急坂登って善峯寺から京都を一望 正法寺は鳥獣の石庭


- GPS
- 04:36
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 381m
- 下り
- 413m
コースタイム
天候 | 雨が降ったり風が吹いたり少し晴れたり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
同じ路線のバスで十輪寺まで、バス停名は小塩 帰りは南春日町バス停から終点向日町駅まで。こちらも本数は少ない。 |
写真
感想
京都3日目は何となく京都駅周辺から小旅行気分を味わいたくて、西京区をせめてみた!
まず善峯寺と十輪寺を目指すが、京都市ではなく向日市という京都のとなりの市になるんかな?そこからバスに乗って山の方までいく。ポンポン山という山の登り口も近いらしい。
終点善峯寺でおりる。もろ、山だな。宿に預けたリュックの中に熊鈴を忘れるというドジをふんでしまった!仕方ない、いざとなったら持ってきたFMラジオを鳴らすべ。
参道を登っていくが、これがなかなかの急坂。しかし少し登ると京都が一望できるではないか!いい眺めだ〜
立派な山門を通り、だいたい順路の通りにみてまわる。龍が寝そべっているような、素晴らしい松がある。松食い虫にやられて2代目とのこと。
今は咲いてないが、紫陽花の時期は、紫陽花山みたいになるんだろうな。
順路のどこからも素晴らしい眺め。だいたい真ん中に見えるのが四明岳らしい。トレイルで行った先だな。京都タワーもちっさくみえる。
見どころ満載で2時間も滞在してしまった。十輪寺まで歩くつもりだったが、行きで見て淋しげな道であり、熊も出るようだったので、バスでひと駅。
十輪寺はなりひら寺とも言われるらしい。最初に説明してくれるのだが、半分くらいしかききとれず、テキトーにあいづちをうっていたら、人の言うこと何も聞いてないんだな、とキレられた。すんません。寺の人にそんな風に怒られるのは初めてのことで、傷ついた。
塩釜があって塩を焼いて紫の煙をだして合図にしたらしい。庭を見るとき寝そべって好きなだけみるといいらしい。少しさみしい感じのする寺だった。
大原野神社から勝持寺をみて、金蔵寺まで行って、山の中の道?を通って善峯寺に行くというルートもあったが、ひとりでは淋しすぎる様であり、今回は十輪寺から、ショートカットして大原野神社方面に抜けることにしたのだが、またその道が竹林の道で、何ともさみしい道だったんで、ラジオ鳴らしながらこわごわ通りましたて。
でも途中高速道路の下を通ったりはするのだ。
大原野神社の前に、正法寺という寺があり、何となくふらっと入ってみた。
石の寺とのこと。お庭に亀やら獅子やらゾウやペンギンまでいる!まぁ見立てているということだが。
三面千手観世音菩薩がご本尊。ここも見どころ満載で時間が足りないくらい。紫陽花や梅、桜などいろいろな花が咲くらしい。
大原野神社から花の寺と言われる勝持寺に向かう。
ここもなかなかの坂で、猿も出てきたりして、やっと辿り着く。瑠璃光殿の薬師如来像や、その胎内仏、日光月光菩薩に十二神将像は素晴らしかった。
庭には桜や楓の木がたくさんあるが、今の時期は花もなく紅葉もまだなので、ひっそりと淋しい。
少しバスの時間には早いが、南春日町バス停まで歩く。バス停で待っていると、車に乗ったお父さんが声をかけてきて、藤袴わかるか?ときくのだ。ん?
藤袴が咲いてるところがこの辺にあるということらしい。よそもんなのでわからないが、一応Googleマップで調べてみる。バス停のすぐ脇の細道から行けるらしい。ここからみたいよ、と教えてみると、あなたもよっていかはったら?的なことを言われた。京都弁がよくわからんので、あくまで、的な、ね。
2分で着くらしく、行ってみた。
フジバカマ園という名前がついていて、フジバカマばたけになっていた。見頃は少し過ぎていたのかも。小学生が作ったという案山子がいた。
道中のコスモスがいい感じだった。のどかなところだ。
お父さんにいいとこ教えてもらったな〜地元のひとしかわからん情報だろうな。
バスでまた向日町駅まで戻り、京都線で京都駅まで。駅でぐだぐだして時間を潰して、新幹線にのる。荷物が多いから、もうひと頑張りだな。
西山古道の地図なども手に入れたので、今度は熊鈴を忘れずに持って、また散策してみたい。
それにしても同じ京都か?と思うほど、人がいなかったが、あとひと月もすると紅葉でこの辺も混むのだろう。
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