飯縄山：最高の北アルプス眺望

2023年10月13日(金) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 10.7km
• 登り: 880m
• 下り: 876m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:11
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:52

5:36 中社ゲレンデ駐車場
5:40 5:40 戸隠神告げ温泉湯行館
5:50 5:51 西コース短絡路入口
6:24 6:38 萱ノ宮
7:43 8:10 飯縄山–南・西登山道分岐
8:17 8:30 飯縄山南峰
8:44 9:00 飯縄山
10:08 10:35 瑪瑙山
11:07 11:10 分岐
12:00 12:00 中社ゲレンデ駐車場
13:28 鏡池

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中社ゲレンデ駐車場。30台程度は可能。トイレ有。

コース状況／危険箇所等

良く整備された路で危険個所は特になかった。

その他周辺情報

神告げ温泉：中社ゲレンデ駐車場から直ぐで便利。700円。タオルを忘れたので，購入したら300円だった。食事も可能。
戸隠そば博物館：蕎麦打ちが経験できる施設だが，「とんくるりん」という食堂を併設している。比較的広いし，戸隠の中心からは少し離れているのでそれ程は混雑していない。山菜天婦羅がおいしかった。

写真

10/13 6:24

鳥居の向こうに萱の宮

10/13 7:02

木の間から戸隠山が見えた。奥には北アルプスも

10/13 7:06

白馬岳，五竜岳，鹿島槍ヶ岳などが一望

10/13 7:20

北アルプスの大パノラマ

10/13 7:21

戸隠の向こうに白馬岳が見える

10/13 7:21

槍が岳や穂高岳の山並み

10/13 7:22

幽かだが八ヶ岳も顔を見せている

10/13 7:23

霜がついた葉っぱが寒そう

10/13 7:30

マツムシソウ

10/13 7:41

鹿島槍ヶ岳の向こうに白い立山が覗く

10/13 7:45

南登山道との分岐に着くころには雲量が増えてきた

10/13 8:19

南峰で見た北アルプス

10/13 8:23

飯縄神社

10/13 8:21

神社の前から見た飯縄山

10/13 8:29

雲が取れて飯縄山がはっきりと見える

10/13 8:55

飯縄山頂には休むのに良い岩が散らばっている

10/13 8:49

山座盤

10/13 9:07

瑪瑙山に続く路が明瞭に見える。右手のこんもりしているのは高デッキ山

10/13 9:10

白馬岳から唐松岳にかけての眺望

10/13 9:31

飯縄山を振り返る

10/13 9:35

瑪瑙山に続く登山路が見える

10/13 9:39

立派なアザミ

10/13 10:08

瑪瑙山頂から飯縄山を望む

10/13 10:40

ギザギザした戸隠山の連なり。高妻山が隠れているのが残念

10/13 11:57

リンドウ

10/13 11:58

ウメバチソウ

10/13 11:59

駐車場に戻ってきた

10/13 13:25

鏡池から望む戸隠山

10/13 14:56

善光寺は大勢の人で賑わっていた

10/13 16:48

長野県立美術館では池田満寿夫の特別展を開催中

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

HIROkun

3時に起床。空は晴れ上がって，オリオン座が大きく輝いている。テントを撤収して，5時に戸隠キャンプ場を後にする。中社ゲレンデの駐車場には5時12分に到着。他には1台も居ない。気温は0℃で寒い。セーターに雨具も着こんで出発。
未舗装の林道を神告げ温泉，チビッコ忍者村の脇を通り過ぎて，南登山道入り口に。ここから登山路が始まるが幅の広い良く手入れされた路で快適に歩ける。樹々の隙間から瑪瑙山や怪無山がチラチラと覗いている。30分ほどで萱の宮に到着。鳥居の向こうに小さな祠がある。天気も良く，流石に暑くなってきたのでセーターと手袋を脱ぐ。
暫く進むと路が細くなり，登山路らしくなる。後ろを振り返ると戸隠山や北アルプスが見え始めた。更にもう少し上ると，白馬から五竜，鹿島槍，槍，穂高の峰々が連なった様が一望できる。南の方には遠くに八ヶ岳の峰々も見えている。ずっと眺めていたいような気がするが，頂上からの眺めも楽しみたい。霜の降りた道を辿って南登山道との分岐に着く。少し高くなった分，見え方も幾分変わっている。鹿島槍ヶ岳の向こうに立山も白い頭を覗かせている。ただ，少し雲の量が増えてきたようだ。
分岐からは10分足らずで南峰にある戸隠神社に着く。しっかりとしたコンクリ造りの囲いの中に祭られているが，周りには天狗に関する面や絵がかけられている。何らかの繋がりがあるのかな。この頃には，飯縄山も時折雲に隠れるようになってしまった。
更に10分ほどで山頂に到着。岩がゴロゴロとあって，腰を下ろすには都合が良い。残念ながら，霧で周囲が良く見えないが，時折，風に吹き払われて北アルプスがチラッと姿を現す。山座盤があったが，たまたま居合わせた地元の人が言うには，余りあてにならないよとのことだった。その人は山頂に着いたと思ったら，お地蔵さんに一礼して直ぐに下ってしまった。
綺麗に晴れ上がりそうには無かったので，あきらめて瑪瑙山に向かう。途中，少しずつ雲量が減ってきて瑪瑙山への路がくっきりと見える。その内，北アルプスや戸隠山も再び姿を拝めるようになった。振り返ると飯縄山が青空に浮かぶ白い雲の下にくっきりと立っていた。瑪瑙山頂からも飯縄山に至る登山路がはっきりと見通せた。山頂では20分余り周囲の景色を楽しんだが，その間に4パーティーほどが登って来た。人気のあるルートらしい。どうも隣接する怪無山まで戸隠スキー場のリフトが運行しているようだ。
山頂からはスキーゲレンデを下り，怪無山頂への路を分ける所から登山路に入り下って行く。水路沿いの路を辿り，再びゲレンデのような草原に出ると戸隠山や北アルプスを見ることができた。辿り着いた駐車場には，他に1台が停まっているだけだった。
車で1分の移動で神告げ温泉に着き，湯に浸かる。タイミングよく，誰も入っていなかったので，ゆったりと手足を伸ばして疲れをいやす。食事もできたのだが，こちらは少し混んでいたので我慢して，近くの展望スポットである鏡池に移動する。ここからは戸隠山が本当に間近に迫り，池に映る姿も雄々しいものがある。4年前に登った稜線を目で追うのも楽しい。又，違うルートで登ってみたいものだ。
その後，長野市に向かう途中にあるソバ博物館（とんくるりん）で遅い昼食を摂った後，善行寺観光。長野県立美術館で開催している池田満寿夫関連の展覧会も面白かった。
17時過ぎに長野市内を通過すると，予想外の渋滞だったが，18時には長野インターから上信越自動車道に入れた。その後，横川SAで夕食，仮眠をとった後，2時間余りのドライブで2時少し前に帰宅した。
3日間の旅の内で最も天気に恵まれて，眺望を堪能できた。できれば，山頂でも晴れてくれれば尚良かったのだが・・。それにしても，ついこの間まで，暑い暑いと言っていたのが嘘のように，涼しく（寒く）なってしまった。もう少し秋山を楽しみたいものだが。