【知床五湖・フレペの滝】遠征！冬の知床でスノーシュー

2015年03月16日(月) 〜 2015年03月17日(火)

• GPS: 34:00
• 距離: 5.4km
• 登り: 46m
• 下り: 57m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:160
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

8:50 知床五湖
10:00 10:00 三湖
11:30 知床五湖

編集方法がわからず、2日目に行ったフレペの滝は記入してませんが、
だいたい片道20〜30分くらいです。

天候

晴れてるけど曇りがち。気温高め。

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 飛行機

知床五湖はガイドがいないと入れません。
という事で、初のツアーに参加しました。
ウトロ地区のホテルであればガイドさんが車で迎えに来てくれます。
知床五湖への道はゲートが閉まっていて、ガイドなどの限られた人だけが開けられるそうです。
ちなみに、フレペの滝はガイドがいなくてもOKです。
知床自然センターまで車で行って、そこから歩きます。駐車場は無料。
自然センターにはお土産があります。トイレもすごく綺麗。

コース状況／危険箇所等

知床五湖はほぼ平坦なコースです。
フレペの滝は若干勾配があります。

数日前から暖かくなって、ちょうどヒグマが冬眠から覚めたタイミングでした。
コースとしては危険は全くありませんが、ここではとにかくヒグマが非常に大きな壁となっています。
本州の山ではあまり意識が薄いですが、動物の住みかに入り込むという感じです。
ガイドさんが仰っていましたが、熊鈴はつけない方が良いとの事。
ツアーでも鈴を付けている人がいたら外してもらうそう。
うるさ過ぎて動物の気配や物音が聞こえず危険との事です。
見通しの悪い所などの要所要所で声を出したり手を叩くと良いそうです(^^)

この日は暖かくて雪が締まっていてスノーシューが無くても良いくらいでしたが、
降雪の後などはスノーシューがないときつそうです。

その他周辺情報

【ホテル 北こぶし(宿泊)】
朝晩バイキングで、それもレベル高し！
温泉もかけ流しではないものの、しょっぱくていいお湯です。

【屈斜路湖ホテル(立ち寄り湯)】
女満別空港まで帰る際、遠回りして寄りました。
屈斜路湖のすぐそばに立っている施設でとにかく景色が綺麗！
目の前に屈斜路湖があって白鳥がたくさんいました。
お湯はかけ流しの単純泉で、内湯と露天が有ります。
露天からの景色もこれまた最高！
しかしホテルというより山小屋風で、露天も苔だらけ。。。
滑らないようご注意を。

写真

今回は飛行機で遠征！
飛行機から眺める山も良いですな〜。

女満別空港直前で突如白い山々が。

火口のようなものも見えます。

女満別空港に到着しました。
路上に雪がない〜！！

空港から歩いて3分程のレンタカー屋さんで車を借りました。車で雪煙を上げながら快走する夢は早くも消えました。。。

早くも北海道らしい景色。BGMはもちろん『北の国から』。超マッチします。

これも北海道ならではの景色。どこまでも真っ直ぐな道。こういう道、ずっと憧れでした。

このまま真っ直ぐ山まで続いてそう。。
関係ないですが、前の車のナンバーがうまい具合に隠れてます(笑)雪国は大変ですね…。

こんな看板がいくつかありました。意味は無さそうですが、なんだか可愛くてジワジワ来ます。

海に出ました！楽しみにしていた流氷はいずこ〜〜。海岸に打ち上げられてる残骸がほんの少しありました。

なんと熊に遭遇！冬眠明けたてのヒグマ親子です。この上にも小熊が一頭いました。

こちらに気付くと、上の方へ去って行きました。襲ってこなくてひとまず安心。小熊がウンショと登っています。かわいらしいですが近づきすぎは禁物です。

翌日、知床五湖ツアーに参加する為、準備をして朝ごはんをささっと食べました。7時50分にお迎えが来るという事でなかなか忙しいです。

知床五湖入口への道はゲートで閉ざされています。去年まではここから歩いたとか。今年から除雪して車で入れるようになったそうです。ありがたや〜。

途中の道でキタキツネに会いました！みんな車内からシャッターを切ります。かわいい〜。

エサをあげてしまうと、車＝エサを貰える と認識して車が来ると近寄って轢かれる…という悲しい結末になるそうです。可愛いけれどエサは厳禁！

でもかわいいなぁ〜(*´ω｀)

そして道路横の壁にはとにかくエゾシカがいっぱい。こちらに気付くとみんなにじーーーーっと見つめられます。

3/16 8:39

入口に到着！さっそくスノーシューを装着します。緩いとぬげます。歩いている途中、一回ぬげました(T_T)

