雪と紅葉の西吾妻山
- GPS
- 05:47
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 894m
- 下り
- 872m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雪で泥濘 岩には積雪 |
その他周辺情報 | 扇島温泉玉の湯旅館の日帰り入浴 |
写真
感想
稲刈りの手伝いが一段落ついたので燧岳以来の山行へ
紅葉シーズン真っ盛りで選んだのが百名山の西吾妻山
てんくらはCでしたが天気は悪くなさそう
問題は風です
強風だとゴンドラが動かない可能性があるのでデコ平からの徒歩ルートも検討
果たして当日
天気は晴れですが雲多め
風は弱くゴンドラも通常通り8:30から稼働とのこと
迷うこと無く往復券を購入してゴンドラに乗り込みます
ゴンドラからの紅葉は見事の一言
これが今日の紅葉の見納めになるとはこのときは思ってもいませんでした
15分ほどの天空散歩で山頂駅に到着
辺り一面昨日からの積雪で真っ白でした
紅葉登山のつもりで来たのでこれにはびっくり
迷ったのですがガッツリ積もってるわけではなさそうです
とりあえず行けるとこまでと思い用意したアウターを全部着込んで登攀開始
最初はゲレンデをトラバース
振り返ると見えるはずの磐梯山もガスで隠れています
しかしゲレンデ脇の紅葉と白い雪のコントラストは白眉でした
登山口からは岩と泥濘と笹漕ぎの連続
笹が雪の重みでしなっており登山道を塞ぎます
足元グチャグチャ
上半身は笹で濡れるは
林間で景観は無い中1時間半
ようやく西大巓に到着です
予想通りガスで景観はゼロ
でも一瞬の晴れ間に霧氷が輝く景観は幻想的な美しさでした
ここまで慣れない雪山で結構消耗しており西吾妻山へ向かうか迷ったのですが
風は弱く気温もそれほど低くなかったので山行継続
お馴染みの稜線も見えませんが代わりに雪を被った草紅葉を堪能できました
避難小屋で昼食を取ったあと西吾妻山山頂へ
百名山の頂としては超地味でしたがここまで全く景観ゼロの山行だったので気になりません
天狗岩と梵天岩を周回して西大巓へ戻ります
すれ違いも数組の静かな稜線歩き
雪を踏む音も周りの静寂に吸い込まれていきます
これが雪山の魅力なのでしょうか
登り返しはキツかったのですが雪山の緊張感で緩和されました
西大巓からの眺望は相変わらずナシでしたが落胆することはありません
ここからの下りがハードモードでした
岩の上の雪でとにかく滑る
危ない場面も数回ありましたが転ばずに降りた自分を少し褒めてあげたいです
ゲレンデに着いたころには疲労困憊
ゴンドラを降りたときにスタッフのお姉ちゃんに心配されたくらいですから余程疲れた顔をしていたのでしょう
でも総じて楽しかったです
紅葉と雪山とを一度に体験できることはこの先そうそうはないでしょう
色づく磐梯山を扇島温泉玉の湯旅館の浴場から眺めて疲れを取りました
雪を踏み
見上げる空に
紅と黄と
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