企救山系縦走(風師山・矢筈山) ※九州初登山は地元の風師山。関門海峡を望む素晴らしい景色を堪能。
- GPS
- 04:00
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 529m
- 下り
- 516m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
他人から趣味は?って聞かれたら、間違いなく「温泉」と答えるだろう。それ程オレにとって、温泉にはコダワリをもっており、間違いなく生きがいの一つである。泉質や露天からの絶景、鄙びた宿の雰囲気など、人一倍コダワリを持っており、温泉マニアの類に入るかもしれない。
以前、良い温泉を探そうとガイドブックを見ていたところ、九州一標高の高い温泉に「法華院温泉山荘」というのを見つけた。そこはくじゅうの登山口から歩くこと2時間、「坊がつる」の近くにあるとのこと。今まで北海道の秘湯にも数多く入ってきたが、車で行くことがほとんどで、そんなに長時間歩いていく温泉は行ったことがない。思わずその温泉に入りたいと思い、恐らくそのことがきっかけとなって「登山」にも関心を持つようになったんだと思う。そうだ、これからは登山をやろう!!中高年のおっさんやおばはんだけに山を独占させてたまるか!!山は運動不足を解消できるだけでなく、山へ登るのに金は要らない。しかも、過去北海道最高峰の旭岳から黒岳まで2回も縦走した経験もあり、山は嫌いではない。これからオレの趣味は「温泉と山登り」、この2つでいくことを高らかに宣言する。
しかし、いきなり危険な山に行くのも少し無理がある。やはり近場でしかも満足いく登山にしなくては。さて、どの山にしようか。考えたのが門司の風師山であった。場所は近いし、山頂からの景色はいいだろう。登山再開記念として、九州の1座目は「風師山」に決めた。
当日の天気は快晴、門司港駅から出発し、企救自然歩道の登り口清滝公園へ向かう。清滝公園を過ぎ、坂を上っていくが、登山をしている感じがない。それもそのはず、風師山へのルートの8割は車道を歩くのだ。歩いている途中に数台の車がオレ達を抜かしていった。清滝の入口から約1時間ぐらい経ち、ようやく車道の行き止まりに着いた。ここから風師岩峰まであと少しだ。休憩も入れずに岩峰に向かい、約10分で目的のようやく岩峰に着いた。
天気も快晴で関門海峡から下関、その先の日本海まで一望でき、素晴らしい景色だ。しかし風が物凄く強く、しかも冷たい。ココで食事と考えていたが、こんな寒い所でメシは食えない。さっさと写真を撮ろう。丁度いいところに2人の中年がドデカいカメラを構えて岩峰から何かを撮っていた。何を撮っているか聞いてみたところ、珍しい鳥を撮っているとの事。鳥の名前も聞いたが、興味もないので、速攻忘れた。中年2人は長時間ココにいるらしく、完全防備で顔には大きなマスクをしている。その内の1人に写真を撮ってくれと頼んだ。「鳥がその瞬間にやってきたらどうする?」っと言わんばかりの不満顔だ。一応ありがとうと言い、さっさと岩峰を離れたが、な、なんと写真が撮れてない。(怒)「あいつ、ピントだけ合わせただけでシャッター押してへんやんけ!!(怒)。そんな下手クソが鳥なんか撮れるか、ボケェ〜。」ムカつきながら、風師山山頂に着いたが、景色は岩峰の方がはるかにいい。返す返すもさっきのアホがむかついた。しかし、いつまでもムカついていてもはじまらない。こう見えても33歳の大人である。気を取り直して矢筈山へ向かう。
風師山の下りはさっきの車道と違い、完全な山道で勾配はかなりきつい。「こっちから登ったらしんどいなぁ。」なんて思いながら坂を下っていく。やっと鞍部までたどりつき、その後15分ぐらいで矢筈山に到着。キャンプ場もすぐ近くにあり、車でも登って来れるみたいだ。しばらく景色を見た後、小森江の駅に向かって下っていくが、ナリが小森江の駅付近で疲れがピークになっており、気力で歩いている様子。しかし、気合で乗り切りゴールの小森江の駅に着いた。最初は簡単な山を選んだが、2人ともかなり疲れた。
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