白山チブリ尾根 紅葉散策

2023年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,206m
• 下り: 1,197m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 0:32
• 合計: 6:20

6:36 市ノ瀬
7:02 7:04 猿壁登山口
8:03 8:03 水飲場（別山市ノ瀬道）
8:40 8:48 白山展望所
9:48 10:10 チブリ尾根避難小屋
11:15 11:15 白山展望所
11:51 11:51 水飲場（別山市ノ瀬道）
12:34 12:34 猿壁登山口
12:56 市ノ瀬

天候

くもり　のち　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市ノ瀬ビジターセンター駐車場に駐めました。
夏場に見られたような激込みは無く、朝6時過ぎに到着した時点でも6割くらいしか埋まっていませんでしたわ。
下山時ではほぼ満車でしたが路駐は一切ありませんでした。

コース状況／危険箇所等

○コース状況
危険個所は無し。
部分的に倒木跡は見られますが、歩行の妨げとなっている事は無く的確に処理されております。

○水場 WATER💧
下の水場、上の水場、共に水量安定よ。

○紅葉状況🍁
猿壁〜上の水場辺りまでの紅葉はまだ緑色が主体ですわ。
(主にブナ、ナラ、カツラ、コシアブラなど)
もう一週間くらい先に見頃を迎えそうかしら。
オオカメノキやウルシの葉などは綺麗に色付いていました。

