中山道69次を歩く （岩村田宿〜芦田宿）

2023年11月24日(金) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 17.9km
• 登り: 266m
• 下り: 263m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:20

7:09 佐久平駅
8:30 8:30 塩名田宿本陣跡
9:23 9:28 八幡神社前バス停
9:31 9:31 八幡神社
9:37 9:37 八幡宿本陣跡
10:52 10:54 望月宿本陣跡
12:29 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

写真

11/24 7:25

平塚の一里塚跡（日本橋から43里）。浅間山に源のある濁川に架かる砂田橋の向こうに一里塚があったが今は一を示す物は何もない

11/24 7:26

【塩名田宿】
砂田橋を渡るとすぐ右に荘山（かがりやま）稲荷神社　寛保元年（1714）創建、拝殿には保食神（うけもちのかみ）の額が掲げられており珍しい西向きの神社

11/24 7:28

境内にある芭蕉句碑
「野を横に 馬引むけよ 郭公（ほととぎす）」

11/24 7:42

石塔石仏群。お墓と一緒なので個人の墓地に石仏が集められたのだろうか？

11/24 7:47

諏訪神社、参道階段脇に男女双体道祖神

11/24 7:47

11/24 7:56

三猿が彫られた青面金剛像庚申塔と御嶽山碑、後ろは雲に隠れた八ケ岳連峰

11/24 8:09

駒形神社　本殿は文明十八年（1486）の再建で国重要文化財

11/24 8:13

祭神は騎乗の男女二神像で望月の牧の守護神といわれている。そういうわけで、そのような石が祀られている（陰陽石）

11/24 8:24

東枡形跡で塩名田宿の江戸（東）口

11/24 8:30

総合食品店大井屋に本陣丸山善兵衛の木札が掲げられている

11/24 8:31

向かいに丸山煙草の木札手前に中津村道路原票

11/24 8:32

問屋本陣跡と隣接する高札場

11/24 8:35

11/24 8:35

塩名田宿の街並み

11/24 8:36

坂越佐藤家住宅、 宿内最古の町屋

11/24 8:37

坂越の隣りが大和屋蔵元、最近の建築のようだが白壁と卯建が目立つ

11/24 8:43

お滝・天保十年（1839）建立の十九夜塔、明治四十年（1907）建立の道祖神。枯れたケヤキの根株から清水が湧き出ている

11/24 8:42

三階建ての茶屋角屋と三階建住居群

11/24 8:45

11/24 8:46

千曲川

11/24 8:59

大日如来像と芭蕉句碑　
後ろは浅間山、朝の内雲に隠れていたが姿を表した
芭蕉句碑「涼しさや すぐに野松の 枝のなり」

11/24 9:03

【八幡宿】
御馬寄(みまよせ)の一里塚　日本橋から44里

11/24 9:18

生井（いくゐ）大神(井戸の守護神)、馬頭観世音文字塔は文政十一年（1828）の建立

11/24 9:25

八幡神社隋神門　　天保十四年（1843）建立

11/24 9:27

天明三年（1783）建立の本殿は重要文化財

11/24 9:34

真っ直ぐ延びる八幡宿の街並み

11/24 9:37

八幡宿本陣跡、文化元年（1804）建築の本陣門

11/24 10:02

祝言道祖神

11/24 10:03

祝言道祖神
安曇地方発祥の道祖神、この道祖神は神様の衣装でなく宮廷貴族の衣装が珍しい

11/24 10:12

元禄十一年（1698）建立の道標「右仲仙道」、傍らに中山道牧布施道標

11/24 10:17

【望月宿】
望月宿入口

11/24 10:26

瓜生坂の一里塚　日本橋から45里

11/24 10:30

瓜生坂の碑　左は百萬遍供養塔

11/24 10:33

馬頭観音

11/24 10:40

石塔石仏群