3/16 8:49

ガイドさんから注意事項などの説明を聞いて出発！静かな林の中を練り歩きます。

これはキツツキのつついた後だそうです。すごい散らかしっぷり。。

これもキツツキ。穴と穴は繋がっています。頑張ったな〜。

3/16 9:54

木の中の水分が凍って破裂して出来た凍裂。最近は温暖化の影響か、新しい凍裂をあまり見なくなったそうです。

これは熊が木に登った際についた爪あと。とっても木登りが上手だそうなので、熊に出会ったとき木に登って逃げても意味ナシ。

途中のちょっとした坂で尻すべり大会(＾◇＾)
楽しい〜。レインウェアはよく滑ります。

リス発見！うぐ〜かわいい。

木から降りると走って行ってしまいました。めちゃ早い。

ふさふさで立派な尻尾。

3/16 10:17

リスが走った痕を見てみると・・・5本の指あとが！なんて可愛い足跡(*ノωノ)

これは何個目の湖か忘れてしまいましたが、知床連山がバックでとても綺麗です。

湖の上も歩けます。

ガイドさんがスノーシューの前爪で掘り始めました。

するとなんと水が沁み出してきます！よく沈まないな〜。

3/16 10:51

素敵な場所です。

3/16 10:43

今度はガイドさんが雪だるまを作り始めました。

なんと器用な！！

あっという間に2個目完成。粘土のようです。さすが北海道出身のガイドさん(＾◇＾)

3/16 11:01

そんなこんなで、海側に到着。この先は崖です。ここで引き返します。

最後に雄鹿に会えました。立派なツノ！恐れ入ります。

3/16 11:03

木道は夏のルートだそうです。

3/16 11:12

柵にはクマ対策で電流を流すそうです。

3/16 11:07

いやー楽しかったな〜。こういうゆるゆるハイキングも良いものですね(^^)

宿に帰る途中、またしてもヒグマに遭遇！昨日会った親子グマのようです。こんなに会えるのはなかなかラッキー(？)だとか。こちらを伺っているのかな。

この後民家の方へ向かって行きました。エサを探しているんですね…。

オホーツク海に日が沈む〜。

宿に戻ったら温泉入って夕ご飯。温泉の後のお酒は沁みる〜〜(#^.^#)

翌日はフレペの滝へ。ここはガイドさんが同行してなくてもOKです。

あそこに展望台があります。

だいたい片道20分くらいでしょうか。スノーシュー無しです。

ちょっと分かりにくいですが、画面右下のほうに細い滝が流れています。すごい崖。。

3/17 12:34

【おまけ】女満別空港へ戻る際に遠回りして屈斜路湖へ。屈斜路湖ホテルで立ち寄り湯に入りました。

湖畔のすぐそばで、ロケーションは最高！

露天風呂からもこの景色。山こそ登らなかったものの、大自然を満喫出来た旅でした〜。

撮影機器：

D7100 ニコン

感想

yamadeco

ヤマレコというより旅レコになってしまいました(;'∀')

溜まっていたマイルの期限が切れるという事で急きょ北海道へ。
流氷と大ワシを期待しましたが、連日の温かさで消えていました。

知床近辺の山は人があまり入っていないようで、素人が行くのもどうかと思ったので知床五湖ツアーに参加する事に。
ツアーというものは初めてだったので体力的に不安だったけれど、結構のんびりペースでひとまず安心。
3時間程度のツアーなので、景色を見ながらランチだのコーヒーだの…は出来ませんでしたが、まあしょうがない。
あんなところでランチを食べたらそれこそクマさんに出会いそうです。
ガイドの佐藤清光さんがとても楽しくて頼もしい方だったので良かったです(＾◇＾)
お世話になりました<(_ _)>

本州の山ではあまり動物がいるイメージが無いので、わんさか動物がいる知床がほんと新鮮でした。
さながらサファリパークのよう。
生身で入るのはちょい勇気が要ります。
動物に怯えながら足を踏み入れるという、初めての感覚でした。

知床、夏も行ってみたいな〜。
北海道は大雪山系も良さそうだし行きたいんだけど、なにせお金がかかる。。。

何はともあれ、もうすぐ登山シーズンだー。
座りっぱなしのなまった体を起こさないと。

コメント

伝右衛門

素晴らしい旅レコでした♪
　しばらくレコをお見かけしないと思っていたら北海道遠征されていたんですね♪しかも素晴らしい旅レコです＾＾
　熊やらキタキツネやらリスやら動物満載のレコですごく羨ましいです♪
　レコを拝見すると旅の楽しさがすごく伝わってきます。うーん羨ましい＾＾

　今後もこのようなわくわくするようなレコを楽しみにしてますね♪
　さて今夏はテント泊は予定されているんですか？♪よい山行を〜〜♪

yamadeco

Re: 素晴らしい旅レコでした♪
denemonさんこんにちわ!!コメントありがとうございます。
知床、楽しかったです〜。なかなか気軽に行けない所なのが残念ですが…

テント泊、もちろん予定しています
あの重ーい荷物が背負えるか不安が募りますが、徐々に慣らしていこうと思ってます。
denemonさんの槍に向けたテント泊慣らし山行のレコも楽しみにしています^^
結石とは驚きました。。が、コンスタントに山に向かわれているというのが更に驚きです
お気をつけて良い山行を〜(＾◇＾)