記録ID: 61342
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キャンプ等、その他
甲信越
【街道歩き】甲州道中��(甲府→韮崎)(甲府城跡・県立美術館経由)
2010年04月18日(日) [日帰り]
kumiyan
その他1人 - GPS
- 07:09
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 133m
- 下り
- 54m
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10:08甲府駅-10:12舞鶴城公園(甲府城跡)(20分見学)-11:31塩川橋-12:01山梨県立美術館到着(絵画観賞)13:03山梨県立美術館出発-(竜王そばのビックボーイでランチ、35分)-14:46赤坂登り始め-15:15蔵通り(下今井の集落)に入る-15:44塩川駅-16:31塩川橋-17:17韮崎駅
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年04月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●ルート:登り坂は竜王駅北にある「赤坂」以外は緩い坂が幾つかあるだけ。前日の石和→甲府よりは坂道が少しだけ多い。尚、ルートは甲州道中歩きについて書かれたあるサイトを参考とさせて頂いた。 ●危険個所:なし。但し車道で歩道の狭い場所は車に注意。 ●分かりづらい場所:複数あるので、地図必携。 ●混雑度:山梨県立美術館。そこそこ人はいたが、混雑とまでいかない。帰りの甲府発の特急が混んでいた。 ●展望/景観 ・甲府城跡の天守台からは360度のパノラマを楽しめる。特に南アルプスと富士山が良く見えた。 ・竜王付近、「赤坂」を登りきった峠、コンビニのある高台。近隣の山並みが素晴らしい。 ・甲斐市から韮崎市に入る手前、塩川橋からの南アルプス、富士山。特に南アルプスとの距離の近さを実感できる。 ●トイレ:甲府駅、舞鶴城公園(甲府城跡)、県立美術館、塩川駅、韮崎駅 ●水・食べ物の調達:結構都心のため、コンビニには事欠かない。 ●休憩場所:県立美術館のある公園、韮崎駅前 ●日帰り温泉:調べていないが、山梨県は温泉が多いのであるのではないか。但し今回コースから徒歩で行ける距離にはないようだった。 ●その他:韮崎駅の1つ甲府寄りの駅、新府の辺りは勝頼公が建てた新府城の城跡になっており、桃の花も楽しめるようだ(行っていない) |
写真
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湯村温泉郷の旅館街にあった「北山野道」の説明書き。この地図によると湯村温泉郷は「志麻の里」のようだ。
湯村温泉旅館街から大通りに出て甲府駅行きバスに乗る。時間帯によるだろうが、本数は1時間に2本以上と結構ある。乗って15分程度で甲府駅に着いた。南アルプスがくっきり見える。
4/18 10:09
湯村温泉旅館街から大通りに出て甲府駅行きバスに乗る。時間帯によるだろうが、本数は1時間に2本以上と結構ある。乗って15分程度で甲府駅に着いた。南アルプスがくっきり見える。
甲府城跡、舞鶴城公園に着く。甲府駅からは歩いて5分もかからない場所にある。
舞鶴城公園の案内図。ここにはかつて甲府城という城があった。この城は浅野長政・幸長親子が秀吉治世時代に完成させた城。当然、武田家滅亡後の話だ。
4/18 10:12
舞鶴城公園の案内図。ここにはかつて甲府城という城があった。この城は浅野長政・幸長親子が秀吉治世時代に完成させた城。当然、武田家滅亡後の話だ。
「内松陰門」明治初期までは建設当初のものが残っていた。これは平成11年に復元されたもの。
写真右手の壁には狭間が無数にあった。狭間とは天守や櫓・土塀の壁面に設けられた矢や鉄砲を放つための穴で、その形により「鉄砲狭間」「矢狭間」「三角狭間」「丸狭間」など色々な呼び名がある。この甲府城にはこれら全種類の狭間があった。
4/18 10:16
写真右手の壁には狭間が無数にあった。狭間とは天守や櫓・土塀の壁面に設けられた矢や鉄砲を放つための穴で、その形により「鉄砲狭間」「矢狭間」「三角狭間」「丸狭間」など色々な呼び名がある。この甲府城にはこれら全種類の狭間があった。
これが「天守台」。城が建てられた当時の姿がそのまま残っている。天守台は城のシンボル、天守閣の土台のことだ。
天守台からは360度のパノラマが楽しめる。この写真は南アルプス方向。南アルプスの山々の頂きはどれも真っ白だ。中央のペンシルのような碑は明治天皇から恩師林を頂いたことに対する「謝恩碑」。明治40年代に建てられた。そういえば、山梨県には恩師林が多いと笹子峠越え時に何かの説明板に書いてあった。
4/18 10:24
天守台からは360度のパノラマが楽しめる。この写真は南アルプス方向。南アルプスの山々の頂きはどれも真っ白だ。中央のペンシルのような碑は明治天皇から恩師林を頂いたことに対する「謝恩碑」。明治40年代に建てられた。そういえば、山梨県には恩師林が多いと笹子峠越え時に何かの説明板に書いてあった。
天守台から南の方を見ると、御坂山地の上から富士山がにょっきり顔を突き出している。
南アルプス。富士を除けば、これまで見てきた山々とは高さが違う。
天守台にある明治天皇御休憩場所の碑。明治天皇の御休み処の碑は、街道歩きをしているとしばしば見ることが出来る。尚この写真も背景は南アルプス。4/18 10:27
天守台にある明治天皇御休憩場所の碑。明治天皇の御休み処の碑は、街道歩きをしているとしばしば見ることが出来る。尚この写真も背景は南アルプス。
甲府城は戊辰戦争時、勝海舟が近藤勇に戦に勝ったら城主にしてやると約束していた城ではなかったか。そんなことを思いながら歩いているとお菓子屋「澤田屋」がふと目に付く。ここで銘菓「くろ玉」と「なんずらまんじゅう」を購入。
4/18 10:46
甲府城は戊辰戦争時、勝海舟が近藤勇に戦に勝ったら城主にしてやると約束していた城ではなかったか。そんなことを思いながら歩いているとお菓子屋「澤田屋」がふと目に付く。ここで銘菓「くろ玉」と「なんずらまんじゅう」を購入。
「相生歩道橋」を渡って美術館通りを進むと、道標に出逢う。「南 みのぶみち」と彫ってある。
近くに寄って確認。「西 志んしゅうみち」ともある。「志んしゅうみち」とは今歩いている甲州道中のことか。確かに甲府を過ぎてからは信州に向かっているが。
4/18 11:18
近くに寄って確認。「西 志んしゅうみち」ともある。「志んしゅうみち」とは今歩いている甲州道中のことか。確かに甲府を過ぎてからは信州に向かっているが。
荒川橋からの荒川。この川は都内を流れる荒川とは関係ない。こちら甲州の荒川は昇仙峡の辺りが水源らしい(しかし後ほど地図を見ると、昇仙峡の更に奥地、能泉湖が水源だった)。荒川は下流で笛吹川に注ぎ込む。
4/18 11:31
荒川橋からの荒川。この川は都内を流れる荒川とは関係ない。こちら甲州の荒川は昇仙峡の辺りが水源らしい(しかし後ほど地図を見ると、昇仙峡の更に奥地、能泉湖が水源だった)。荒川は下流で笛吹川に注ぎ込む。
荒川橋から見えた南アルプスの山並み。まだ登ったことが無く、日本アルプスデビューはいつになるかわからない私たちにとって、どの山も厳かに感じられる。
4/18 11:32
荒川橋から見えた南アルプスの山並み。まだ登ったことが無く、日本アルプスデビューはいつになるかわからない私たちにとって、どの山も厳かに感じられる。
上石田のサイカチ。「サイカチとは川岸の湿った所に生える木で、この場所に本樹があるのは昔の自然の一部を残したものである」と説明板に書いてあった。「貢川交番前」信号と「貢川」信号の間にある。
4/18 11:38
上石田のサイカチ。「サイカチとは川岸の湿った所に生える木で、この場所に本樹があるのは昔の自然の一部を残したものである」と説明板に書いてあった。「貢川交番前」信号と「貢川」信号の間にある。
そして私たちは「相生歩道橋」からずっと「美術館通り」を歩いてきたのだが、いよいよ県立美術館が近くなると複数のお洒落なお店に出逢う。写真は何屋さんかわからないが、こういう人形は結構好きだ。
4/18 11:53
そして私たちは「相生歩道橋」からずっと「美術館通り」を歩いてきたのだが、いよいよ県立美術館が近くなると複数のお洒落なお店に出逢う。写真は何屋さんかわからないが、こういう人形は結構好きだ。
漸く山梨県立美術館に着いた。思っていたよりも立派な建物に感心する。
この美術館はミレー収集品の多さに特色がある。有名な「種蒔く人」もあり、都内の上野の美術館のような混雑もなく、ゆっくりと常設展示の名画を楽しめる。登山用リュックもロッカーに保管して絵画鑑賞に没頭できたが、館内撮影はやはり禁止。残念。
4/18 12:03
