裏剱 仙人池
- GPS
- 16:32
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,492m
- 下り
- 2,483m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:29
天候 | 晴れ 曇 雨 時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
梯子谷乗越と仙人峠付近には雪が積もっていましたが、特に問題なく歩けました |
写真
感想
連休後半を使って裏剱に行ってきました。
連休直前に雪が降り、大丈夫かなと思いつつも装備をしっかりして行くことにしました。
初日の早朝はいい天気でしたが、すぐに高曇りになりました。始発の電気バスに乗って黒部ダムに行き、昨年も歩いたコースで黒部川沿いに歩きました。この辺は紅葉はまだまだでした。内蔵助谷出合からは上りに転じてぐいぐいと登りました。誰にも合うこともなく内蔵助平まで来るとようやく何人かの人とすれ違いました。この先の雪の状態などの情報をいただきながら進んでいきました。
アップダウンを繰り返して3時頃に仙人峠まで来ました。新雪の剱岳が素晴らしいです。紅葉も進んでおりとてもきれいでした。
この日の宿泊先は仙人池ヒュッテ。到着してすぐに仙人池に行き、無風で鏡面になった池に映る剱岳の姿を見ました。素晴らしいです。
受付で、今日の宿泊者を聞くと、自分以外はすべてキャンセルで、誰もいないとのことでした。最終営業日なのになんてさみしいことだ。おかげで、一番大きい部屋を独り占めすることができました。窓を見ると剱岳が大きく見えます。その晩は雨が一晩中降り続きました。
朝になっても雨は止むことなく、ぼーっと過ごし、昼頃雨が弱まったタイミングでヒュッテを出ました。そこから40分くらいで池の平小屋まで移動しました。
受付で他の宿泊者はいますかと聞くと、自分ひとりだけでほかは皆キャンセルしたということでした。どちらの小屋も最終営業日で、どちらも一人だけの宿泊客ということになりました。
スタッフの方に暖かく迎え入れていただき、一緒にお茶をしたり、夕食はスタッフの方と一緒に、豪勢な料理をいただくことができました。
翌朝、雨がやんでいる間に池まで散策に行き幻想的な景色を見ることができました。そして、小雨の降る中下山開始。そのうちに晴れ間も出たりしました。
思ったほどの増水もなく剣沢を渡り、内蔵助平で再び雨に振られました。
ここで、一人の男性とすれ違ったのですが、行き先を聞いて阿曽原小屋と答えられたので、途中で泊まるところはないですよと言ったのですが、そのまま進まれました。しばらくしてから、もしやここを下ノ廊下と勘違いして歩いているのではと思いました。それにしても川が見えなくなったら気付いて引き返すだろう、と思い直してゆっくりと歩きました。ですが一向に追いついてくる気配はなく、黒部ダムに到着しました。念のために阿曽原温泉小屋に電話しておきました。阿曽原温泉小屋のブログを見ると、その方は剣沢まで行かれて野宿して、翌朝助け出されたようでした。
今回の山行で、最奥と言われる裏剱であっても、黒部ダムや室堂からなら1日で行けることがわかりました。チャンスが有れば天気が良さそうな日に、ふらりと1泊の日程で言ってみたいと思いました。
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