【撤退】鋸岳(天気予報大ハズレで富士川源流の少し上まで!釜無川林道ピストン)


- GPS
- 10:45
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 4:03
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 6:38
天候 | 9/30:晴れ 10/1:暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(なのですが、現在、韮崎−須玉間が工事で対面通行、渋滞するため、東京方面からの場合韮崎ICで降りてしまうのが良いかと思います) その後は国道20号(甲州街道)→釜無川林道と進み、ゲート手前まで。 林道の入口は案内が出ていないのですが、大型トラックが頻繁に出入りする広い道が1本あるので、それを見つけられれば辿り着けると思います。 ■駐車場 ゲート手前の広場 約8〜10台程度 無料 縦列で停めるスタイルです。工事用トラックの邪魔にならないように気を付けて駐車しましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況(危険箇所など) [釜無川林道ゲート〜中川出合〜中川出合先ゲート] 緩く登る林道です。工事車両が行き交うため、事故に注意。 [中川出合先ゲート〜旧造林小屋] 橋などの崩落が5箇所あります。 肝になるのは、手前側から数えて2番目と4番目。 2番目の崩落は沢沿いに迂回した後、ロープを使って登る感じです。 4番目の崩落は高度感のある斜面トラバースとなります。4番目の崩落の先、壁の左手が林道ですが、途中で崩落しているため右手を進んだ方が楽だと思います。 [旧造林小屋〜富士川源流〜横岳峠] 富士川源流までは沢沿いに進みますが、若干荒れ気味で一部不明瞭です。進行方向や道迷いに注意。 「この先源流」の案内を過ぎると急登になりますが、道はしっかりしています。 |
その他周辺情報 | ■温泉 白州塩沢温泉 フォッサマグナの湯 9:30〜21:00(水曜休) 830円 https://www.hokuto-kanko.jp/guide/fossamaguna_onsen 内湯2、露天1、サウナ1。コンパクトながらも静かで良い雰囲気です。 |
写真
このゲートの意味わかりました。つまりここから先が林道の崩壊が始まるのです。ここまでは平常の道なんですね。しかし、前回5k地点で自転車をデポしたのは、そこからの登りがきついのです。(h)
これ、間違えて上に上がったんですよね!正面の左にとりつくんですが、ここが一番不安定な箇所です。(h)
*橋すべて流されており路もまた削り取られる自然の威力
前回、このようにする予定でしたが翌日の自信がなかったのかな。源流まで行きたかったけどやめたんです。
でも今日Joeさんと来られえてラッキー!(h)
*テラス下にテント張りて二人して食む夕に小雨振り出す
大変おいしくいただきましたよ。Joeさん料理の才が優れています。(h)
ウ、フフフ頂きました!(h)
*寝袋に入りて夜を過ごすやる風の音強くて穏やかならず
朝食は雑炊。鍋の残り汁へアルファ米を投入してお手軽仕上げです(笑)(joe)
チーズ味Goodでした。(h)
目覚めれば午前4時前小雨ふる闇の内なる朝を迎える
*ライト付け朝食すまし身支度も雨具を着つつ風音をきく
(joe)
ここから先はJoeさん頼りです(h)
*天気予報大いにはずれ気も重く暗闇にライトをかざす
目印探しで、きょろきょろでした!(h)
*ようように日の明けてきてライト消しゴーロの岩に路探す
私が言ったんではないですよ。見上げたら峠の曇り空が見えたから、行く気はありましたが、Joeさん風に吹かれたんですよ。それで素直に撤退に賛成して下ります。でも二人でパチリ!(h)
*突然に突き上げる風ありて身体運ばれ危険と出会う
*峠まであと少しとは思えども風の強さに降参をする
これ気づいてよかったです。でないとコーヒー飲めない。(h)
*引き返す勇気も時には身を守ることと思えば潔くする
*下り道水流れ出ているところありこれ富士川のはじめとなるか
*ようように小屋に戻れば息つきてコーヒー湧かすひととき優し(h)
感想
日本百高山のうち、気分的に鋸岳が喉に刺さる骨となっている。この山を登らないと先に進めないのだが、とても困難なのだ。第一に体力的なことです。年齢的に挑む山ではないように思るのだが、挑戦したいと思っていて、前回単独でログハウスまで行き、林道の崩落を確認したのだが、ありがたいことに、JOEさんが手を上げてくれたので、天気予報を見て、この日に決めた。実際には10月の7.8.9を予定したかったのだが、天気がわからないので、この土日は晴れなので、出かけることにしたのだが、実際には、大いに裏切られた。
1日目
土曜日はログハウスまで、順調に歩いて、足が攣る気配もあったが、漢方の36番で防いだ。
林道の崩壊部は6.5キロ表示から、。9.2キロ表示までの間の橋及び林道そのものが台風の影響で破壊されているのだ。二度目の歩きで気づく。ログハウスの位置は標高は1500mくらいの位置にあるようだ。
1日目はログハウスのテラスの下の板の間にテントを張る。雨がしのげる。
4時ごろかな単独の人が下ってきた。日帰りだという。上に5、6人のパーティがいると教えてくれた。
