ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6086783
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

糸魚川ジオパーク・小滝駅から岡コースで明星山往復

2023年10月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:41
距離
14.7km
登り
1,134m
下り
1,133m

コースタイム

日帰り
山行
4:56
休憩
0:45
合計
5:41
9:16
12
小滝駅
9:28
9:28
7
小滝郵便局
9:35
9:35
8
林道岡倉谷線分岐
9:43
9:43
60
岡ゲート
10:43
10:54
6
岡コース登山口
11:00
11:00
28
甘露の水
11:28
11:37
44
ヒスイ峡コース連絡路分岐
12:21
12:21
1
ヒスイ峡コース合流点
12:22
12:37
1
12:38
12:38
34
ヒスイ峡コース合流点
13:12
13:12
19
ヒスイ峡コース連絡路分岐
13:31
13:31
4
甘露の水
13:35
13:45
48
岡コース登山口
14:33
14:33
6
岡ゲート
14:39
14:39
6
林道岡倉谷線分岐
14:45
14:45
12
小滝郵便局
14:57
小滝駅
天候 晴れ後時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往復は、『北陸おでかけtabiwaパス』を利用。

<ゆき>
小杉649━659富山709━756泊817━ 846糸魚川854━915小滝

<かえり>
小滝1519━1545糸魚川1656━1729泊1731━1834小杉
コース状況/
危険箇所等
ヒスイ峡コース連絡路分岐から先、3回目渡渉点から頂上直下のヒスイ峡コース合流点までドロドロの劣悪なコンディション。車道歩きが長いけど、あんな酷い道を長々と歩くくらいなら車道歩きのほうがマシ!
その他周辺情報 糸魚川駅での乗り継ぎの待ち時間が長く、日本海展望台やジオステーション ジオパルに立ち寄った。
大糸線の車窓からみた明星山
2023年10月22日 09:14撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 9:14
大糸線の車窓からみた明星山
小滝駅を出発します
2023年10月22日 09:16撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 9:16
小滝駅を出発します
ヒスイ峡案内図
2023年10月22日 09:16撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 9:16
ヒスイ峡案内図
小滝駅入口から明星山
2023年10月22日 09:17撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 9:17
小滝駅入口から明星山
ビュンビュンとクルマが行き交う国道148号から県道483号に入ります
2023年10月22日 09:19撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 9:19
ビュンビュンとクルマが行き交う国道148号から県道483号に入ります
ヒスイ峡と明星山登山口は、こっち。
2023年10月22日 09:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 9:21
ヒスイ峡と明星山登山口は、こっち。
吊橋がありますが東電専用で、一般は立入禁止のようです。
2023年10月22日 09:25撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 9:25
吊橋がありますが東電専用で、一般は立入禁止のようです。
小滝郵便局
2023年10月22日 09:28撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 9:28
小滝郵便局
ポストがある交叉点で、右折します。
2023年10月22日 09:30撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 9:30
ポストがある交叉点で、右折します。
これから向かう明星山
2023年10月22日 09:31撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 9:31
これから向かう明星山
明星山登山口はこっち。頂上まで2時間40分だそうです。実際に頂上に着いたのは、2時間47分後(休憩20分込み)のことです。
2023年10月22日 09:35撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 9:35
明星山登山口はこっち。頂上まで2時間40分だそうです。実際に頂上に着いたのは、2時間47分後(休憩20分込み)のことです。
雨飾山方面がみえてきました
2023年10月22日 09:40撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 9:40
雨飾山方面がみえてきました
雪を頂いた新潟焼山がみえます
2023年10月22日 09:40撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 9:40
雪を頂いた新潟焼山がみえます
明星山山頂まで150分だそうです。実際に頂上に着いたのは、160分後(休憩20分込み)のことです。
2023年10月22日 09:42撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 9:42
明星山山頂まで150分だそうです。実際に頂上に着いたのは、160分後(休憩20分込み)のことです。
ここから一般車両通行止め
2023年10月22日 09:43撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 9:43
ここから一般車両通行止め
新潟焼山─雨飾山方面がスッキリとみえます
2023年10月22日 09:56撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 9:56
新潟焼山─雨飾山方面がスッキリとみえます
明星山の岩壁
2023年10月22日 09:57撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 9:57
明星山の岩壁
明星山。デカ過ぎて、今からアレに登ることに現実味がありません(苦笑)。
2023年10月22日 09:59撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 9:59
明星山。デカ過ぎて、今からアレに登ることに現実味がありません(苦笑)。
文字が消えてますが、辛うじて「明星山→」と読み取れました。
2023年10月22日 10:02撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 10:02
文字が消えてますが、辛うじて「明星山→」と読み取れました。
舗装区間が終わりました。この先は急カーヴや急坂などの難所のみの舗装となります。
2023年10月22日 10:04撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 10:04
舗装区間が終わりました。この先は急カーヴや急坂などの難所のみの舗装となります。
明星山の頂上部
2023年10月22日 10:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 10:21
明星山の頂上部
登山口に着きました
2023年10月22日 10:43撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 10:43
登山口に着きました
ここから登山道なので、登山靴に履き替えます。
2023年10月22日 10:54撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 10:54
ここから登山道なので、登山靴に履き替えます。
甘露の水。この先に渡渉が数回あるので、ワザワザここで汲む必要は無いのかも…。
2023年10月22日 11:00撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 11:00
甘露の水。この先に渡渉が数回あるので、ワザワザここで汲む必要は無いのかも…。
沢に下りて、渡渉します。
2023年10月22日 11:06撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 11:06
沢に下りて、渡渉します。
紅葉のなかの歩き
2023年10月22日 11:08撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 11:08
紅葉のなかの歩き
2回目の渡渉
2023年10月22日 11:24撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 11:24
2回目の渡渉
足場が設置されていますが、一部はすでに崩れてる…(汗)。
