野伏ヶ岳 南面カールルンゼは野伏最高のラインになる?



- GPS
- 07:41
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,394m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付きから2箇所林道の雪切れあり。 南面カールから真っ直ぐのラインはブッシュが出ていて滑走困難。 カールルンゼの滑走は稜線の雪庇崩壊に注意。 中央ルンゼは滑走を邪魔するクラックは無いが北東尾根側や中央付近に崩壊箇所が出てきているのでブロック雪崩に注意 |
写真
今回も牧場を経由せずダイレクト尾根に直接取り付きましたが、尾根に自然に取り付けるので野伏に行くなら今後行きに牧場を通ることはないでしょう
装備
個人装備 |
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト 15mフローティングロープ
|
感想
野伏ヶ岳を望むとスキーヤーならだれもが目を引く南面に広がる広大なカール斜面
イトシロ第4戦はかねてより懸案だった野伏ヶ岳の南面カールの滑降。朝6時に出発し牧場を経由せずダイレクト尾根にダイレクトに取り付く。林道は序盤の水が湧くところで雪切れが2か所あったが短いので行動にはまだ支障はない。
ダイレクト尾根の取り付きに素晴らしいテン場があるのだがこの冬に利用した人によってゴミが散らかされていた。自然で遊ばさせてもらっている気持ちを大事に、また次使う人のことも考えて行動してほしいね
ダイレクト尾根に乗り始めたころから気温上昇で長袖が耐えられなくなりTシャツで行動。これでも熱いくらいでした(^_^;) 正面に見える野伏南面カールを見ながら気持ちがすでに高ぶってくる。頂上直下にクラックが入っているが滑走には問題ないだろう。前日までの雨で雪の状態も心配だったが雪面は思いのほか綺麗でひどい縦溝もなくいい感じにザラメ化している。
山頂に一番乗りし直下からカール中央にあるルンゼのドロップポイントに入る。斜度40度位で固ければおっそろしい斜面だがザラメ化してるので思いっきり滑り込む。眼下に広がる広大な斜面は素晴らしいスケール。これほどのラインの記録がないのは信じられない!
お次はダイレクト尾根を登り返して中央ルンゼへ。
ここもかなりの急斜面だけどカールルンゼに比べたらかなりやさしめ
中間に出来始めたクラックも滑走の邪魔にはならず快適ザラメ急斜面を思いっきり楽しみました。
快適に牧場に滑り込んでのんびり休憩。ポカポカ陽気を通り越して真夏です!
いつもは週末にぎやかな牧場内も今日はテント1張りと静か
そしてある意味一番革新の林道ショートカットを無事こなして1時30分に下山。
帰路で少しだけ今年初のふきのとうもゲットできました(^-^)
南面カールルンゼは過去の記録を全く見たことがないので初滑降だと思います。稜線の雪庇崩壊などそれなりにリスクもありますがこの北アルプスでもそうそう見ることのできない広大な急斜面は野伏の新たなラインとなることでしょう
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