この美術館はミレー収集品の多さに特色がある。有名な「種蒔く人」もあり、都内の上野の美術館のような混雑もなく、ゆっくりと常設展示の名画を楽しめる。登山用リュックもロッカーに保管して絵画鑑賞に没頭できたが、館内撮影はやはり禁止。残念。
美術館真向かいには文学館があったが時間の都合で寄っていない。ここは広くて気持ちの良い公園でもあるため、家族連れが結構いた。それでも上野公園よりはずっと空いており、快適だ。
4/18 13:03
美術館真向かいには文学館があったが時間の都合で寄っていない。ここは広くて気持ちの良い公園でもあるため、家族連れが結構いた。それでも上野公園よりはずっと空いており、快適だ。
美術館見学後も西へ西へと美術館通りを歩き、ほどなく中央自動車道手前で甲斐市に入る。
美術館通りの終点、国道20号にぶつかる地点のビックボーイでランチを手早く済ませ、「竜王新町」交差点に戻って大きく右折し北上する。JR中央本線の踏切を越え暫く行くと「赤坂」という坂にかかる。
4/18 14:46
美術館通りの終点、国道20号にぶつかる地点のビックボーイでランチを手早く済ませ、「竜王新町」交差点に戻って大きく右折し北上する。JR中央本線の踏切を越え暫く行くと「赤坂」という坂にかかる。
坂の途中に「無縁者供養塔」がある。東海道の権太坂もそうだったが、このような坂は往時は難所の一つ。行き倒れの無縁仏を街道筋の住民が供養したのだ。たかが坂程度で、と思ってはいけない。今と違って車の無い時代で、宿場や茶屋以外は休憩もできず長旅なのだから、病気やけがで行き倒れる人がいてもおかしくない。4/18 14:48
坂の途中に「無縁者供養塔」がある。東海道の権太坂もそうだったが、このような坂は往時は難所の一つ。行き倒れの無縁仏を街道筋の住民が供養したのだ。たかが坂程度で、と思ってはいけない。今と違って車の無い時代で、宿場や茶屋以外は休憩もできず長旅なのだから、病気やけがで行き倒れる人がいてもおかしくない。
諏訪神社などを横目に進み赤坂の傾斜が緩くなる頃、「ドラゴンパーク赤坂台総合公園」の標識に出逢う。「ドラゴンパーク」とは何のことかとずっと考えていたが、「竜王」の「竜」から取った名前であることに気付く。
4/18 14:57
諏訪神社などを横目に進み赤坂の傾斜が緩くなる頃、「ドラゴンパーク赤坂台総合公園」の標識に出逢う。「ドラゴンパーク」とは何のことかとずっと考えていたが、「竜王」の「竜」から取った名前であることに気付く。
赤坂の登り坂は赤坂台病院の先のセブンイレブンで漸く終わる。山頂というより、道の一番高い場所、峠だ。八ヶ岳なども見えたが良い写真が撮れなくて残念。
4/18 15:06
赤坂の登り坂は赤坂台病院の先のセブンイレブンで漸く終わる。山頂というより、道の一番高い場所、峠だ。八ヶ岳なども見えたが良い写真が撮れなくて残念。
峠のセブンイレブンから、道は左側の緩やかなカーブに入り、その先を大きく左折し、JR中央本線に並行して歩く道になる。ここは下今井の集落で蔵が幾つも立ち並ぶ「街道らしき」道だ。
4/18 15:15
峠のセブンイレブンから、道は左側の緩やかなカーブに入り、その先を大きく左折し、JR中央本線に並行して歩く道になる。ここは下今井の集落で蔵が幾つも立ち並ぶ「街道らしき」道だ。
蔵通りの途中に自性院の参道があった。1756年来の石畳だそうだ。
「下今井上町」信号を過ぎてすぐ、中部横断自動車道の下をくぐり右側の道を進むと、トンネルがある。トンネル手前には雪だるまのようなオブジェがあった。
4/18 15:27
「下今井上町」信号を過ぎてすぐ、中部横断自動車道の下をくぐり右側の道を進むと、トンネルがある。トンネル手前には雪だるまのようなオブジェがあった。
そして煉瓦造りのトンネルを通り抜ける。トンネル内側に現代的な絵が描かれているのが残念だった。
JR中央本線「塩崎駅」手前の街道沿いにあった、「泣石」の説明板。
これがその「泣石」。勝頼の妻、北条夫人が落ちのびる際に泣いたことに由来するらしいが、北条夫人は武田家滅亡前に実家の北条家に逃げることはできなかったのだろうか。
4/18 15:36
これがその「泣石」。勝頼の妻、北条夫人が落ちのびる際に泣いたことに由来するらしいが、北条夫人は武田家滅亡前に実家の北条家に逃げることはできなかったのだろうか。
塩崎駅。トイレを借りるために寄り道。駅から出てくるのは若者が多かった。周りを見ると、航空高校がそばにあるらしい。
塩崎駅から10分程度歩いたところから、南アルプスの一画がはっきり見える。
前の写真付近から双葉西小学校辺りまで、またしても蔵屋敷の多い通りになる。
