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Yamareco

記録ID: 6178905
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

長和町の里山 大出山 (ナビ頼りの山歩き、そのあと仏岩)

2023年11月14日(火) [日帰り]
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GPS
03:55
距離
14.7km
登り
548m
下り
821m

コースタイム

日帰り
山行
3:53
休憩
0:23
合計
4:16
6:31
24
スタート地点
6:55
7:01
79
8:20
8:22
57
9:19
9:19
40
9:59
9:59
19
10:18
10:33
14
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス 「大出山」
・155号道路沿いの星糞峠への車道ゲート付近の空きスペースを利用した。
・この駐車スペースから仏岩の駐車場までは、5Kmで10分程度で行ける。
「仏岩」
・登山口に、3台ほど停められる駐車場がある。トイレはない。
コース状況/
危険箇所等
「大出山」
・星糞峠から大出山までは、この山域の林業作業道などを利用して行く。この作業道が、山頂までつながっているわけではないので、何度か林の中の歩き次の作業道に行くことになる。その部分には赤テープとわずかな踏み跡がある程度である。作業道にも分岐があるが、登山道としての標識は全くない。林業作業道の詳しく最新なマップがあるわけではないので、迷わずに行くにはヤマレコマップなどのナビを利用して、現在地を確認しながら進んでいくのがいい。ほぼ水平道なので、足にはこない。
「仏岩」
・急な登り、急な斜面のトラバース、岩と岩をつなぐハシゴなど、アスレチック要素あり。
155号線の星糞峠ゲートの近くに車を停め、6:30 登山開始。
155号線の星糞峠ゲートの近くに車を停め、6:30 登山開始。
星糞峠ゲートに向かって歩き始めると、正面の蓼科山が明るくなってきた。
星糞峠ゲートに向かって歩き始めると、正面の蓼科山が明るくなってきた。
6:38 ゲートを通過し車道を登って行く。たくさんの鹿君が走っていきました。
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6:38 ゲートを通過し車道を登って行く。たくさんの鹿君が走っていきました。
右手には、ブランシュたかやまスキー場に陽が当たってきた。
右手には、ブランシュたかやまスキー場に陽が当たってきた。
6:55 星糞峠についた。
6:55 星糞峠についた。
英語表記もある、りっぱな星糞峠の説明板。道なりにゲートのある林道の方へ行ってしまい、
英語表記もある、りっぱな星糞峠の説明板。道なりにゲートのある林道の方へ行ってしまい、
ヤマレコマップから「予定ルートから外れました・・・」と警告を受け、7:01 星糞峠休憩所の横から再出発。
ヤマレコマップから「予定ルートから外れました・・・」と警告を受け、7:01 星糞峠休憩所の横から再出発。
今日は放射冷却でとても空気が冷たい。たぶん0℃ぐらい。雪山用のアウター、ズボン、手袋をしてきたが、ちょうどいい。
今日は放射冷却でとても空気が冷たい。たぶん0℃ぐらい。雪山用のアウター、ズボン、手袋をしてきたが、ちょうどいい。
後から明るくなってきて、八ヶ岳の山影が見える。
後から明るくなってきて、八ヶ岳の山影が見える。
カラマツにも陽が当たり始めた。
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カラマツにも陽が当たり始めた。
林道のような道は、廃道になった林道のような感じだが、登山道よりは歩きやすい。
林道のような道は、廃道になった林道のような感じだが、登山道よりは歩きやすい。
7:16 山の中に陽が入り始める。
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7:16 山の中に陽が入り始める。
7:22 林道のような道は突き当り、そこから赤テープの案内に沿って歩いていく。この辺りは踏み跡もある。
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7:22 林道のような道は突き当り、そこから赤テープの案内に沿って歩いていく。この辺りは踏み跡もある。
赤テープを探しながら歩く。
赤テープを探しながら歩く。
そして笹原の中を、下に見える林道のような道に向かって下る。
そして笹原の中を、下に見える林道のような道に向かって下る。
7:28 新しい林道のような道に出て、進む。
7:28 新しい林道のような道に出て、進む。
7:32 右手には、樹間の先に鉄塔のある山。方角的にも距離的にも、あれが大出山だろう。
7:32 右手には、樹間の先に鉄塔のある山。方角的にも距離的にも、あれが大出山だろう。
林道のような道は再び突き当り、赤テープに従って笹原を斜行して登ると、
林道のような道は再び突き当り、赤テープに従って笹原を斜行して登ると、
また新しい林道のような道に出る。
また新しい林道のような道に出る。
この道もすぐに突き当り、赤テープに沿って、笹原の中を斜行して下ると、
(*この辺りは、高松山に向かう赤テープもあるので注意。)
この道もすぐに突き当り、赤テープに沿って、笹原の中を斜行して下ると、
(*この辺りは、高松山に向かう赤テープもあるので注意。)
また新しい林道のような道に出る。
また新しい林道のような道に出る。
7:46 二股分岐、方向的に判断して右に進む。(*左に進むと大廻りになる)
7:46 二股分岐、方向的に判断して右に進む。(*左に進むと大廻りになる)
落葉した明るいカラマツ林を進む。
落葉した明るいカラマツ林を進む。
7:50 なかなか気持ちがいい。
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7:50 なかなか気持ちがいい。
7:56 この写真ではわからないが、鉄塔が正面に見えてきた。道が右に大きく曲がるところで、赤テープはないが直進した。
7:56 この写真ではわからないが、鉄塔が正面に見えてきた。道が右に大きく曲がるところで、赤テープはないが直進した。
笹原の中に、真っすぐに進む踏み跡もなんとなくある。
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笹原の中に、真っすぐに進む踏み跡もなんとなくある。
8:05 どでかい鉄塔が目前に。
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8:05 どでかい鉄塔が目前に。