白山展望台〜チブリ尾根避難小屋までは紅葉最盛期を迎えていましたわ。
曲池の斜面も色付き抜群よ。
できる事なら紅葉🍁の曲池から幻の滝の区間も散策してみたいわ。

写真

市ノ瀬から望む六万山

紅葉が気になる六万山だけど。
やっぱり未だ早いみたい。

ダイモンジソウ

猿壁に向かう途中の山陰斜面で爆咲きMODEとなっていたわ。

霜

今シーズン初めて寒いと思ったら霜が降りていたわ。

綿毛舞うドロノキ

遠目には桜が開花した木に見えちゃって、暗い背景でも白く浮き上がる姿が印象的だった。

カワラハハコ

ヤマハハコと似てるけど、標高の低い沢沿いなどで見られ開花も9月から10月後半くらいといった感じで遅いの。

可愛いけどクマ注意！

この絵を描いた方のセンスに拍手だわ。

アキギリ

猿壁からチブリの森の中へIN。
ヒンヤリ感は消え半袖Tシャツに防寒テムレスで丁度いい塩梅よ。

森の中の清流

お気に入りのヒーリングスポットに到着。
せせらぎの響き渡る音色と小鳥のさえずりが心地良くてめっちゃ癒されんの。

アザミ

フレッシュな状態が多く見られ、蜂ブンブンたちのたまり場となっていたわ🐝。

射し込む朝陽

朝のハイライトショーの始まり。

ブナの落葉

上の水場でチ〜トばかり寛ぐ。

クチベニダケ

このキノコは可愛いから好きなの。

コマユミの実

花、実、葉っぱ、全てがホントに可愛い。

コマユミの紅葉

葉が全てビビットな紅に染まると衝撃的よ。

白山釈迦岳

錦秋の釈迦岳。
青空を背に陽の当たる天井壁と共に写るその姿が絵になるわ。

誘惑

これはヤバいわ〜。

キンキラキンよ。

マルバマンサク黄葉

見上げてもウットリ

白山展望台

今日の白山はクッキリよ。
先日降り積もった雪は消えちゃっていますが、これぞ秋山といった感じが出てて素敵デス。

曲池斜面は最高潮

曲池まで降りてみたい衝動に駆られる。
きっと素敵な世界となっているんやろな〜。

今日のHIT賞

やっぱ秋は良いね。
涼しいし。
見るもの全てが美しいし。

ハウチワカエデ＆ブナ黄葉

満開デス。
そして満点デス。

1750mPOINT

森を抜けたらダケカンバZONEよ。
ここに新たな標柱が設けられていたわ。

大長山 市ノ瀬 加賀大日山

今日の眺望は結構クリアー。
そちらの皆さまもこちらがよ〜く見えてると思うわ。

黄金色のダケカンバと草原

ここからの眺めは秋が一番ね。
赤兎山や大長山も山頂部の色付きが良い感じだわ。

別山登場

ここで「ババ〜ン！」って効果音が出るタイミングよ。
そして「オオ〜ッ！」と小声で発し、ジュワ〜っと感動に浸る時でもあんの。

爽快高原散歩

ハニーちゃんの大好きな場所よ。
青空の下で歩く彼女は浮かれ弾けるばかり。

チブリ小屋VICTORY

アップダウンが無くなり別山を望みながらのビクトリーとなった。

アクセントの紅

キリリと

先行するハニーちゃんはもう見えませんです。
どんだけウキウキやの。

池と大屛風槍

チブリ小屋CATCH

後ろの巨大な御舎利山や大屏風が迫りくる感じが出てて小屋が可愛く見える。

君は63℃ガールズ

ハニーちゃん曰く。
ウチの近所で若いカップルが手をつないで歩いていたんだけど、その彼女がこの63℃Tシャツを着ていたのにビックリしたわ。

錦秋の別山

今年も錦秋verが見れて満足マンゾク。
次は新雪verを見てみたい。

タカネマツムシソウ

ひゃ〜！可愛い〜っ！
私の為に一輪だけ咲いててくれた。

イワショウブ

こういったdryflower artっぽいのも好き。

三ノ峰 黄金ダケカンバ

さぁ下山いたします。
下りも色鮮やかな紅葉を楽しんでまいりマショー。

荒島岳 赤兎山 経ヶ岳 大長山

銀杏峰と部子山も揃う冬の主役の山並み。

白山釈迦岳

色鮮やかな樹々のフレームでパチリよ。
ウ〜ン 別山に負けてないカッコ良さ。

ミネカエデ

ダケカンバの黄色とミネカエデの黄色が競い合う。

ミネカエデとナナカマド

マルバマンサク黄葉と鱗雲

今晩には雨予報となっているので鱗雲の存在は当たっているのね。

ナナカマドのグラデーション

今シーズンの室堂周辺の紅葉はさっぱりだと聞いていたけど、チブリの樹林帯はそこそこイケてるわ。

ヤマウルシの紅

ヤマウルシの実

黄色いブナとカエデの共演

標高1700m辺りの紅葉＆黄葉が大変です。

ダケカンバとナナカマド

撮影に夢中の私。
歩きに夢中のハニーちゃん。
どんどん引き離される二人。

黄色いダケカンバのフレーム

ミネザクラの紅葉

春の残雪期に淡いピンクのお花で魅了させてくれるミネザクラが紅葉でも存在感をアピールよ。

ミネサクラの紅葉アーチ

気になる曲池斜面

めっちゃ良い感じなんやけどなぁ…。

白山展望台

今シーズンあと何回行けるかな？と指を折って可能性を探る。

ブナ林

2023 N子さん登場

見つけたわ。
この秋の初物でプリプリ。

白山釈迦岳＆白山主峰

コマユミ

ヤマアジサイ

カツラ巨樹の大輪

この巨樹に出逢うとチブリ劇場は終わり間近よ。

ドロノキ

光が当たるとホントに桜のように見えて綺麗だったわ。

試合終了

今日も楽しかった。
ハニーちゃんは夕方からもう一回白山に来てイベント参加するからテンション上がりっぱよ。

感想

K-Miller

皆さまこんにちは。
ご機嫌いかがかしら。

またまた待望の週末がやってまいりますた。
私の住む北陸痴呆は秋本番を迎えとても涼しい快適な毎日でございます。
しかしながらお天気はと言いますと、真夏時の様に晴れが安定して続かず周期的に晴天雨天を繰り返す様になってきました。
一雨ごとに冷え込んでゆく、そんな時節であります。
これからは休日の晴天がとても貴重となりますわね。

さてさて、そんな週末のお休みが晴れてくれる(明日の日曜日は雨よ)と言うので、ウチで猫とゴロゴロやってる場合じゃないわね。
朝からシャキっとして魅力いっぱいのお山へ繰り出しマショ。
んで、場所は何処にいたしましょうかしら？
「大雪山（たいせつざん）にしましょ」。
一度これを言ってみたかった。
言ってみたけどグ〜スカ眠っているハニーちゃんには通じなかった。。。
大体ね、朝起きて、さぁこれからお山へ繰り出しマショと言って行ける距離じゃないもんね。
ここで質問よ。
そこの鼻くそをほじってるアナタ。大雪山って何処にあるのか知ってる？
えっ？ボ、ぼく？。え〜と〜、その〜、確か上の方…だと思いましゅ。
なにそれ？。上の方？、つまり北って事？。まぁ見ようによっては上だけどね。
そうよ、その上の方にある北海道よ。
日本は狭い島国だと言いつつも、ほんでも星までの距離みたいに感じて遠いんだよ。
夢のまた夢だよ。大雪山ってお山はね。

本題に入りましょ。
今回はね秋の紅葉時には外せない白山チブリ尾根を楽しんじゃうわよ。
私たちは「白山人」ですから白山の素敵な場所を歩けたらそれで幸せなのよ。
ハクサンジン。いい響きだわ〜。ホントそれ誇りよね。
今日は相方のハニーちゃんもお休みデスから一緒にランランして歩いてみたいと思います。
ほんでもね、ハニーちゃんは夕方からも白山の一大イベントの参加が控えていますので時間の制約上ガッツリハイクは出来まシェンの。
今日の彼女はダブルヘッダーをこなす活躍ぶりでございます。
お昼頃には下山完了したいので目的地はチブリ尾根避難小屋までといたしますた。

で、歩いた感想ですが。。。
「チブリは裏切らない」。
秋の紅葉時のみならず、どのシーズンに訪れても感動させてもらえる素敵なコースでございます。
当日は霜が降りるウ〜さぶな朝でありましたが、良いお天気にも恵まれ稜線からの眺望も遠望が効く最高の景観が得られますたわ。
空気が澄んだ秋ならではの万能日和でございました。
お目当ての紅葉はって〜と、序盤の森は標高が低いのでデータ的にも未だ早いと理解していましたからガッカリ感もありません。WILDBODYにTOUCHするなどして再会を喜びましたわ。
ハイライトは水場を過ぎた辺りから。
ブナの葉は若干遅れ気味でしたけど、その他の広葉樹は「私が一番よ！」と言わんばかりの美しさを誇っていましたわ。
特にダケカンバの黄金仕様がマンモスブラボーでございますた。

高山帯の稜線や山肌を赤く彩る代表格のナナカマドは色んな条件が整わないと綺麗な紅葉にならないと言われ、今シーズンにしましても室堂周辺は散々だったと人様のレコで挙がっていました。
「今年の白山の紅葉はハズレなのかも…」と思いがちですが、当たりはずれがシビアな高山帯の紅葉に対して、樹林帯の紅葉はあまりハズレが無いように感じます。
森は水分が豊富だからでしょうか。
チブリ尾根も70点は貰えるくらい（一応合格よ）の出来栄えでございましたわ。

先にも触れましたが、次週は下部に展開する巨木群あたりが紅葉の見頃を迎えると思います。
運が良ければ白山展望台から雪をまとった純白の白山も得られるかもね。


おしまい。