爺ヶ岳〜崖斜面をトラバースしてはいけません！G‐BRUEな青い空〜

2023年11月27日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.5km
• 登り: 1,356m
• 下り: 1,356m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:50

5:30 柏原新道登山口
11:40 12:20 爺ヶ岳南峰
15:20 柏原新道登山口

登りで6時間もかかってしまいました
着たり脱いだり履いたり脱いだり
冬山は何かと時間がかかります
それとメンタルがやられました

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢橋手前の駐車場

コース状況／危険箇所等

水平道を過ぎて2本目の大きな沢の手前の右斜面から樹林帯を直登するルートが出来ておりました（赤テープはありません）私はそれに気づかずトレースの消えた大きな沢に下りて夏道があった鎖場の崖斜面を15mほどトラバースしましたが後続の方にそこ危なくないですか？と言われ引き返しました　滑落したら10m滑り落ちそこから100mは転がり落ちる所でした　ご指摘に感謝！落ちなくて本当に良かったです

その他周辺情報

薬師の湯　大人750円　サウナ水風呂サウナ水風呂サウナ水風呂と3回ほど繰り返すのが最近の私の流儀です

写真

11/27 6:22

大町の街灯り
八ヶ岳の山並み
朝焼けのグラデーション

11/27 6:50

樹林帯の隙間から
ピンク色した針ノ木岳
モルゲンロートの始まり

11/27 6:53

ケルンの手前で展望が開け
目の前の山々がピンク色に
染まりました

11/27 6:54

扇沢駅を見下ろすと
谷底はまだ薄暗いが
歓声が聞こえる気がする

11/27 8:29

振り返ると常にそこにある
蓮華岳と針ノ木岳　徐々に
標高を上げて行きます

11/27 8:35

シラビソの森を抜けると
蓮華岳と針ノ木岳が良く
見える場所がありました

11/27 8:36

水平道上部辺りで日陰から
抜けだしました　たちまち
ポカポカ陽気で暑いくらい

11/27 9:33

ここが危険な箇所　デブリの
沢まで降りて右斜面を15m
進みましたがめっちゃ怖い！

11/27 10:33

引き返して樹林帯をやぶこぎ
しながら稜線まで来ました
気分は爽快！空は爺‐BLUE！

11/27 10:43

稜線にやっと着いたー！
針ノ木岳　蓮華岳を
振り返りほっと一息

11/27 10:46

ここから緩やかな稜線歩き
爺ヶ岳南峰を目指します

11/27 10:48

少し歩いて振り返ると
立山　剱岳　毛勝三山
の山々が見えてきました

11/27 11:19

時折強風が吹く稜線を
一歩一歩進んで行きます
種池山荘が遠くなって来た

11/27 11:19

真っ白なライチョウさん
いないかなーとブツブツ
シュカブラは美しい

11/27 11:21

風が寒い！我慢できず　
アウターを羽織りました
鹿島槍はバッチリ見えます

11/27 11:23

ふぅー　あとちょっとです
風は寒いしアイゼンで歩き
ずらいし心拍数はかなり高い

11/27 11:33

爺ヶ岳中央峰と北峰
奥には高妻山妙高山火打山
焼山雨飾山が連なる

11/27 11:42

着いたー！爺ヶ岳南峰到着
直登の道を教えて下さった
お二人様に撮って頂きました

11/27 12:13

さっきまで雲に隠れていた
槍ヶ岳や穂高の山々も
ハッキリと見えました

11/27 12:14

歩いて来た稜線
オレンジ色の種池山荘と
奥に連なる立山剱岳

11/27 12:15

谷底にある扇沢駅
あすこから登って来たんだ
近くに見えて遠い

11/27 12:15

優美な鹿島槍ヶ岳

11/27 12:16

風は寒いけどいつまでも
見ていたい雪景色でした
さてと帰ろう

11/27 13:28

帰りは陽射しが燦々と
わが身に降り注ぎます
汗だくです温泉目指します

撮影機器：

COOLPIX P340 ニコン

感想

anzunosato

11月末に林道が閉鎖するという事で
扇沢から北アルプスの爺ヶ岳に行って参りました

まだ暗い5時30分から歩き始め割と快調なペースでしたが
水平道を過ぎて危険箇所の沢でかなり怖い思いをしました
トレースは途中で消えていたのですが雪崩のあとの残る
沢底まで降りて右の崖斜面の夏道をピッケルとアイゼンで
足場を確保しつつ進みましたが左側は崖で10数m切れ落ち
ておりそこから沢を転がり落ちていくであろう箇所でした
半分くらい進んだ辺りで後続の方に「そこ危なくないですか」
「危ないです」「ここから直登するトレースがありますよ」
「ありがとうございます」「引き返します」と言うような
やりとりをして無事滑落せずに安全なところまで戻りました
ご指摘いただきまして本当にありがとうございました
直登のルートは木々が邪魔で難儀しましたがあの怖い思いに
比べればへのかっぱでした

稜線に到着後時折雪煙を巻き起こすような強風も吹きましたが
比較的穏やかでした
爺ヶ岳南峰山頂からは白く雪化粧された峰々をたくさん望む
ことが出来ました。