個人住宅の庭の様な所に石尊大権現碑、大聖不動、普寛霊神、御嶽山蔵王大権現碑等があり、擁壁下に道祖神、馬頭観音等がある

11/24 10:40

表示板には長坂の馬頭観音・道祖神とある
中ほどに双体道祖神

11/24 10:42

鹿曲川（かくまがわ）を長坂橋で渡る

11/24 10:43

民家の木鼻に丸に「モ」の字、望月のモか？地域への愛着を感じる意匠

11/24 10:47

望月バスターミナル
今は平日のみ1日数便の千曲バス中仙道線だけだが以前は交通の要衝だったのだろうか？

11/24 10:50

望月の街並み

11/24 10:50

消防も洒落た建築

11/24 10:51

大正五年（1916）建築の木造三階建井出野屋旅館、映画「犬上家の一族」のロケに使われたそうだ

11/24 10:51

現在も営業している江戸時代末期創業の御宿山城屋

11/24 10:53

佐久市立望月歴史民俗資料館（本日、祝日(勤労感謝の日)の翌日で休館日）

11/24 10:54

前庭に駒繋ぎ石や祝言道祖神が展示してある

11/24 10:54

11/24 10:55

本陣跡は現在小児科医院

11/24 10:56

手前は江戸時代操業の御宿山城屋、奥は鷹野脇本陣跡

11/24 10:58

江戸期旅籠と問屋を兼ねた大和屋跡、望月宿最古の建築で国登録重要文化財

11/24 10:58

丸に「モ」の字が刻まれた下駄を掲げる下駄屋香美屋跡

11/24 11:01

大伴神社　景行天皇四十年（110）の創建

11/24 11:02

11/24 11:03

11/24 11:14

11/24 11:30

野仏　旅に病んだ行旅死亡人を弔ったか

11/24 11:34

太陽光発電を建設しようとしたが台座の骨組みと中国産のソーラーパネルが野済みされ放置されている

11/24 11:42

【茂田井　間の宿】
白壁の建物群が美しい叶屋（武重本家酒造）、 明治元年（1868）創業。酒造施設等が国有形登録文化財

11/24 11:42

武重本家酒造の向いに若山牧水の酒に因む歌碑
「よき酒と ひとのいふなる 御園竹（みそのたけ） われもけふ飲み つよしと思へり」
「しらたまの 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」
「ひとの世に たのしみ多し 然れども 酒なしにして なにのたのしみ」

11/24 11:46

蔦屋、元禄二年（1689）創業の大澤酒造

11/24 11:48

大澤家は名主を務めており家の前に高札場があった。天狗党迎え撃つ小諸藩の本陣ともなった

11/24 11:56

11/24 12:00

茂田井村上組高札場跡

11/24 12:01

石割坂

11/24 12:03

茂田井の一里塚　日本橋より46里

11/24 12:14

浅間山を望む様に「三界無縁供養塔」なるものが小高いところにポツンと建っている。中山道中行き倒れになった人の供養塔だろうか

11/24 12:19

【芦田宿】

11/24 12:28

前回お世話になった瑞香園で昼食

11/24 13:39

慧日山修学院津金寺 創建は大宝2年（702）を訪れバスで佐久平へ戻った

11/24 13:37

津金寺は天台宗最古の学問所となる津金寺談義所が開設され、全国から数多くの僧侶が訪れた

11/24 13:45

3基の滋野氏の供養塔（津金寺宝塔）長野県県宝

11/24 13:45

境内には800基を越える五輪塔がある

11/24 14:27

撮影機器：

EOS Kiss M ボディ CANON

感想

noyama141

　過日、雨のためバスで移動した区間を繋ぐ旅。前回傘を忘れ昼時の混雑時にわざわざ車で追いかけて傘を届けていただいた瑞香園さんにお礼に行く旅でもありました。
　歴史や伝統のある遺跡や街並み、美しい風景を観るばかりでなく土地土地の食や人情に触れるのも街道歩きの楽しみとなりました。