熊野古道：大雲取越＋α
和歌山県
tazy
その他3人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,949m
- 下り
- 1,760m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:30
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:10
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
苔の石畳は少し滑りやすい。 |
写真
拍手
駐車場あり、トイレあり、東屋あり
とても清潔で好印象
この後、本隊メンバーを迎えに下山口（登山口）へ
3人ともメチャ笑顔♪
よっぽど楽しかったのでしょう：笑
辺りは甘い香りに包まれていました
幸せな気持ちで、初日を終えることができました
ん？東屋なし…
事前の調査情報と大分異なるぞ！？
草むらに腰を下ろしてお弁当タイム♪
小口自然の家で作ってもらった、めはり寿司
まだ時間的に余裕があるので、しばらく観光
感想
今回のメンバーは、女性2名＋男性2名＝全4名。
ターゲットは、熊野古道：大雲取越＆小雲取越（那智大社〜小口〜本宮大社）。
登山口と下山口が異なるため、当初は車2台で2班に分かれ、それぞれ逆方向を起点にスタートすることでアクセスの問題を解決する作戦でした。
しかし小雲取越の百間ぐら崩落により全線縦走が不可となり、車は2台→1台、歩行区間も大雲取越のみに絞る方向でプランを調整。
変更後の作戦は…
本隊3名（mokoさん、nokoさん、noritakeさん）
・初日、那智で分隊と別れて、大雲取越：那智大社〜小口のトレッキング。
・2日目、小口から車で本宮大社へ観光に。
分隊1名（tazy）
・初日、那智で本隊と別れて、車で小口へ先行。
午後は小口を起点に、小雲取越の部分的トレッキング（ピストン）。
・2日目、大雲取越：小口〜那智大社のトレッキング。
2日目の午後は、本隊が車で那智へ移動し、分隊と合流。
そして全員で那智の滝、速玉大社などを観光するプランです。
☆〜☆ 以下は分隊：tazyの行動 ☆〜☆
・初日
早朝、メンバーをピックアップしながら車で愛知→那智へ。
気の合う仲間と楽しく会話しながら、非常に気持ちの良いドライブでした♪
那智到着後は本隊3名と別れて、全員の宿泊装備を積んだまま車で小口へ先行。
本隊3名には最低限の荷物で、全長17�劼梁膠声莟曚魍擇靴鵑任發蕕い泙后Ь�
小口からは単独、小雲取越トレッキングを少しだけ体験。
径は苔で滑りやすい部分もあるけど、良く整備されていています。
時折現れる電柱も幹のごとく茶色に装飾され、世界遺産登録への苦慮が伺えました：笑
のんびりと写真を撮りながら桜茶屋跡まで歩き、大展望を前に余裕のランチタイム♪
人生初の熊野古道歩き…とても気持ちの良いデビューとなりました。
食後は来た径を、再び小口へ戻ります。
今夜の宿、小口自然の家にチェックインしたのは16時前。
時間的にも体力的にも余裕があるので、周辺散策することに。
自然の家は、廃校となった中学校を再利用した施設で、グラウンド横にキャンプ場も併設されています。
次回再挑戦する際はテン泊縦走も検討の余地アリ♪
お風呂も利用可なので、気持ちよくキャンプを楽しめることでしょう：笑
今回は川向こうの山桜がちょうど満開で、とても風流な空気を満喫できました。
そして夕刻、本隊3名が7時間超をかけて小口にゴール。
登山口（下山口）まで迎えに行くと、少しも疲労の色を見せずに全員が満面の笑み♪
口々に『素敵だった』『癒された』と、本当に楽しい徒歩の旅だったようです。
夕食では他の宿泊者さん達とも会話が弾み、食後は皆で夜桜＆星空観賞♪
贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
・2日目
朝7時、小口自然の家を出発。
本隊3名は、車で本宮大社へ観光に。
そして僕は、徒歩で大雲取越（那智大社）へ向かいます。
登山口は小口自然の家から歩いて5分。
序盤は薫る花々に出迎えられ、円座石と出会い、そして胴切坂へ。
霧の森、苔むす石畳…
悠久の時を思わせる幻想的な情景、まさにパーフェクト♪
しかし坂の斜度はきつく、時間にして約90分の急登に体温は急上昇！
とてもじゃないけどジャケットなんか着ていられません。
半袖のTシャツ1枚になっても、まだ汗がしたたり落ちる感じです。
それでも気を抜かず手を抜かず、峠を越えれば涼やかに吹き抜ける風が爽快感この上なし♪
石畳の古道は沢に並行するトレイルへと変化し、湧き出す清水も煌めくばかり。
昨日の本隊3人の笑顔の理由が良くわかりました：笑
様々な苔と新緑の織り成すハーモニーも、旅の期待感に拍車をかけます。
歩きはじめて3時間ほど経過すると、ワクワク感は継続しつつ空腹感もかなりのもの。
船見茶屋跡でランチを、と考えていたのですが…
現地に到着してみれば小さな看板で『船見峠』と記されるばかりで、ベンチも東屋も無し。
ここまで道中の『○○茶屋跡』は整備された東屋がセットになっていただけに、この侘しさは相当なショック！
それでも次の休憩ポイント（那智高原）までおなかが待ちきれず、叢に朽ちたベンチを見つけてランチを頂きます。
メニューは、この旅のお楽しみのひとつ、めはり寿司。
小口自然の家で用意してもらった、かわいいお弁当♪ たいへん美味しく頂きました：笑
ところが食後、歩きはじめて2分。
なんと先の『船見峠』とは別に『船見茶屋跡』の看板が…
ルートから1分ほど逸れた丘に、立派な東屋も鎮座まします。あれれ？
我が目を疑いつつも東屋に立てば、なんと眼下には熊野の山海を見わたすブッチギリの好展望が…！！
ああ、僕はここでランチにしたかった：汗
ちょっぴり複雑な想いを胸に懐きつつ、いよいよ古道も最終盤に突入！
那智高原まで下ると、スマホの電波も問題なく繋がるようになります。
ここで本宮大社観光中の本隊に連絡し、予定通り13時に那智大社で待ち合わせる旨を確認。
時間的にかなり余裕があるので、高原の空気と共に淹れ立ての珈琲を堪能しました：笑
そしてしばらく歩けば、青岸渡寺・那智大社へ到着。
大雲取越、約5時間の徒歩の旅も無事完了です♪
待ち合わせ時刻までは、のんびり観光。
神仏の社と言うより、観光地ナイズドされた趣は予想通り？
誤算だったのは、社に大挙する観光客に中ってしまった事でしょうか：汗
社を後に13時、本隊と合流。
ここからは全員で那智の滝、岩神神社、速玉大社を観光です。
mokoさんnokoさんの御朱印集めも滞りなく完遂♪
皆大満足の、楽しい旅の思い出となりました：笑
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人