9/24 14:09

観光客もたくさん

9/24 14:22

駐車場にはまだ車も多い

9/24 15:27

本日の〆は神告げ温泉の安兵衛そば

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

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感想

Hadge3

今シーズンの百高山は前回の大沢岳で打ち止め。どこか日帰りで行ける適当な山はないかと漁っていて、北信の高妻山を選出。ただ、東京から270kmのドライブ後に即登山してそのまま帰京は辛いので、戸隠高原の"ペンションあぜりあ"さんに前泊。お風呂が良くて、食事も美味しい贅沢な夜でした。

さて肝心の高妻山ですが、先ずは思ったより登山者が多いことにびっくり。さすが百名山。天気予報で、前後に晴れ日が無かったことも影響しているのかも。とにかく常に人の気配を感じる山。前回の大沢岳とは大違い。

往きに辿った大洞沢コースは半分沢登り。靴は濡らさないで済みますが、詰めは結構急です。避難小屋からは各ピークに仏様・菩薩様の名がついた稜線歩きが始まります。この10峰のアップダウンが高妻山をタフな山にしている理由でしょう。途中、2、5、8は登り出があります。今回は10峰を一つ一つ追っていきましたが、四普賢を見逃したのは痛恨の極み。ところで今回初めて仏（如来）と菩薩の違いやランクを知りました。

高妻山の詰めはそこそこきついです。十阿弥陀は高妻山の登り斜面のトップで、9峰登ってきた先のラスボス感あり。高妻山からの景色は、周囲のピークに雲が付いて今一でしたが、北アルプスも見え、ほぼ満足。

下りの弥勒新道は、笹原から樹林帯に至る尾根上のコースで、所々急な箇所もありますがやや単調。登りに大洞沢を選んだのは正解だったと思います。

今回の山行は戸隠の北の単独峰。戸隠山自体や周辺の神社など、時間があったら巡りたいところは多いですが、結果的にはすべてパスとなりました。また、たぶん登っていない火打山、恐らく登っただろうが不確かな妙高山など、周辺にも宿題があります。まぁ、来年以降ですかね。