2023年10月22日 11:24撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 11:24
足場が設置されていますが、一部はすでに崩れてる…(汗)。
ヒスイ峡コースへの連絡路と、明星山頂上への直登コースの分岐に着きました。ここで休憩し、塩焼きそばを食べました。
2023年10月22日 11:28撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 11:28
ヒスイ峡コースへの連絡路と、明星山頂上への直登コースの分岐に着きました。ここで休憩し、塩焼きそばを食べました。
分岐からすぐに3回目の渡渉。この先から道の状態が極端に悪くなり、ドロドロの滑りやすいコンディションに…。
2023年10月22日 11:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 11:37
分岐からすぐに3回目の渡渉。この先から道の状態が極端に悪くなり、ドロドロの滑りやすいコンディションに…。
ヒスイ峡コースと合流しました
2023年10月22日 12:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 12:21
ヒスイ峡コースと合流しました
明星山頂上
2023年10月22日 12:22撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 12:22
明星山頂上
雨飾山方面
2023年10月22日 12:23撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 12:23
雨飾山方面
海谷山塊と鉾ヶ岳(左)
2023年10月22日 12:23撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 12:23
海谷山塊と鉾ヶ岳(左)
白馬乗鞍、小蓮華方面
2023年10月22日 12:24撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 12:24
白馬乗鞍、小蓮華方面
糸魚川市街と日本海
2023年10月22日 12:24撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 12:24
糸魚川市街と日本海
今回の山旅の出発地点の小滝駅方面。姫川や国道148号、大糸線がみえます。
2023年10月22日 12:24撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 12:24
今回の山旅の出発地点の小滝駅方面。姫川や国道148号、大糸線がみえます。
紅葉と新潟焼山─雨飾山方面
2023年10月22日 12:31撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 12:31
紅葉と新潟焼山─雨飾山方面
紅葉と高妻山─戸隠連峰方面
2023年10月22日 12:31撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 12:31
紅葉と高妻山─戸隠連峰方面
紅葉と朝日岳方面
2023年10月22日 12:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 12:32
紅葉と朝日岳方面
白馬のほうは雲がかかってます
2023年10月22日 12:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 12:32
白馬のほうは雲がかかってます
青海黒姫山
2023年10月22日 12:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 12:32
青海黒姫山
青海黒姫山と日本海と、その奥の能登半島。
2023年10月22日 12:33撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 12:33
青海黒姫山と日本海と、その奥の能登半島。
海谷山塊と麓の集落
2023年10月22日 12:34撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 12:34
海谷山塊と麓の集落
頂上を出発し、下山にかかります。
2023年10月22日 12:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 12:37
頂上を出発し、下山にかかります。
ヒスイ峡コースとの合流点で、ヒスイ峡コースを上って来た登山者と遭遇。
2023年10月22日 12:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 12:38
ヒスイ峡コースとの合流点で、ヒスイ峡コースを上って来た登山者と遭遇。
青海黒姫山
2023年10月22日 12:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 12:45
青海黒姫山
3回目の渡渉点。ようやくドロドロ道から解放されました。
2023年10月22日 13:11撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 13:11
3回目の渡渉点。ようやくドロドロ道から解放されました。
2回目の渡渉点。ヒスイ峡コース連絡路の分岐は見落としました…。
2023年10月22日 13:15撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 13:15
2回目の渡渉点。ヒスイ峡コース連絡路の分岐は見落としました…。
1回目の渡渉点
2023年10月22日 13:26撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 13:26
1回目の渡渉点
甘露の水
2023年10月22日 13:31撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 13:31
甘露の水
甘露の水から登山口までは、このような雑草多めの道。
2023年10月22日 13:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 13:32
甘露の水から登山口までは、このような雑草多めの道。
登山口に戻りました。ここから小滝駅までの下りは車道歩きです。
2023年10月22日 13:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 13:45
登山口に戻りました。ここから小滝駅までの下りは車道歩きです。
新潟焼山─雨飾山方面
2023年10月22日 13:47撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 13:47
新潟焼山─雨飾山方面
岡集落の林道ゲートまで戻りました
2023年10月22日 14:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 14:32
岡集落の林道ゲートまで戻りました
県道483号に出ました
2023年10月22日 14:43撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 14:43
県道483号に出ました
郵便局の屋根でこちらを誰何するサル
2023年10月22日 14:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 14:45
郵便局の屋根でこちらを誰何するサル
一匹だけではありませんでした
2023年10月22日 14:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 14:45
一匹だけではありませんでした
県道483号の橋を渡ります
2023年10月22日 14:49撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 14:49
県道483号の橋を渡ります
特産物販売所明星。営業期間外なのか、閉じてます。
2023年10月22日 14:51撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 14:51
特産物販売所明星。営業期間外なのか、閉じてます。
国道148号をクルマで走る時に見慣れた青看
2023年10月22日 14:52撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 14:52
国道148号をクルマで走る時に見慣れた青看
小滝駅に着きました
2023年10月22日 14:57撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/22 14:57
小滝駅に着きました
小滝駅のホームで単行を待ちます。明星山もみえます。
2023年10月22日 15:17撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/22 15:17
小滝駅のホームで単行を待ちます。明星山もみえます。
糸魚川駅隣接の『ジオパル』の明星山スライダー(笑)
2023年10月22日 16:20撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
10/22 16:20
糸魚川駅隣接の『ジオパル』の明星山スライダー(笑)

