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Yamareco

記録ID: 6029100
全員に公開
沢登り
中国山地西部

阿弥陀山 水内川支流 豆栃谷 池の草に到らず

2023年10月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:46
距離
7.6km
登り
643m
下り
626m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:47
休憩
0:00
合計
5:47
8:59
23
湯来ロッジ
9:22
9:22
186
豆栃谷入渓点
12:28
12:28
41
詰めの枝沢入口
13:09
13:09
13
稜線
13:22
13:22
51
822頂
14:13
14:13
33
豆栃谷林道
14:46
湯来ロッジ
天候 くもり後小雨
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯来ロッジ前の駐車場に駐車し、日入谷まで15分ほど歩き、豆栃谷わきの林道に入り、入渓。
コース状況/
危険箇所等
西阿弥陀山〜日入谷の登山道は、822頂〜760頂まで深い笹に覆われている。760頂からは笹が無くなるが、踏み跡、ピンテが少なく迷いやすい。ルートをはずして、豆栃集落跡のほうに降りてしまった。
その他周辺情報 湯来温泉。
豆栃谷にかかる橋から入渓する。小さな堰堤が二つ続く。
2023年10月08日 09:22撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 9:22
豆栃谷にかかる橋から入渓する。小さな堰堤が二つ続く。
この2mを越えると大きな堰堤があり、左岸より巻く。
2023年10月08日 09:27撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 9:27
この2mを越えると大きな堰堤があり、左岸より巻く。
何もない藪沢かと懸念していたが、岩が張った小滝の連瀑となり、結構良い渓相だ。
2023年10月08日 09:37撮影 by  503SH, SHARP
10/8 9:37
何もない藪沢かと懸念していたが、岩が張った小滝の連瀑となり、結構良い渓相だ。
渕の深い2mは右岸より巻く。
2023年10月08日 09:39撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 9:39
渕の深い2mは右岸より巻く。
斜滝の左岸は20mの岩壁。両岸は概ね杉の植林帯である。
2023年10月08日 09:42撮影 by  503SH, SHARP
10/8 9:42
斜滝の左岸は20mの岩壁。両岸は概ね杉の植林帯である。
この谷も植林の倒木が多い。
2023年10月08日 09:52撮影 by  503SH, SHARP
10/8 9:52
この谷も植林の倒木が多い。
右岸に豆栃集落の跡と思われる石垣が現れる。延々と続く石垣に昔の人の思いを感じる。
2023年10月08日 09:57撮影 by  503SH, SHARP
10/8 9:57
右岸に豆栃集落の跡と思われる石垣が現れる。延々と続く石垣に昔の人の思いを感じる。
豆栃集落付近は平流が長く続く。集落があったくらいだから当然か。
2023年10月08日 10:19撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 10:19
豆栃集落付近は平流が長く続く。集落があったくらいだから当然か。
平流が終わり、岸が立ってきた。
2023年10月08日 10:28撮影 by  503SH, SHARP
10/8 10:28
平流が終わり、岸が立ってきた。
渓相は良いのだが、絶望的に谷を埋めた倒木の3Dジャングルが始まった。これをかわしていくのは一苦労だ。
2023年10月08日 10:40撮影 by  503SH, SHARP
10/8 10:40
渓相は良いのだが、絶望的に谷を埋めた倒木の3Dジャングルが始まった。これをかわしていくのは一苦労だ。
やっと、倒木ジャングルが終わり、現れた2条2mは中央から登れる。
2023年10月08日 10:50撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 10:50
やっと、倒木ジャングルが終わり、現れた2条2mは中央から登れる。
3m斜滝。連瀑帯が始まったようだ。地図上では、谷が狭まってくる部分だ。
2023年10月08日 10:53撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 10:53
3m斜滝。連瀑帯が始まったようだ。地図上では、谷が狭まってくる部分だ。
壁に囲まれた5mは右岸から巻いた。
2023年10月08日 11:00撮影 by  503SH, SHARP
10/8 11:00
壁に囲まれた5mは右岸から巻いた。
釜の大きな2m。
2023年10月08日 11:06撮影 by  503SH, SHARP
10/8 11:06
釜の大きな2m。
