錦秋の紅葉釈迦が岳黒岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 829m
- 下り
- 817m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 6:20
天候 | 終日ピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
フジヤマテラスから下は舗装道です。ここまでバスが入るみたいですね。すっかり観光地化しておりました。すずらん群生地の駐車場にはプレハブですが、立派なトイレ2棟(men/women)出来ており、水洗ウォシュレット付きできれいです。 |
写真
感想
月曜日、最高のお天気になったが、何処に行こうか迷って山の準備もしないままに時間ばかりが過ぎていた。今日はつれあいが仕事なので、車を使うと思っていたが、送ってくれれば使ってもいいよ!と言ってくれたので、最初は近場の丹沢あたりばかりを考えていたのだが、大きく方向転換して富士山方面へ行ってみる事に!
場所はレコを参考に、紅葉がよさそうな黒岳に行ってみる事にした。すぐ準備して家を出たのは9時20分ごろ、目的のすずらん群生地駐車場に着いたのはちょうど12時であった。途中大石公園で渋滞になってしまい、かなり出遅れて、午後の出発ということになった。この際開き直って、フジヤマテラスでの夜景も視野に入れての出発。
登山道を進むと、思った以上の紅葉の進展にびっくり。まだ早いだろうなあと思ってきたのだが、尾根稜線に登ってからは、木々が見事に色づいており、真っ赤なカエデ類が多くて華やかな植生にも2度びっくり。府駒山あたりは紅葉見頃と言っても差し支えないぐらいまで素晴らしい紅葉が広がって、ピーカンのお天気と合いまって、錦秋の紅葉を堪能しました。
カエデ類も種類が多くて、ハウチワカエデ、コハウチワカエデ、オオモミジ、ウリハダカエデ、ハソエカエデ、ヒトツバカエデなどいろいろな形や色が楽しめ、ドウダンツツジの赤も加わって、この稜線はまさに紅葉ロードですね。釈迦が岳に近づくと、灌木類が多くなり、頂上はドウダンツツジに覆われていましたが、すでに紅葉としては落花や痛みが進んでおり、残念でしたが、鮮やかさは失われていました。
釈迦が岳稜線のあまりの素晴らしい紅葉に写真を撮りまくり、おかげで分岐に戻って着た時には、もう15時を過ぎていました。ここが考えどころ、黒岳まで行くか、フジヤマテラスまでにしておくか?決断しなければ!とりあえず日向坂峠(どんべい峠)までゆき、巻き道から意を決して黒岳頂上への道をとる事に。傾斜が一定して歩き易かったこともあり、激登りして、約40分で16時15分、黒岳頂上到着。ここの頂上も、もちろん独り占めです。頂上テラスからは夕焼けが迫る斜光線が心地よく、真正面に富士と、眼下に河口湖という、すばらしい眺望でした。
ここからさらにすずらん峠へ激下り、返す刀で破風山へ一気に激登り。新道峠側にでると木々の間から、西日が山の稜線へ沈む直前のようでした。こちら側に出ても走って展望台まで急ぎます。17時少し前、展望台に着くと、白根三山の農鳥岳の肩に、ちょうど太陽が沈んでいくタイミング!ギリセーフで落日に間に合った!雲一つない快晴の落日は沈む直前まで、まぶしくて直視できない。山に欠けていくと一気に薄暗くなります。落ちた跡の光の具合も美しかった。沈んでも富士山頂上はちょうどアーベントロートが始まっていました。しばし夕焼けのドラマに見入ってしまいました。
落日後はゆっくりとフジヤマテラスへと向かい、17時過ぎにテラスに到着。初めてこのテラスを訪れましたが、ちょっとした展望台に変身。観光でバスでやってくる方々も多いのでしょうね。バス停から3分もあれば、この素晴らしい展望を目にすることができる。観光資源化するのは山屋からすると、ちょっと残念な気持ちもありますが、アプローチが良くなる点や施設の充実(トイレ設置など)はありがたいことです。最後、夜の帳がどっぷりと落ちるまで、コーヒー淹れて、防寒のダブルヤッケも着込んで、まったりしつつ、待って目的の夜景を撮って今回の山行の〆としました。
コメント
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すっかり紅葉の景色になってきたのですね。
早く復帰して、出掛けたいです。
コメントありがとうございます。すっかり秋めいてきた今日この頃です。
目の方が落ち着いたら、紅葉盛りの低山歩き、いっしょにどこか行きますかね。
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