装備

個人装備
Tシャツ アームウォーマー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 携帯 タオル スパッツ サングラス シェラフ 携帯トイレ 折り畳み傘

感想

 JR西日本が提供するアプリ『tabiwa』の企画チケット『北陸おでかけtabiwaパス』を使って、大糸線の沿線の奇峰・明星山に行ってきた。
 最寄り駅となる小滝駅はこれまで私は一度も乗降車したことはないけど、小滝駅には思い出がある。まだ娘のポッポが3歳の時にクルマで霧ヶ峰(正確には、八子ヶ峰)に旅行に行った帰りに国道148号を走ったら、カーヴだらけの道にポッポが酷く車酔いしてしまい、クルマでそのままでの帰宅を断念。ポッポと付き添いの弟子(妻)を小滝駅で降ろし、2人はJRを使って富山まで帰ることになった。私はクルマで富山駅まで先回りして、在来線特急の『はくたか』で弟子とポッポが到着するのを待った。そんな因縁の場所である小滝駅、その後も何回かトイレに立ち寄った記憶があったけど、9:15に降り立った今の小滝駅にはトイレが無い! 今の大糸線は全車両にトイレが付いてるから、駅にはトイレは要らないってことか…(『Wikipedia 』によると、2019年からトイレは使用停止だったとのこと)。
 クルマがビュンビュン通る国道148号の歩きは怖かったけど、それも長くは続かず、ヒスイ峡への県道に入ると途端にクルマ通りはほぼ無くなった。小滝郵便局のすぐ先で、明星山登山口の標識が示すほうに右折し、岡集落を目指す。今回の山旅は、小滝駅から岡コース経由で明星山頂上を往復したけど、ホントはヒスイ峡コースに下りたかった。しかし、ヒスイ峡に下りたら、小滝駅15:19発の単行には間に合わないので、ピストンせざるを得なかった…。岡集落に着くと、明星山山頂まで150分との標識が…。2時間半か。このとおり歩けるか心配になるけど、歩けないと小滝駅15:19発の単行には間に合わない…。岡集落から登山口までの林道は岡区長の許可が無いとクルマは通れない。したがってクルマどおりは皆無で、クルマを全く気にせずに歩けるけど、クマによる獣害が酷い昨今なので、クマ鈴を装着。林道は途中で舗装が無くなった。キャタピラの跡が付いてるのでメンテは入ってることは分かるものの、雑草がそれなりに伸びてたり路面を水が流れてたり…で、車道歩きだからジョギングシューズで来てたけど、舗装が無くなったところで登山靴に履き替えとくべきだった…。
 10:43に、登山口に到着。岡集落のクルマ止めゲートから1時間かかった。ここでジョギングシューズから登山靴に履き替え。草露で濡れたジョギングシューズは、登山口にデポし、天日干し(苦笑)。登山口からしばらくは雑草が煩い道の歩き。路面も踏み方が足りないようで、不安定。NHK総合テレビの番組『ブラタモリ』で糸魚川が紹介された回で、糸静線の影響で地滑り地帯が多いという話も出てたので、もしかしたらこの不安定な道の区間は、プチ地滑りの影響でこうなった??? 少しすると、甘露の水という水場に到着。時節柄大量の水分を必要としないので汲まなかったけど、この先に渡渉が何度かあるので、ワザワザここで汲まなくても大丈夫かも。甘露の水から少し上るとやがてトラヴァース気味に沢に下り、1回目の渡渉。ここで渉って小尾根の上を歩くようになるとようやく道のコンディションが安定し、歩き易くなる。やがて右側も左側も沢の流れとなり、いったいどうするんだ?…と道の行き先に不安を覚え出す頃に、左側の沢に下りて、2回目の渡渉。ここは間違って沢沿いに行きそうになるかもしれないけど、左側にロープと足場があるので、見落とさないように! ここを過ぎると、ひと上りで明星山直登コースとヒスイ峡コース連絡路の分岐に11:28に出たので休憩を入れ、塩焼きそばを喰った。
