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Yamareco

記録ID: 6087684
全員に公開
沢登り
中国山地西部

阿弥陀山 水内川支流 明市谷から池の草

2023年10月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:50
距離
6.9km
登り
839m
下り
835m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
0:20
合計
6:52
9:12
24
中田橋南詰
9:36
9:36
141
明市谷堰堤
11:57
12:07
45
二俣
12:52
12:52
36
奥二俣
13:28
13:28
51
西阿弥陀山北稜線
14:19
14:29
7
池の草
14:36
14:36
26
760頂
15:02
15:02
32
中倉分れ
15:34
15:34
30
中倉集落跡
16:04
中田橋南詰
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道488号線で田布を過ぎ、水内川にかかる中田橋を渡って、廃車置き場を過ぎて中倉集落跡に続く林道入口にコンクリ敷の駐車場がある(2台)。
コース状況/
危険箇所等
西阿弥陀山907mから日入谷への登山道は、760頂までは深い笹に覆われているので赤テープが頼りになる。760頂からは笹がなく歩きやすい。650m付近は尾根が広く、降りる方向を迷いやすいが、北西方向の急坂をおりる。日入谷・中倉分岐から中倉方向へは、最初は明瞭だが、中倉集落跡に入ってから道が不明となる。
その他周辺情報 湯来温泉。石が谷峡入口に郷土料理もみじ。
明市谷の開放型堰堤をくぐって入渓する。最初、中田橋から堰堤作業道への取りつきが良くわからず、うろうろしてしまった。
2023年10月22日 09:36撮影 by  503SH, SHARP
10/22 9:36
明市谷の開放型堰堤をくぐって入渓する。最初、中田橋から堰堤作業道への取りつきが良くわからず、うろうろしてしまった。
2m。明市谷の下流部は、開けた谷で、ゴーロが多い。
2023年10月22日 10:01撮影 by  503SH, SHARP
1
10/22 10:01
2m。明市谷の下流部は、開けた谷で、ゴーロが多い。
3m。全体的に土砂が少し沈殿していた。雨が少なかったせいか。
2023年10月22日 10:13撮影 by  503SH, SHARP
10/22 10:13
3m。全体的に土砂が少し沈殿していた。雨が少なかったせいか。
3m。両岸は、植林帯だが、渓畔林もあるので、北向きの谷にもかかわらず結構、明るい。
2023年10月22日 10:23撮影 by  503SH, SHARP
10/22 10:23
3m。両岸は、植林帯だが、渓畔林もあるので、北向きの谷にもかかわらず結構、明るい。
7mと上部4mの連瀑。岩は黒っぽい。上の4mは倒木でだいなしだ。右から巻いた。
2023年10月22日 10:40撮影 by  503SH, SHARP
10/22 10:40
7mと上部4mの連瀑。岩は黒っぽい。上の4mは倒木でだいなしだ。右から巻いた。
岩で埋まった3m。
2023年10月22日 10:49撮影 by  503SH, SHARP
10/22 10:49
岩で埋まった3m。
2段7m。水際を登れる。
2023年10月22日 10:56撮影 by  503SH, SHARP
10/22 10:56
2段7m。水際を登れる。
格好の良い大滝8mが現れた。左の大岩を高巻く。
2023年10月22日 11:05撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:05
格好の良い大滝8mが現れた。左の大岩を高巻く。
傾斜が増し、ゴーロが突き上げている。始まりは3m。
2023年10月22日 11:13撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:13
傾斜が増し、ゴーロが突き上げている。始まりは3m。
左岸に20mの岩壁は見ごたえがある。
2023年10月22日 11:19撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:19
左岸に20mの岩壁は見ごたえがある。
3m+5m。
2023年10月22日 11:26撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:26
3m+5m。
6mは、シャワークライムで。
2023年10月22日 11:28撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:28
6mは、シャワークライムで。
10mの斜滝。水線左から。
2023年10月22日 11:34撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:34
10mの斜滝。水線左から。
谷沿いに、この白い小さな花が多く見られた。
2023年10月22日 11:38撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:38
谷沿いに、この白い小さな花が多く見られた。
2段4m。右から巻いたような気がする。
2023年10月22日 11:40撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:40
2段4m。右から巻いたような気がする。
二俣は両門の滝で出会い、迫力満点だ。
2023年10月22日 11:57撮影 by  503SH, SHARP
10/22 11:57
二俣は両門の滝で出会い、迫力満点だ。
