武相国境 境川を歩く 〜相原から町田〜
- GPS
- 06:10
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 4m
- 下り
- 40m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今日は、勤労感謝の日。山は若者に譲って武相国境の境川を相原から町田まで歩いた。
これで、海辺の金沢八景から相原まで武相国境の赤線が繋がった。
金沢八景から町田の鶴間近くまでは、分水嶺の道だったのに、そこからは川が国境になっている。これは、徳川氏の東国への入国後に行われた文禄3年(1594)の検地によって高座川を武相の境として境川と称するようになったことに由来するとのこと。
つまり、今回歩く途中で見た境川環境美化を呼びかける掲示板に記載されていたように、相原の草戸山が水源の境川は、かつては高座川(こうざがわ)と呼ばれていた。相模原台地の大部分は高座郡内だったのだから、最も自然な名称だったのだろう。掲示板に「相原は 昔はひとつ、今ふたつ」とあったのは、大昔は丘陵部に武相国境があり、相原は境川の両岸に広がっていたというわけである。なかなか味わいのある看板である。
かつて町田街道は、八王子と横浜を結ぶ絹の道。相模原台地、多摩丘陵一帯は、江戸、明治期には養蚕が盛んだった地域、境川沿いにも養蚕信仰の跡は多い。今回は、矢部の御嶽神社境内地にある蚕影神社に寄ったが、時間が許せば、色々と寄り道をしたいところであった。
一日歩いてみて、町田市域は境川に沿って西の方に伸びているが、川に沿って自動車専用道路が整備され、市の下流域も市民の憩いの散歩道として整備されているのが好印象として心に残った。
参考:「相模原の養蚕の面影 〜八王子絹の道から大島・田名〜」2023年02月12日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5175796.html
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