 分岐から直登コースに入る。分岐から1分もしないうちに3回目の渡渉。この渡渉点から先、登山道の状態が悪いほうに変わり、ドロドロで滑りやすい。滑らないようにあちこちにロープが垂らされ、上りでは用は無かったけど、下りではロープを使わずにはスリップせずの下山は泥用アイゼンでも履いてないと無理だろう。こんな道を歩く物好きは自分だけと思ってたら、ソロのかたとすれ違う。まさか、ほかに登山者が居るとは! そうと分かってたら、登山口でジョギングシューズの天日干しはしなかったのに…(苦笑)。下りの苦労が思いやられる劣悪な急登と奮闘してると、ヒスイ峡コースと合流。ここから先はほぼ平坦な道となり、1分で明星山頂上に到着。時刻は、12:22。頂上では中高年男女の大所帯パーティーが休憩中で、にぎやか。頂上からは雨飾山から海谷山塊、新潟焼山、糸魚川の市街地、青海黒姫山、朝日岳から白馬乗鞍にかけての北アの峰々がよくみえた。標高の高い山(概ね1,500 m以上)はみんな雪が積もってるよう。峰々の雪に、紅葉がよく映える。
 大所帯パーティーが出発した時に入れ違えで女性ソロが到着。せっかくの展望だからもっと長居したかったけど、帰りの時間が決まってるため、頂上には15分居て下山開始。ヒスイ峡コース合流点まで下ると、ヒスイ峡コースから登ってくる登山者が居て、こっちの下山に気付き「ここで休憩するんで、先に通ってください」と声をかけられたけど、「そっちには行かないので、大丈夫です。ほんのその先が頂上ですよ」と返事した。ちゃんと休憩取らずに頂上まで行っただろうか? 上りの時も滑って苦労した岡コース、心配してたとおり滑る滑る…。すぐに中高年大所帯パーティーに追いついたけど、彼ら/彼女たちがド派手に滑った後を歩くので、さらに滑りやすい(苦笑)。直に追いついたけど、先に行かせてもらえてよかった。たぶん、登山口に天日干ししてるジョギングシューズを大いに不審がられるだろうから…(苦笑)。滑りやすい道は3回目の渡渉点までで、その先は1回目の渡渉点までは歩きやすい。1回目の渡渉点から甘露の水にかけてはトラヴァースの不安定な道のため、違った意味で神経を使う。雑草が多めの踏み固めが甘い道区間に入ると、天日干ししてたジョギングシューズが視界に入って来て、岡コースの登山口に到着。時刻は13:35で、上りと同じく1時間半を要したとしても、15:19の単行には間に合う。ジョギングシューズを回収し、頂上で食べそびれたナポリタンをここで食す。
 13:45に登山口を出発し、小滝駅まで林道を下る。特にシューズの履き替えはせずに登山靴のまま小滝駅まで歩き通した。サルの軍団に屋根を占拠された小滝郵便局の前を通って国道148号に出て、トラックに追い立てられるかのようにして、14:57に小滝駅前に転がり込んだ。予定どおり15:19発の単行に乗車し、家路に就いた。
 明星山に登るひとの多くはヒスイ峡コースの往復だろうけど、私も出来れば岡コース→頂上→ヒスイ峡コースの周遊をしてみたかった。今回歩いた岡コースのドロドロの酷さから見ると、周遊は岡コース→頂上→ヒスイ峡コースしかあり得ない、と思ってる(苦笑)。コースの半分が車道歩きで面白味が無いって言うひとも居るかもしれないけど、半分が車道歩きだからこそ、あのドロドロ区間が1時間弱で済んでるともいえる。車道歩きが無くて全部登山道であのコンディションだとしたら、歩きたくないなぁ~(苦笑)。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:170人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら