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Yamareco

記録ID: 6220214
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ハイキング
日光・那須・筑波

古賀志山主稜縦走(森林公園〜文挟駅)

2023年11月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:47
距離
12.3km
登り
503m
下り
503m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
1:27
合計
7:17
10:04
10:12
26
11:00
11:14
53
12:07
12:08
7
12:15
12:25
21
12:46
12:49
10
12:59
13:00
5
13:05
13:07
22
13:29
13:51
23
14:14
14:21
6
14:27
14:28
44
15:12
15:23
24
15:47
15:47
15
16:02
16:03
23
16:26
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路はバスでのアプローチとなったが、森林公園入口BSで下車したのは自分一人だった。大谷石積みの豪壮な民家の壁など眺めながら、登山口に向かって静かな晩秋の里を進んでゆく。
2023年11月25日 09:18撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 9:18
往路はバスでのアプローチとなったが、森林公園入口BSで下車したのは自分一人だった。大谷石積みの豪壮な民家の壁など眺めながら、登山口に向かって静かな晩秋の里を進んでゆく。
まあほとんどの人は自家用車で来るのだろうとの予想通り、公園の駐車場は一杯になりつつあった。車間をすり抜けて赤川ダムに上がると、意表をつかれたことに湖の方はからっぽになっていた。
2023年11月25日 10:20撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 10:20
まあほとんどの人は自家用車で来るのだろうとの予想通り、公園の駐車場は一杯になりつつあった。車間をすり抜けて赤川ダムに上がると、意表をつかれたことに湖の方はからっぽになっていた。
園内の遊歩道では、今まさに紅葉がピークを迎えているようだ。水があれば湖面に映えてさぞ美しかろうと思うが、これはこれで珍しい光景のような気もするので良しとしておこう。
2023年11月25日 10:32撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 10:32
園内の遊歩道では、今まさに紅葉がピークを迎えているようだ。水があれば湖面に映えてさぞ美しかろうと思うが、これはこれで珍しい光景のような気もするので良しとしておこう。
山頂までどのルートを採るか迷った末、なんとなく反省岩の名前に惹かれて東稜コースを選択。閻魔様のごとく厳しい形相を見せる中尾根の岩壁に相対しながら、物思いに耽ってみたりみなかったり・・・
2023年11月25日 11:02撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 11:02
山頂までどのルートを採るか迷った末、なんとなく反省岩の名前に惹かれて東稜コースを選択。閻魔様のごとく厳しい形相を見せる中尾根の岩壁に相対しながら、物思いに耽ってみたりみなかったり・・・
どの道を通るにせよ、この先待ち構える岩尾根の手始めとして、東稜詰めにある鎖場は試してみる積もりだった。思ったより足掛かりの良い岩質で、これならいけそうとの手応えも掴みながら頂上を目指す。
2023年11月25日 11:49撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 11:49
どの道を通るにせよ、この先待ち構える岩尾根の手始めとして、東稜詰めにある鎖場は試してみる積もりだった。思ったより足掛かりの良い岩質で、これならいけそうとの手応えも掴みながら頂上を目指す。
本日の主峰たる古賀志山に到着。おりしも昼食時にあたり、老若男女取り混ぜ大勢の人たちがくつろいでいる。眺望こそ東の見晴台に譲るが、意外に広い山頂でベンチなども数多く設置されていた。
2023年11月25日 12:24撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 12:24
本日の主峰たる古賀志山に到着。おりしも昼食時にあたり、老若男女取り混ぜ大勢の人たちがくつろいでいる。眺望こそ東の見晴台に譲るが、意外に広い山頂でベンチなども数多く設置されていた。
続く吊尾根からいよいよ岩稜帯が目立ちはじめ、再びの鎖場や梯子なども現れた。正面では雲に隠れる女峰山の目を盗んで、遠く白根山が銀色の輝きで男体山を誘っているようだ。
2023年11月25日 12:32撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 12:32
続く吊尾根からいよいよ岩稜帯が目立ちはじめ、再びの鎖場や梯子なども現れた。正面では雲に隠れる女峰山の目を盗んで、遠く白根山が銀色の輝きで男体山を誘っているようだ。
お次は展望随一を誇る御嶽山から、斑根石山越しに高原山を望む。こちらの山頂もなかなかの賑わいで、地元のハイカーの方に古賀志山には主脈の他にも楽しそうなコースがたくさんあることを教えてもらった。
2023年11月25日 12:54撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 12:54
お次は展望随一を誇る御嶽山から、斑根石山越しに高原山を望む。こちらの山頂もなかなかの賑わいで、地元のハイカーの方に古賀志山には主脈の他にも楽しそうなコースがたくさんあることを教えてもらった。
とはいえ今回の縦走の途はまだ半ばを残し、むしろここからが本番といえる。赤信号のように通せんぼをするゴヨウツツジの紅葉の下を潜って、静まり返った破線コースへ吸い込まれるように歩を進める。
2023年11月25日 13:06撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 13:06
とはいえ今回の縦走の途はまだ半ばを残し、むしろここからが本番といえる。赤信号のように通せんぼをするゴヨウツツジの紅葉の下を潜って、静まり返った破線コースへ吸い込まれるように歩を進める。
ふと見下ろせば先月訪ねた岩山・深岩山と鹿沼の街の上空を、パラグライダーがふわふわと舞っている。視線を上げると遠くたなびく雲に紛れて、あれは確かに富士山の影と見た。
2023年11月25日 13:29撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 13:29
ふと見下ろせば先月訪ねた岩山・深岩山と鹿沼の街の上空を、パラグライダーがふわふわと舞っている。視線を上げると遠くたなびく雲に紛れて、あれは確かに富士山の影と見た。
藍より出でて・・・という諺があるが、花より鮮やかな紅葉をなんと例えよう。垂れ下がった果房を見るとこれはアブラツツジの木か。傾き始めた西日を浴びて、妖しいほどに赤く岩肌を染めていた。
2023年11月25日 13:54撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 13:54
藍より出でて・・・という諺があるが、花より鮮やかな紅葉をなんと例えよう。垂れ下がった果房を見るとこれはアブラツツジの木か。傾き始めた西日を浴びて、妖しいほどに赤く岩肌を染めていた。
この山域は奇岩怪石の類にも恵まれ、名前が付いているものも多いようだ。しかし微妙にコースから外れているせいか、自分が間近に出来たのはさっきの中岩とこの二尊岩くらいだった。
2023年11月25日 14:16撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 14:16
この山域は奇岩怪石の類にも恵まれ、名前が付いているものも多いようだ。しかし微妙にコースから外れているせいか、自分が間近に出来たのはさっきの中岩とこの二尊岩くらいだった。
赤岩山を踏んで振り返ったところで、立ち寄る予定だった猿岩の真横を通りながらスルーしてしまったことに気付いた。得てしてこういうのは、注意力が散漫になりつつあるサインだったりするわけで・・・
2023年11月25日 14:59撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 14:59
赤岩山を踏んで振り返ったところで、立ち寄る予定だった猿岩の真横を通りながらスルーしてしまったことに気付いた。得てしてこういうのは、注意力が散漫になりつつあるサインだったりするわけで・・・
既に行程は最後のピークとなる北ノ峯越しに、下界の景色も指呼に出来るほどだが、足元はまだ油断ならない状況が続く。気を引き締めて進まねばと深呼吸すれば、初冬の冷たい風がツンと鼻を刺した。
2023年11月25日 15:03撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 15:03
既に行程は最後のピークとなる北ノ峯越しに、下界の景色も指呼に出来るほどだが、足元はまだ油断ならない状況が続く。気を引き締めて進まねばと深呼吸すれば、初冬の冷たい風がツンと鼻を刺した。
おそらく無縫塔の直上あたり、ここが最後の岩場となるようだ。振り返ってみれば渡ってきた鎖は7〜8セット?500mクラスの低山とは思えない驚きの充実ぶりだった。
2023年11月25日 15:28撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 15:28
おそらく無縫塔の直上あたり、ここが最後の岩場となるようだ。振り返ってみれば渡ってきた鎖は7〜8セット?500mクラスの低山とは思えない驚きの充実ぶりだった。
麓に降り立つと沈みゆく太陽と入れ替わるように、鳥屋山の端から月が昇ってきた。最後に村の神様に無事下山できたと挨拶してから、日が落ちきる前に帰りの駅へと急ごう。お疲れさまでした。
2023年11月25日 16:02撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 16:02
麓に降り立つと沈みゆく太陽と入れ替わるように、鳥屋山の端から月が昇ってきた。最後に村の神様に無事下山できたと挨拶してから、日が落ちきる前に帰りの駅へと急ごう。お疲れさまでした。
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無雪期ピークハント/縦走 関東 [日帰り]
赤岩山〜御岳山〜古賀志山縦走
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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