山行記録: 野猿返し

山の犬

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 07:06
距離: 4.7km
登り: 339m
下り: 340m

アクセスを調べる my出発地登録

標高グラフを拡大

歩くペース

標準

1.1～1.2

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

過去天気図（気象庁）	2023年10月の天気図
アクセス	アクセスを調べる my出発地登録

感想

山の犬

元々は一ノ倉に入ることを予定していたが、生憎の天候となったためバックアップ案の野猿返しでアルパインに向けての訓練(?)を実施した。
前日の日和田での山行を終えて東京にトンボ帰り。高速を飛ばし廻り目平キャンプ場へ。
テント、テーブル、チェア、焚火台、お酒を並べ、宴会をスタート。深夜に雨が降り始めるまでの間まったりとした時間を楽しく過ごせた。
翌朝はしっかりと切り替え、ササっと準備して迷うことなく取りつきまで。
(平水だったため、渡渉も靴を濡らすことなくスムーズに成功。)
登攀内容は以下。

・登攀ルート
1P：Ⅲ＋ 40m
2P：Ⅳ＋ 40m
3P：Ⅲ 30m
4P：5.7 40m
5P：Ⅲ 20m
6P：Ⅱ
7P：歩き

1,3,5P 先輩リード
2,4,6P 自分リード

黄色く色づいた広葉樹の絨毯。素晴らしい小川山の景色を楽しみつつ、快適なクライミング。
オールナチュプロで抜けたが、ホールドも豊富だったため、楽しく進むことができた。なんでもルート上には2本のボルトがあるらしいが、必要性は感じなかった。
その他特に問題なく、スムーズに登攀することができた。

ただ一点、ルート全体を通してロープの流れが悪くなりがち、引き上げはゲキ重。
他の記録を見ても同様のコメントが散見されるので、こればかりはどうしようもなさそう。。

<反省点>
・カムの設置
設置が甘く、外れかけてしまっているものがあった。。
カムの番数と、クラックの形状が合致するか、しっかりと観察すること。
(フレアしているクラックには設置しない)
なんとなく設置するのではなく、しっかりと引いて、効いているか動作確認をすること。
この2点は今後徹底したい。

<まとめ>
流れの悪いロープの引き上げ、渋滞、寒さ、総じて良いアルパインの訓練になったと思う。
登攀力の向上と併せて、現場での経験値を重ねていきたい。
何より仲間との焚火、一面に広がる紅葉、透き通った景色、酒。。秋を存分に楽しむことができた。