西上州破風山周回

2023年11月25日(土) [日帰り]

• GPS: 04:30
• 距離: 6.0km
• 登り: 294m
• 下り: 289m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:49
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:19

距離 6.0km 登り 296m 下り 301m

10:06 スタート地点
10:29 10:31 小ピーク
11:16 11:18 小ピーク休止
11:58 12:24 破風山
12:56 0:00 尾根を左折
13:58 0:00 道へ出る。
14:04 0:00 千平駅
14:17 0:00 南西神社
14:25 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

最興寺の駐車場に停めさせていただいた。

コース状況／危険箇所等

私の破風山の登山は2回目。前回歩いていない、頂上の東の尾根を登り、下りは、西端から南に張り出した尾根を辿る周回コースである。

写真

11/25 10:11

最興寺の山門

11/25 10:04

最興寺の本堂。曹洞宗。

11/25 10:05

最興寺の駐車場に車を置かせていただき、出発。西上州の山好きな総勢12名。

11/25 10:18

双体道祖神。双体道祖神は長野県・山梨県・群馬県・静岡県・神奈川県に多く分布し、東北地方においてもみられるとのこと。左折。

11/25 10:20

楽器のようなものを抱えた石像。

11/25 10:22

神社があった。正一位稲荷大明神の額が鳥居に掲げられていた。

11/25 10:23

舗装道を奥へ。

11/25 10:25

祠のところを左折し、

11/25 10:25

山に分け入る。

11/25 10:33

ほどなく尾根道へ。

11/25 10:44

岩が見えてきた。

11/25 10:45

岩尾根の先に破風山が見える。

11/25 10:47

岩の上に、微妙なバランスで祠その1が置かれていた。屋根に十字が刻まれ、隠れキリシタンではないかとのこと。左のピークが破風山。

11/25 10:50

左、四ツ又山。右、鹿岳を望む。

11/25 10:56

祠その2（この後も祠が続くので数えてみることにした。）

11/25 10:57

岩の尾根を進む。

11/25 11:02

岩登りで、

11/25 11:07

小ピークの上に出た。

11/25 11:12

稲含山を望む。

11/25 11:12

紅葉の先の山々。

11/25 11:15

紅葉の尾根の先、富岡の市街。うれしいことに、筑波山から加波山まで見えた。

11/25 11:16

祠その3。屋根を支えているかに見える2本の柱は細い枝で簡単に外れるただの飾りだった。

11/25 11:18

登ってきた尾根を振り返る。この辺りがみかさ山らしい。

11/25 11:20

尾根の左に、紅葉の森が広がっていた、

11/29 19:23

岩稜を進み岩の基部を巻いていたら岩の上に祠があるという。登ってみたら、

11/25 11:33

祠は全体が円柱の珍しい形をしていた。祠その4。

11/25 11:34

祠に嘉永2年と刻まれていた。西暦1849年。明治維新の19年前に作られたもののようだ。

11/25 11:41

さらに大岩壁の基部に、不動明王を発見。

11/25 11:45

回りの火炎だけが残り、ご主人は不在。同行者が、ご主人が落ちて破損しているのを見たという。

11/25 11:53

破風岳頂上直下の基部を回り込んで、

11/25 12:26

破風岳450mに着いた。

11/25 12:01

やせた岩尾根に多くの祠が鎮座していた。頂上の東端、祠その4。遠くに赤城山を望む。

11/25 12:00

祠その5。この祠は窓がないが中に空洞があった。

11/25 11:58

祠その6。

11/25 12:40

頂上での昼食休憩の後、西側の尾根を辿る。
次のピークの祠その7。
私の数えた祠の数はこれで7基だった。
同行者と数が合わないが、正確な数は今後の課題か。

11/25 12:47

岩のないハイキングロード。

11/25 13:04

尾根を左折して、

11/25 13:06

小ピークからの眺め。鍬柄岳と大桁山を間近に望む。

11/25 13:17

シノダケが現れたが長くは続かなかった。

11/25 13:22

小ピークが連続する。手の届きそうなところに人家が見えた。里山の趣だ。

11/25 13:40

思いもかけないような岩登りもあって、気が抜けないが、

11/25 13:41

ピークに立つと

11/25 13:43

この眺めが待っていた。

11/25 13:54

南端の小ピークからの眺め。

11/25 14:01

最後は藪漕ぎ。この橋を渡るために、北寄りの尾根を下った。

11/25 14:02

渡った橋と降りてきた尾根を望む。

11/25 14:06

畑道を行き振り返ると降りてきた尾根は紅葉に彩られていた。

11/25 14:07

畑の上にも紅葉が。

11/25 14:08

千平駅の近く、関東ふれあいの道。大桁山登山コースの案内板があった。

11/25 14:10

通りに面してピラカンサスの実。

11/25 14:22

南西（なんさい）神社の赤い鳥居をくぐる。

11/25 14:24

神社に参拝。

11/25 14:25

神社のすぐ下の駐車場に帰着した。

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

山とハム

1.標高は低いけれど西上州らしい魅力にあふれた破風山
破風山は上信越道のインターチェンジを降り、道の駅あたりにかけてしばらく見える山並みがそれであるが、標高が低くどこがピークかわからない山容。標高はわずか450mにすぎないから、鍬柄岳や大桁山の引き立て役のような山にすぎないと思っていた。
しかし地元の集落のすぐ裏にあるせいか、岩稜には多くの祠が点在し、昔から地元の方に愛されてきたようだ。

今回は西上州の山好きの中でも、地元の歩きなれた方が破風山の知られざるルートを案内してくれた。岩歩きの面白さと、適度なルートファインディングの緊張感もあって、脇役が主役に躍り出るかのような魅力を感じた破風山の山歩きだった。

2.南蛇井という地名の由来について
南蛇井駅の近くに南西（なんさい）神社があった。
川の幅が広いところというアイヌ語「ナサイ」が語源という説 のほかに、周辺の井戸から大蛇が現れたことにちなんでいるという説もあるらしい。栃木県に蛇尾川があってさび川と読むので、「さい」と蛇井を関連付けてみるとその由来がしっくりくるような気がした。