双葉西小学校前を過ぎてすぐ、船形神社の鳥居を見かける。ここが参道だろうか？それにしても別の場所でも見かけた丸い雪だるまのようなオブジェはこの辺りの風習なのだろうか。
4/18 16:00
双葉西小学校前を過ぎてすぐ、船形神社の鳥居を見かける。ここが参道だろうか？それにしても別の場所でも見かけた丸い雪だるまのようなオブジェはこの辺りの風習なのだろうか。
船形神社参道を横目に歩くと左手にコンビニが見えてくる。ここで、六反川を渡る前に少しだけ右折し、芭蕉句碑を見学。「昼見れば首筋赤き蛍かな」意味は俳句そのまま。
4/18 16:09
船形神社参道を横目に歩くと左手にコンビニが見えてくる。ここで、六反川を渡る前に少しだけ右折し、芭蕉句碑を見学。「昼見れば首筋赤き蛍かな」意味は俳句そのまま。
「田畑」信号から右の旧道に入る。やっと車の往来が少ない通りに来てほっとする。ここは金剛地の集落だ。
「塩川橋」に到着。塩川を渡る。南を見ると白くうっすらとだが富士山が見えていた(この写真ではとらえきれていない)
塩川橋から。進行方向、韮崎市方面。韮崎は南アルプスの麓にあることを実感する。
塩川橋から、塩川。幅広だが深さは無さそうな川だ。「南アルプスの天然水」が流れてくるのだろうか。
「塩川橋」から見えた富士。白いので分かりづらいが一応、姿をカメラでとらえることができた。
「塩川橋西詰」信号から、道は中央本線の線路沿いを歩く。この辺りで、漸く八ヶ岳がはっきり見えた。
「下宿」の交差点で「鰍沢横丁(かじかさわよこちょう)」道標と説明書きを見つける。この追分を左折すると駿河の方向に出る筈だ。現代では富士川街道というらしい。
4/18 16:56
「下宿」の交差点で「鰍沢横丁(かじかさわよこちょう)」道標と説明書きを見つける。この追分を左折すると駿河の方向に出る筈だ。現代では富士川街道というらしい。
この写真の左側が駿河に向かう道。東海道歩きで静岡県の興津に行った時、「みのぶみち」との追分を見かけたが、あそこに通じるらしい。
4/18 16:56
この写真の左側が駿河に向かう道。東海道歩きで静岡県の興津に行った時、「みのぶみち」との追分を見かけたが、あそこに通じるらしい。
「韮崎宿本陣跡」甲州道中、久しぶりの本陣跡の碑だ。そういえば甲府では本陣跡を見なかった。一里塚跡の碑に至っては甲州道中では東海道歩きほど見ていない。
4/18 17:04
「韮崎宿本陣跡」甲州道中、久しぶりの本陣跡の碑だ。そういえば甲府では本陣跡を見なかった。一里塚跡の碑に至っては甲州道中では東海道歩きほど見ていない。
韮崎駅に着いた。既に17時をまわっている。電車待ちの時間が十分あれば喫茶店にでも入って休憩しようと思っていたが、パン屋の神戸屋以外は駅近くに休憩できる店はなさそうだった。神戸屋は混みあっていたので公園前のベンチで時間を潰す。
4/18 17:17
韮崎駅に着いた。既に17時をまわっている。電車待ちの時間が十分あれば喫茶店にでも入って休憩しようと思っていたが、パン屋の神戸屋以外は駅近くに休憩できる店はなさそうだった。神戸屋は混みあっていたので公園前のベンチで時間を潰す。
韮崎駅前に石碑があり誰のものか駆け寄ってみたところ、北原白秋の歌碑だった。北原白秋は神奈川県以外もよく旅行していたのだな。
韮崎駅ホームから撮った平和観音。それほど大きな観音様ではないが、高台にあるので目立つ。
撮影機器：
感想
(甲州道中��1日目は武田神社からタクシーを使ったので2日目と記録を別にした)
【概要】
2日目は甲府城跡と山梨県立美術館の見学が印象的だった。特に県立美術館のミレー収集品は素晴らしかった。
また、甲府〜韮崎間の甲州道中は車道沿いばかりで車の往来も激しく、みちとしては余り良い道ではなかったが、歩を進めるに従い南アルプスの山並みが近付いてくることに感動した。韮崎は瑞牆山(みずがきやま)や南アルプスの山々の前衛基地としても今後使うかもしれない（使いたい）。
次回の甲州道中は信州に向かい、南アルプス山麓の宿場を歩くことになる。是非とも新緑の時期に行きたいものだ。
それにしてもさして歩いていないのに2日目も何かずっと疲労している。恐らくは前日泊まった旅館で、朝も温泉に入ったせいだと思う。自分の場合、温泉に入るとたまっていた疲労が顕在化されだるくなってしまうのだ
温泉はよいが終日だらだら過ごすことが決まっている日でなければ朝は入るのをやめよう、と心に誓うのだった。
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