夜中に風の音に、心配にさんに食事はお任せしたら、おいしい雑炊を作ってくとても満足。以前、笊ヶ岳に行ったときに彼の食事を見ていて、その感性に内心驚いていたので、彼に任せたらおいしいものが食べられると思ったらその意通りになった。山の中で久しぶりにJoeさんと山のおしゃべりをした。百名山が大分煮詰まって来て、北海道の数坐を終えたら、槍と穂高でフィナーレを飾りたいという。百坐達成につきあえたら面白いけど、80を過ぎてしまいそう。目下のところ北海道の山が課題だという。楽しい話に夕食を終えて、8時前には就寝体制に入ったと思う。
2日目
午前4時前に起きたら雨模様であった。あらら、と思えた。昨夜の料理の残りにご飯を足してチーズ味のリゾット風にして朝食を楽しんだ。真っ暗中を出発する。赤布マークを探しつつ、下の沢に降りて、さらに沢をとらば―スして、奥の沢に入り、その沢の中を登るのだ。先頭はJoeさんで、後ろからついて歩く。しかしわかりづらいが、二人でいるから安心だ。樹林の中とゴーラの中を交互に歩く感じで、突然に「富士川源流この先」という表示に出合う。樹林帯に入り、「この登りキツですね」と言いながら、見上げると峠が見える地点まで登ってきが、「源流どこだろう?」と言うと、Joeさんがルートを見て、「越えていますね」という。二人で峠の窪みの上の空をみて、「もうすぐだ」と見上げていた時に、吹き上げてきた風にJoeさんが煽られて、よろっとした。
「樹林の中でこの風だから、稜線は危険ですよね。今回はここまでにしましょう」と提案してくれたので、私も異論はない。天気予報がまったく外れてしまった。次週なら3日取れる、とJoeさんが言ってくれたのを今週にと提案したのは自分なので、内心失敗したと思った。
3日なら間違いなく行けると思えるが、今回は天候に泣かされた。
下り始めて、左に3段になって水が流れ出ている箇所に気づいた。これが富士川の源流のようだ。水を汲み足して下山することに。写真を撮って、まずは、今回はここまでになった。
下り道は、明るくなったこともあり赤布がよく目についた。ログハウスに戻り休息していたら、上に板6人パーティが下ってきた。地元の山岳会のメンバーで、上の様子は想像した通りで、撤収してきたという。峠の手前にテントが4張ほど晴れる場所があるという。水さえ運べれば、そこで一泊できると楽そうだ。水の運び人がもう一人ほしい。
9時前に、彼らの後を追うように下山するが、彼らの姿は見えなかった。
ゲートを超えて車に戻る。帰りはJoeさんの提案で塩沢温泉に立ち寄る。そこで山梨のパーティにであった。
今回も目的が達成できなくて、もし山頂までいけても、その日に帰れるかは不安に思えたし、この山が私の百高山を拒んでいるようにも思えた。山も潮時かな、と下山の道で考えながら歩いていた。
その日家に帰ったのは午後7時で、足の攣りは起きていない。膝上の内ももの筋肉がい痛みがあるだけで、体調は良い。しかしいろいろ思案させられている。百高山をやったからと言って、自己満足に過ぎない。生き方の方向転換を図る時期か?と考えてしまう。難しい時期に差し掛かったと言える。60代の時に挑んでいたらやれただろうに。時期を失したかもしれない。そんあまことを考えながら温泉につかっていた。
でもJeoさんと再び楽しい登山ができてとてもうれしかった。何とかJoeさんのサポートを承けながら、この山は登りたいと思う。三度目の正直を期待するのと、体調が回復しているので、さらに弾みをつけたい。Joeさんとは経ヶ岳の撤退と笊が岳と今回の鋸と三度目だけど、ほんとにありがとう。
山思う気持ちはあれどこのままに有るべきや否や自問し歩く
喜寿を越え大病いくつ乗り超えて鋸岳に挑む意気よし
この山にもし至りなばそれだけで終わりにしても意義はあるかも
百の山挑み続ける気概ありただその気概もち残り生きたし
追加:今回2日目に6時間38分の行動時間は、心臓のカテーテル施術後歩いた最長時間となった。10時間行動できる時期がいつになるか。それが今のテーマでもあります。
hagureさんが鋸岳チャレンジしているレコを拝見したのが数ヶ月前。
自分もまだ未踏だったので、9月後半か10月くらいに行きましょう、ってことでセッティングしてみました。
土日とも晴れる予報になっていたので、テン場に荷物を置いて空身で往復すればまぁ何とかなるかなという計算でしたが、天気大荒れになってしまってそもそもムリって感じでしたね。
実際歩いてみて、もう1日行程に余裕を持たせれば無理なく行けそうな気もしました。
今年はもう難しいですが、またリベンジですね(笑)
お疲れ様でした!
コメント
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相変わらずのご活躍で何よりです。
勘違いかと思いますがカワラナデシコ→シナノナデシコですね。
念の為。
こんにちは。コメントありがとうございます。
無意識に書き損じておりました…失礼しました。
修正しました✏️
ログハウスでお会いした6人組の一人です。
こちらもリベンジを目指して頑張ります。
また山梨の山でお会いできることを楽しみにしています。
ガンバです!!
こんにちは!
先週はどうもお疲れ様でした。
天気予報が盛大に外れて、稜線上の荒れっぷりは相当だったかと思います。
ここは晴れが約束された日にリベンジできるといいですね!🙂
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