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Yamareco

記録ID: 619324
全員に公開
沢登り
甲信越

社段川の支沢

2015年04月25日(土) [日帰り]
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体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:41
距離
4.0km
登り
326m
下り
319m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:42
休憩
0:00
合計
2:42
6:16
162
スタート地点
8:58
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長岡市村松町。バイパスから県道23号を蓬平方面へ。太田川と社段川の合流点付近、県道から引っこんだ道の路肩に駐車。
コース状況/
危険箇所等
社段川

県道23号沿いの太田川と社段川の合流点には、湧水の出ているお地蔵さまがある。そこから高さ10Mほどの社段川の堰堤が見えている。堰堤の上に周り込んだところから遡行開始。今の時季は草むらがないので、ほとんど水に足をつけることなく岸を伝って歩けた。コゴメ(クサソテツ)がどんどん伸びている。堰堤から20分のところからは沢にまだ雪が詰まっていたので、社段川の遡行を中止して引き返した。

社段川支沢

標高110Mほどの社段川左岸から、地形図に表示されている支沢が分かれている。はじめいくらか険しいが、その後は緩やかになった。岸にカタクリやスミレ。緩やかなところは岸が切り立っていないので、すぐそこに見える尾根にいつでも上がれる。支沢に入ってから20分ほどでやはり雪渓があらわれたので、そのまま尾根に上がって下山した。尾根もこの時季だとヤブこぎをしなくてすむ。尾根のそこここにヤマザクラ。コブシかタムシバも。ラバーソールの沢靴が土で滑りやすかった。
ファイル
(更新時刻:2015/04/25 17:07)
お地蔵さまにお参りしてから入る。
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お地蔵さまにお参りしてから入る。
すぐ堰堤が見える。右から周り込む。
すぐ堰堤が見える。右から周り込む。
堰堤の上の社段川。
堰堤の上の社段川。
雪解けの時季は秋に来た時よりも荒れていた。
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雪解けの時季は秋に来た時よりも荒れていた。
最初の雪渓はごく小さく、左の岸の上が通れた。
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最初の雪渓はごく小さく、左の岸の上が通れた。
前方の社段川の沢が完全に雪で埋まっている。
前方の社段川の沢が完全に雪で埋まっている。
先が見通せないが、雪はだいぶありそうだ。
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先が見通せないが、雪はだいぶありそうだ。
雪が消えた頃また来よう。
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雪が消えた頃また来よう。
社段川の支沢は、登り始めだけやや険しかった。
社段川の支沢は、登り始めだけやや険しかった。
木の枝がつまっている。
木の枝がつまっている。
崩れたところもある。
崩れたところもある。
やがて沢が緩やかになった。
やがて沢が緩やかになった。
雪渓があらわれた。
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雪渓があらわれた。
支沢の遡行はここで終了。
2
支沢の遡行はここで終了。
尾根のヤブはたいしたことがないが、尾根筋がわかりにくかった。
尾根のヤブはたいしたことがないが、尾根筋がわかりにくかった。
社段川に下りることができた。
社段川に下りることができた。
堰堤に戻ってきた。
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堰堤に戻ってきた。

装備

個人装備
GPS 沢靴 ヘルメット ハンマーバイル 8mmx20M補助ロープ ハーネス 下降器 カラビナ スリング 救急用品 ビバーク装備

感想

社段川は、ふつうの沢登りの対象にはならない小さな山の小さな沢。私にはうってつけだ。レコをあげなかったが、実は昨年10月にも社段川に挑戦して失敗している。それに先立って入渓地点の下見をした時、お地蔵さまの湧水のところで話をした地元の人から、社段川では人が死んでいると聞かされていた。はたして5〜10メートルほどの滝があらわれた。その滝の脇に細い沢があったので、そこを登って滝の上に出ようとしたのだが、沢がだんだん急になるのにつれて手がかりがなくなり、引き返そうと思った時に足を滑らせて、5メートルほど滑落した。気がつくと自分の血が垂れており、右足の捻挫、右腕の打撲と擦り傷を負っていた。自力で下山することができたが、死なないまでもまともに歩けない怪我をしたとしてもおかしくなかった。まるで雪の急斜面のようにスピードが加速していくのをどうすることもできない滑落の体験は、恐ろしいものだった。

今回はその滝まで到達できなかった。雪渓は想定していなかった。初心者丸出しでさぞかし危なっかしく見えるだろうが、雪渓につっこまなかったのは自分にとって確実な進歩だと思っている。

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