各務原権現山(六所神社より) 〜 5歳児と2歳児がゆく


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 312m
- 下り
- 317m
コースタイム
天候 | うす曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所はありません。 きちんと整備されていて、地元の方々の努力と誠意を感じます。 |
写真
感想
こんなに権現山の山頂が遠いと思ったのは、初めてです・・・
通常の2.5倍以上の時間がかかったし。
予想していたより天気の回復が遅れ、
お昼近くなってやっとスタートできる状態。
朝ダラダラしてしまったせいか、何となくやる気をそがれた雰囲気に。
それでも忍者さん(5歳児)はいつものごとく歩き始めたものの、
ごんたさん(2歳児)はまったく登る気にならないみたい。
いつもな釣られるはずの、戦隊ごっこ作戦も、あめちゃん作戦も、
忍者さんの励ましも効果なし。
仕方なく階段状になった道を歩くも、すぐ止まって土いじり。
何とか尾根までは自力でたどり着いたものの、ごんたさんのペースは上がらず。
ちょっとイライラし始めた私に、だんださん(ベビキャリ担当)が、
「子どもに『登れ』って言っても無理無理。待ってやれば、そのうち自発的に登りだすはずや!」と。
そうなんだよね。
急ぐことも焦ることもないし、自分のペースで歩けばいいんだよね。
そもそも、山頂にたどり着くことが最終目的じゃない。
山には遊びに来てるんだもんね。
楽しい楽しい忍者修行なんだもんね〜♪
・・・というのは、理解していたはずなんだけど。
登山道わきの木に10回以上登って「かあちゃんみて〜」とドヤ顔をしたり、
土を丸めて「おだんごできた〜!」とおままごとを繰り返したり、
大き目の岩によじ登って「てやっ!」って忍者の真似したり。
ねえねえ、ごんたさん。前に進もうよ。
先を歩いていた忍者さんも、ごんたさんを迎えに来て励ますはずが、
ミイラ取りがミイラになって一緒になって「とうっ!!」って。
ねえねえ、忍者さん。山頂でラーメン食べないの?
そこでハタと気が付いた・・・
そっか、これは親の忍耐力を養う修行だったのか!!
それにしても、「待つ」って大変だ。
「急いで!」「○○しなさい!」って言うほうが、
親は楽で、ストレスがたまらない気がする。
でも、その分子どもにはストレスたまるのかもしれないな、
などとぼんやり考えたりして。
途中で眠くなったごんたさんは、結局ベビキャリで山頂へ。
忍者さんはいつものペースですたすた歩き始めました。
爆睡していたごんたさんは下りの途中で起き、再び歩いたり抱っこされたり。
今日は、普段の言動を振り返って反省しきりの山行でした。
子どもたちは一日外遊びで満足げだったので、これでよしとしようかな♪
コメント
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・・・子育ては親自身を育てなおす発見の旅なところはありますね。
ふと土砂降りの中、古津から神仏温泉までキノコを探して歩かされたことを思い出しました。
fuararunpuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
>子育ては親自身を育てなおす発見の旅
本当にそう思います。
子どもを育てているつもりが、子どもに育てられているというか・・・。
小さいと思っていたのに、いつの間にか「躍動」できるようになっていたんですね。
うちも土砂降りでも好きなことに熱中して歩き回る日が来るのかな。
ご家族のみなさんこんばんは!
あるある、そう考えちゃう事ってありますあります。
わが家もコースタイムが気になって、ふとred_karuの職場から最寄の御用達店・モンベルみなと店さんに、子連れのコースタイムを聞いた事あります。
店員さんにもちょうど2,3才位のお子さんがみえてて...コースタイムは3倍位は取られてるそうですよ。自由に気の済むまで好きなようにさせてるみたいです。
ごんたさんは興味を持って木登りや泥遊びをやってるので、行く行くはその遊びの先に何か良い事があるって結び付けれれば良いかなーと
fuararunpuさんが言われてるように、子育ては親自身を育てなおす発見の旅だと思います。ウチも今日は次男坊・ぽんさんが隊長で、わたしは付き人としてコキ使われました(笑)
red_karuさん、こんばんは!コメントありがとうございます!
なるほど!
子どもが一家の隊長だと考えれば、子連れの山行もガラリと見方が変わりますね。
「山」という固定概念にとらわれて、「ちゃんと登らなきゃ!」って思い込んでいたのかも・・・親の考える「ちゃんと」の枠に押し込めようとしていたのかも・・・。
子どもとじっくり過ごせるのも、この時期だけかもしれないし、
もっと楽しんでいきたいと思った次第です。
こんばんはhanachan1121さん。
バギの瞬間最高ですね(怪我無くて良かった)
親の感情の揺れ動きのコメントリアルで有りのままで、あったかいんだからぁ 感激です。
子育て 親育ち 子を放すなど色々なテーマ 山を通して これからも実践して下さい。
青空晴れ晴れの8080より
8080さん、こんばんは!
あったかいコメントありがとうございます!
こどもたちは、木が折れるまで、枯れ木に登っていたことに気が付いてませんでした。
親のほうは、「枯れ木だから途中で折れるかも」」という腹づもりでしたが。
大人の当たり前が子どもにとっては新発見だったりするんですね。
こうやって失敗して経験して、成長していくんですね。親も子も。
こんばんは。
最後の写真、たまらないです(*^^*)
あんな場所に入れちゃうなんて、
今だけですもんね。
私はせっかちなので、「早くう〜!」
と言ってしまったことは数えきれず。
よく見てると子供の視点は発見だらけで、
楽しんでくれてるから、まあ、いいかあ、
と最近は思うように。
子は親を育ててくれますもんね(-_^)
私もまだまだなので、修行しながら歩きます(^-^)/
con
conroyさん、こんにちは!
コメントありがとうございます!
最後の写真は、私もお気に入りの1枚です(親バカですいません・・・)。
切り株に入れたのは2歳児ごんたさんだけでした。
5歳児忍者さんは、切り株からちょこちょこ出入りするごんたさんをモグラたたき(笑)。
ほんと、今だけですね。
一緒に楽しめる時間を大事にしないと!
イライラしてたらもったいないです・・・と言いつつ、今朝も「早くして!」を連発。
成長のない母でした・・・ち〜ん・・・。
こんばんは!
いつも元気でカワイイ忍者さんとごんたさんの写真にほっこりしてます。
「待ってやれば、そのうち自発的に登りだすはず」って名言ですね!!
大人にも通用しそうです。
駆け回っているみなさんの写真、ステキです。
そして、切株にすっぽりはまっているごんたさんの写真、最高です♪
yascotさん、こんにちは!
コメントありがとうございます!
切り株やら木登りやら寄り道やら、子どもの特権かもしれないですね。
そのうち、子どものペースについていけなくなる日が来て、
「早くして〜!」って言われるのは親のほうかもしれません(笑)。
いつも楽しそうなレポートをありがとうございます。
今回もちびっ子たちがのびのびとしていて、なんだか見ているだけで楽しい気分になりました。
5歳と2歳で、もうこの距離を歩けるんですね!
北海道の山はまだまだスノーシュー無しでは登れないほど雪深いところが多いので、暖かな日射しを全身で受けている様子が羨ましいです!
いつか北海道以外の山にも行ってみたいです〜
コメントありがとうございます!
こちらはそろそろ桜が咲きそうな暖かさになってきました。
昔、クラブ合宿で羊蹄山の麓「ワイス」にいましたが、春なのに寒かった思い出があります。
そんな中、martyitoさんも楽しんでますね!
子どもがガッツリ身ぐるみして雪道歩く姿、たまりませんね〜^^
by.だんだ
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