末広がりの姿の良い15m。右の水流際から登る。フカ谷の大竜頭に似ている。
2023年10月08日 11:15撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 11:15
末広がりの姿の良い15m。右の水流際から登る。フカ谷の大竜頭に似ている。
5mは左岸の枝沢から巻いた。
2023年10月08日 11:19撮影 by  503SH, SHARP
10/8 11:19
5mは左岸の枝沢から巻いた。
巻きに使った左岸の枝沢の15m滝。
2023年10月08日 11:21撮影 by  503SH, SHARP
10/8 11:21
巻きに使った左岸の枝沢の15m滝。
中央に木がある5m。
2023年10月08日 11:23撮影 by  503SH, SHARP
10/8 11:23
中央に木がある5m。
7mは左岸から巻いた。
2023年10月08日 11:30撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 11:30
7mは左岸から巻いた。
石で埋まった段滝7m。
2023年10月08日 11:35撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 11:35
石で埋まった段滝7m。
3m。左岸から巻いたと思う。
2023年10月08日 11:39撮影 by  503SH, SHARP
10/8 11:39
3m。左岸から巻いたと思う。
きれいな2mトイ状。奥には15m大滝が見える絶景だ。
2023年10月08日 11:46撮影 by  503SH, SHARP
10/8 11:46
きれいな2mトイ状。奥には15m大滝が見える絶景だ。
15m大滝。左岸の岩壁から小さく巻けるが、高巻き中に手を置いた石が崩れるという初歩的ミスで右手薬指に裂傷を負ってしまった。高巻き後に止血処置をして遡行を続けた。
2023年10月08日 11:52撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 11:52
15m大滝。左岸の岩壁から小さく巻けるが、高巻き中に手を置いた石が崩れるという初歩的ミスで右手薬指に裂傷を負ってしまった。高巻き後に止血処置をして遡行を続けた。
2m。下山して手当を受けるにも、この谷を登りきらなければいけない。
2023年10月08日 12:15撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 12:15
2m。下山して手当を受けるにも、この谷を登りきらなければいけない。
阿弥陀が峯の池の平に突き上げるであろう右岸の枝沢を詰めた。植林帯で藪はなく、のぼりやすい。
2023年10月08日 12:28撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 12:28
阿弥陀が峯の池の平に突き上げるであろう右岸の枝沢を詰めた。植林帯で藪はなく、のぼりやすい。
稜線まじかだが、ルートをミスしたようで結局、池を見つけることができなかった。稜線に出てから林道経由で見つけようとしたが、雨が降ってきて断念した。
2023年10月08日 12:49撮影 by  503SH, SHARP
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10/8 12:49
稜線まじかだが、ルートをミスしたようで結局、池を見つけることができなかった。稜線に出てから林道経由で見つけようとしたが、雨が降ってきて断念した。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ

感想

阿弥陀山は、主峰以外は不遇な山だが、以前、日入谷から西阿弥陀山の西北尾根付近にあるという池の平を探訪したヤマレコの記録*を見て、豆栃谷を遡行して訪ねたら面白いのではないかと思った。阿弥陀が峯の池の草の蛇の池は、極楽寺の蛇の池とつながっていて大蛇が行き来していたという**。豆栃谷には、下流部に昔は豆栃(まめどち)という集落があり***、昭和30年代に離村したようだ。地形図で見ても、上流部には狭い部分があるものの平凡そうで、豆栃谷は何もない谷かもしれないという懸念があった。確かに、豆栃集落付近は平凡な流れが長く、その先は絶望的な植林の倒木ジャングルに悩まされたが、渓相そのものは意外と良く、上流部は大滝を含む連瀑帯があったのは発見であった。大滝の巻きで手にケガをしてしまったことや、雨が降り出したこともあり、結局、池の平を探訪することができなかった。豆栃谷をなめていたのかも知れない。色々と痛い山行となってしまった。
*https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2973801.html
**http://hunterslog.net/dragonology/ryujatan/chugoku/amidayama/01.html
***https://hanachann.net/edapage/sato5.html

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