鉄塔の近くで再び笹原に入り、
鉄塔の近くで再び笹原に入り、
標高の高そうなところを目指して進んでいくと、
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標高の高そうなところを目指して進んでいくと、
8:20 大出山の山頂にとうちゃこ。幹に赤い「大出山」の標識。その奥に東屋。
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8:20 大出山の山頂にとうちゃこ。幹に赤い「大出山」の標識。その奥に東屋。
山頂は展望はないので、軽くエネルギー補給だけして、休まずに戻ることにした。
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山頂は展望はないので、軽くエネルギー補給だけして、休まずに戻ることにした。
さあ下山開始。進んできた道を、そのまま戻りましょう。
さあ下山開始。進んできた道を、そのまま戻りましょう。
笹原を下って、林道のような道に出て、
笹原を下って、林道のような道に出て、
8:37 暖かくなって気持ち良く歩いていく。
8:37 暖かくなって気持ち良く歩いていく。
なかなかいい感じ。
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なかなかいい感じ。
8:56 日陰になれば、まだ雪も残っている。
8:56 日陰になれば、まだ雪も残っている。
新しい冬シーズンの始まり。お初の霜柱。
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新しい冬シーズンの始まり。お初の霜柱。
来た道、自分の踏み跡を探しながら、まっすぐに戻っていく。
来た道、自分の踏み跡を探しながら、まっすぐに戻っていく。
林道のような道は、ここで二股分岐。すすきが伸び放題でわかりずらいが、左に行く。
林道のような道は、ここで二股分岐。すすきが伸び放題でわかりずらいが、左に行く。
9:19 星糞峠の休憩所が見えてきた。
9:19 星糞峠の休憩所が見えてきた。
わかりずらいけど、大出山への道は、トイレ横のカラマツの木と松の木の間の、ススキが生えているところ。
わかりずらいけど、大出山への道は、トイレ横のカラマツの木と松の木の間の、ススキが生えているところ。
ゲートに向かって下って、
ゲートに向かって下って、
9:31 ゲートを通過して、駐車位置に向かう。
9:31 ゲートを通過して、駐車位置に向かう。
振り返ると、黒曜石の虫倉山。
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振り返ると、黒曜石の虫倉山。
9:40 わが相棒のところに戻ってきた。なんとかヤマレコマップのナビ頼りで、大きな迷走もなく行ってこれました。ありがとうございました。
9:40 わが相棒のところに戻ってきた。なんとかヤマレコマップのナビ頼りで、大きな迷走もなく行ってこれました。ありがとうございました。
近くに仏岩があるので、このあと車で向かいます。途中、少し白くなった蓼科山。仏岩の後で双子山に行く予定ですが、大丈夫かな?
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近くに仏岩があるので、このあと車で向かいます。途中、少し白くなった蓼科山。仏岩の後で双子山に行く予定ですが、大丈夫かな?
車で10分ほどで登山口について、10:00 仏岩登山口を出発。
車で10分ほどで登山口について、10:00 仏岩登山口を出発。
「仏岩郷土環境保全地域」の説明板と、
「仏岩郷土環境保全地域」の説明板と、
「仏岩の石造宝篋印塔」の説明板。この宝篋印塔は県宝だそうですが、そもそも宝篋印塔とは何かわかっていません。帰ってから調べてみましょう。
「仏岩の石造宝篋印塔」の説明板。この宝篋印塔は県宝だそうですが、そもそも宝篋印塔とは何かわかっていません。帰ってから調べてみましょう。
登山道は落ち葉で分かりずらいですが、登って行く。
登山道は落ち葉で分かりずらいですが、登って行く。
10:11 東屋への分岐を通過。
10:11 東屋への分岐を通過。
だんだん急登になり、
だんだん急登になり、
落ち葉で埋もれた登山道。
落ち葉で埋もれた登山道。
急斜面をトラバースして、
急斜面をトラバースして、
ハシゴも登って、
ハシゴも登って、
岩下の道を進んで、三つの岩にかかる赤いハシゴを登ると、(*赤いハシゴは撮り忘れた)
岩下の道を進んで、三つの岩にかかる赤いハシゴを登ると、(*赤いハシゴは撮り忘れた)
10:18 仏岩にとうちゃこ。これが石造の宝篋印塔。向こうに見えるのは蓼科山。
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10:18 仏岩にとうちゃこ。これが石造の宝篋印塔。向こうに見えるのは蓼科山。
真正面(南方向)には、二つの大岩。
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真正面(南方向)には、二つの大岩。
右に振って(南西)は、霧ケ峰高原方面。
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右に振って(南西)は、霧ケ峰高原方面。
さらに右に振ると(西)、先ほど歩いていた大出山方面のはずだが、見えていないようだ。
さらに右に振ると(西)、先ほど歩いていた大出山方面のはずだが、見えていないようだ。
さらに右に振って(北東)、浅間山かな?
さらに右に振って(北東)、浅間山かな?
戻って(南東)、蓼科山。
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戻って(南東)、蓼科山。
10:33 高所恐怖症のため、周りが絶壁の上に立っていると、ゾクゾクしてくるので、さっそく岩から降りる。
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10:33 高所恐怖症のため、周りが絶壁の上に立っていると、ゾクゾクしてくるので、さっそく岩から降りる。
落葉しているので、この辺りの岩のすごさもよくわかる。
落葉しているので、この辺りの岩のすごさもよくわかる。
登山道に落ちているたくさんのドングリ。食糧難の熊さんに教えてあげたい。
登山道に落ちているたくさんのドングリ。食糧難の熊さんに教えてあげたい。
登ってきた道を下って、
登ってきた道を下って、
10:47 仏岩登山口に下りてきました。ありがとうございました。この後、北八ヶ岳の双子山に向かいました。
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10:47 仏岩登山口に下りてきました。ありがとうございました。この後、北八ヶ岳の双子山に向かいました。