左俣の10m滝は、奥の黒々した絶壁に囲まれて不気味だ。
2023年10月22日 12:00撮影 by  503SH, SHARP
10/22 12:00
左俣の10m滝は、奥の黒々した絶壁に囲まれて不気味だ。
これから登る右俣の20m段滝。下段は右のクラック沿いに登り、左へ横断して、少しだけ巻き、上段は水流際を登った。
2023年10月22日 12:06撮影 by  503SH, SHARP
10/22 12:06
これから登る右俣の20m段滝。下段は右のクラック沿いに登り、左へ横断して、少しだけ巻き、上段は水流際を登った。
いい雰囲気の苔むしたゴーロの谷になった。2m。
2023年10月22日 12:16撮影 by  503SH, SHARP
10/22 12:16
いい雰囲気の苔むしたゴーロの谷になった。2m。
右岸尾根は自然林となり、気持ちが良い。少し、黄葉が始まっている。
2023年10月22日 12:20撮影 by  503SH, SHARP
10/22 12:20
右岸尾根は自然林となり、気持ちが良い。少し、黄葉が始まっている。
右岸に10mの巨石、予想以上に岩の多い谷だった。
2023年10月22日 12:26撮影 by  503SH, SHARP
10/22 12:26
右岸に10mの巨石、予想以上に岩の多い谷だった。
7mは落ち葉を落としながら、右の端を登ったと思う。
2023年10月22日 12:28撮影 by  503SH, SHARP
1
10/22 12:28
7mは落ち葉を落としながら、右の端を登ったと思う。
源頭が近づき、傾斜が緩む。思ったより、良い雰囲気の谷だった。
2023年10月22日 12:45撮影 by  503SH, SHARP
10/22 12:45
源頭が近づき、傾斜が緩む。思ったより、良い雰囲気の谷だった。
奥の二俣は右俣に入り、西阿弥陀峰の北稜線を目指す。二俣には5本に分岐した巨木があった。下のほうでも、9本に分岐した巨木があったが、どうしてこうなるのだろう。
2023年10月22日 12:52撮影 by  503SH, SHARP
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10/22 12:52
奥の二俣は右俣に入り、西阿弥陀峰の北稜線を目指す。二俣には5本に分岐した巨木があった。下のほうでも、9本に分岐した巨木があったが、どうしてこうなるのだろう。
稜線までは、笹も無く歩きやすいが、稜線上は深い笹藪で、道を求めてさまよった。
2023年10月22日 13:10撮影 by  503SH, SHARP
10/22 13:10
稜線までは、笹も無く歩きやすいが、稜線上は深い笹藪で、道を求めてさまよった。
稜線を西に、豆栃谷の枝谷に降り、前回、見つけられなかった池の草を目指す。途中で可愛い花が咲いていた。
2023年10月22日 13:56撮影 by  503SH, SHARP
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10/22 13:56
稜線を西に、豆栃谷の枝谷に降り、前回、見つけられなかった池の草を目指す。途中で可愛い花が咲いていた。
この枝谷を詰めて、草の池の落ち口に出ることができた。
2023年10月22日 14:06撮影 by  503SH, SHARP
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10/22 14:06
この枝谷を詰めて、草の池の落ち口に出ることができた。
草の池は、思ったより小さかった。直径10mくらいだろうか。オニヤンマが飛んでいた。ここから北西方向に廃林道を辿り、途中で登山道に移った。
2023年10月22日 14:19撮影 by  503SH, SHARP
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10/22 14:19
草の池は、思ったより小さかった。直径10mくらいだろうか。オニヤンマが飛んでいた。ここから北西方向に廃林道を辿り、途中で登山道に移った。
760ピークまでは、笹藪が深い。
2023年10月22日 14:33撮影 by  503SH, SHARP
10/22 14:33
760ピークまでは、笹藪が深い。
日入谷への登山道を、中倉分かれで、中倉集落跡に降りる。
2023年10月22日 15:02撮影 by  503SH, SHARP
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10/22 15:02
日入谷への登山道を、中倉分かれで、中倉集落跡に降りる。
途中までは明瞭だったが、この集落跡で道を失って、石垣を避けて、さまようことに。
2023年10月22日 15:34撮影 by  503SH, SHARP
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10/22 15:34
途中までは明瞭だったが、この集落跡で道を失って、石垣を避けて、さまようことに。
集落跡の一番下にお堂があった。中倉の元住人の方が手入れされているようだ。なお、林道の上の方には、もっと立派な百足を祀った神社があるらしい。中倉谷沿いに降りてきたので、見れなかった。
2023年10月22日 15:56撮影 by  503SH, SHARP
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10/22 15:56
集落跡の一番下にお堂があった。中倉の元住人の方が手入れされているようだ。なお、林道の上の方には、もっと立派な百足を祀った神社があるらしい。中倉谷沿いに降りてきたので、見れなかった。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ

感想

阿弥陀山北面の明市谷は、地図上では最初は開けた谷だが、高度をどんどん上げているあたり、何かあるのではと期待された。Yahooマップの航空写真で見ると中倉集落跡の手前から堰堤への取りつき道が延びているようだ。ところが、現地に行ってみると、この取りつきが分かりにくく、少し彷徨ってしまったが、駐車地から、少し藪を漕いで登って道に出ることができた。明市谷の下流は地図通りの開けた谷にゴーロが続いたが、中流以後に傾斜が強まると、岩が立って、良い感じの中に大滝を含む滝が続くようになった。二俣には両門の滝をかけ、迫力があった。上部は、苔むした谷が終わると、素敵な自然林の源頭部となって、思った以上に良い谷だった。詰めは、西阿弥陀山(点名池の草)の北稜線を越えて、前回遡行した豆栃谷の枝谷にもう一度下り、発見できなかった阿弥陀が峯の池の草の池を目指した。今回は、もみじさんのレコ*を見て、ピンポイントで位置を確認したので、谷を詰めて、うまく池の落ち口に到達することができた。草の池は、思ったより小さかったが、秋の空を映して静かだった。下りは、中倉への分岐を取ったが、途中の中倉集落跡で道を失い、何段も続く石垣を避けてさまようことになってしまった。これは、以前の日室や白井集落跡でも経験していることで、どういう風に道がついていたのだろうと思う。中倉の集落は30戸程もあったが昭和40年代初頭に離村したようだ**。なお、明市谷の名称は、広島市佐伯区役所農林建設部「佐伯区管内図」によった。「あけいち」と読むのだろうか。明市谷にも文礼初年まで集落があったとされる***。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3543637.html
**http://www.cf.city.hiroshima.jp/yukinishi-k/bunkazaitoppage/bunka/5.html
***https://www.com-net2.city.hiroshima.jp/sagotani/%E4%BC%9D%E6%89%BF%E3%82%84%E6%B0%91%E8%A9%B1%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%82%8B%E7%94%BA%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2/%E5%8F%B2%E8%B7%A1%E3%83%BB%E6%B0%91%E8%A9%B1%E3%81%AE%E9%87%8C%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A%E7%B4%80%E8%A1%8C/?action=common_download_main&upload_id=1195

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コメント

ずいぶん以前、初冬の積雪のあるころ、阿弥陀山頂から907m峰を越え、地図の破線にほぼ沿って日入谷へ下ったことがあります。谷の遡行など全く考えたこともなかったです。
谷・沢は苦手。だけどいつかは踏み入れてみようかなぁ〜、そんな気にさせてもらえる谷遡行の探索レポ。毎回楽しみに読んでます。

山も枯葉の積もるころ。そろそろ私も自転車を降りて、山歩きをメインにしたいと思ってます。

ちなみに、花は詳しくないのですが「ダイモンジソウ(大文字)」と「アケボノソウ(曙)」かと思われます。
2023/10/23 20:28
地図を見てルートを考えているときが、一番楽しいかも知れません。takaminさんのユニークな山行記録を期待しています。花の名前、ありがとうございました。
2023/10/23 23:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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