感想

・大出山は、「信州ふるさと120山」に掲載されている山である。この本には赤倉キャンプ場から登るルートが記載されていて、このキャンプ場は子供が小さいころ利用させていただいたことがあるので、このルートで行こうと思ったが、最近のヤマレコにはこのルートのレコがない。このルートは通れないという情報もないが、キノコの時期は通行禁止になるというようなあいまいな情報もあり、情報不足のためこのルートは諦めて、ヤマレコにレコがある星糞峠から行くことにした。ただ、ここから行く整備された登山道もあるわけではないようなので、ヤマレコマップのナビ便りに行くことにした。
・行ってみると、この山域はずっとカラマツ林で、地図に載っていないカラマツ管理道路が縦横無尽に張り巡らされていて、この道をできるだけ通って山頂まで最短で行くルートが赤テープで示されていた。自分は、この赤テープとナビで大きな迷走することもなく行ってこれた。ありがとうございました。このルートを見失った場合は、尾根沿い行くのがいいと思う。その場合でも膝下までの笹原歩きなので、それほど苦ではないと思う。ただこの星糞峠からのルートは、山頂に着いても登山をしたという満足感は得られないので、赤倉キャンプ場から行くルートを行ってみたい気がする。
・この山域は、黒曜石の産地のようで、黒曜石に関する展示、標識、ミュージアムなどたくさんあり、時間があれば廻ってきたかった。星糞峠の名称に「糞」という文字が使われていて気になりましたが、「星糞」とは黒曜石に関連する地元の方言のようです。縄文人が黒曜石を採掘して残された黒曜石の割くずを、星のかけらと言い伝えられてきたようです。

・その後、近くの仏岩に寄ってみました。先ほどの山歩きとは全く違って、急登、急斜面のトラバース、岩をまたぐハシゴ登りと、アスレチック要素が満載で、短い時間でしたが楽しんでこれました。仏岩の上には、石像が安置されていて、石造宝篋印塔(ほうきょういんとう)というそうで、鎌倉時代に作られて、長野県県宝に指定されているようです。

・仏岩の後は、「信州ふるさと120山」に載っている北八ヶ岳の双子山に行ってきましたが、こちらは雪がたくさんあって、思いがけない今シーズン初めての雪山にとても得した気分でした。

・大出山では、常にスマホを左手に持ってヤマレコマップを見ながら、歩いてみました。いつもはスマホはカバンの中に入れたままで、コースアウトの警告を受けたときの保険のようにして使っていただけなので、このような歩き方は新鮮でした。そしてヤマレコマップの機能や使い方が便利だと思うことがしばしば。これからは、もっと有効に活用したいと思いました。

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