記録ID: 6252092
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ハイキング
奥武蔵
釜伏山清滝 ゴ・ドーハンのチョイ山歩 蚕糸祭恒例蚕神詣
2023年12月04日(月) [日帰り]
godohan
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 00:28
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 256m
- 下り
- 26m
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日帰り
- 山行
- 0:27
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:27
15:00
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
倒木や荒れた箇所は多数あります。 |
写真
祭りの後の旅立ちの丘はとても静かです。フルコーラス聴いちゃいました。2番の歌詞が泣けるんですよねぇ。
昨夜は最大に花が咲いたのでしょうが、噓のようにひっそりしています。これから向かう柞(ははそ)の森が色づいています。
第十代崇神天皇の御代に知知夫国初代国造に任命された知知夫彦命が租神の八意思兼命を祀ったのが始まり。
この看板がなければ蚕糸祭りには気づきませんね。いや、あっても気づかないでしょう。
庚申信仰のいわゆる「見ざる・言わざる・聞かざる」ではなく、秩父神社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」お元気三猿です。
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12/4 9:23
庚申信仰のいわゆる「見ざる・言わざる・聞かざる」ではなく、秩父神社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」お元気三猿です。
北辰の梟。体は正面のご本殿に向き、頭は正反対の真北を向いて昼夜を問わずご祭神をお守りしている。ご祭神の妙見様は、北極星を中心とした北辰北斗の信仰であり、この梟の見ている方角に妙見様が出現する。
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12/4 9:25
北辰の梟。体は正面のご本殿に向き、頭は正反対の真北を向いて昼夜を問わずご祭神をお守りしている。ご祭神の妙見様は、北極星を中心とした北辰北斗の信仰であり、この梟の見ている方角に妙見様が出現する。
天神地祇社。全国の一之宮計75座の神々を祀る。それぞれの御神前にお参りすると全国の一之宮を遥拝することになるそうです。ちなみに御嶽はないようでした。
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12/4 9:26
天神地祇社。全国の一之宮計75座の神々を祀る。それぞれの御神前にお参りすると全国の一之宮を遥拝することになるそうです。ちなみに御嶽はないようでした。
中世以降は関東武士団の源流、秩父平氏が信仰した妙見様(天之御中主神アメノミナカヌシノカミ、北斗七星の神)を合祀して秩父妙見宮と称した。こちらは桃山時代の扁額。
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12/4 9:28
中世以降は関東武士団の源流、秩父平氏が信仰した妙見様(天之御中主神アメノミナカヌシノカミ、北斗七星の神)を合祀して秩父妙見宮と称した。こちらは桃山時代の扁額。
本日(本祭)の主役(繭玉)は奉納された地酒、地ウイスキー、地ワインの樽の脇に控えめに置かれていました。
現社殿は天正二十年(1592)徳川家康の寄進で建立した見事な権現造り。
立派な銀杏の葉はまだ残っていました。（で、この後国神の大銀杏を見に行ったのですが…）
日御碕神社。御祭神は須佐乃男神(悪疫退散の神)、例祭日は7月20日、川瀬祭に合せて斎行。
諏訪神社。祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)、八坂刀賣神(やさかどめのかみ)。もちろん御本社は諏訪大社。秩父と諏訪(信州)は古来から近世まで深い関係があったみたい。
4
12/4 9:42
諏訪神社。祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)、八坂刀賣神(やさかどめのかみ)。もちろん御本社は諏訪大社。秩父と諏訪(信州)は古来から近世まで深い関係があったみたい。
社殿は信州安曇野の穂高神社の旧神殿の用材を譲り受けて建立されたとの事。
所変わって皆野町の國神神社。頻繁に目前は行き来していましたが、まじまじと参拝するのは初めてです。見事な彫刻にビックリでした。
2
12/4 10:34
所変わって皆野町の國神神社。頻繁に目前は行き来していましたが、まじまじと参拝するのは初めてです。見事な彫刻にビックリでした。
彫刻は現社殿造営時(明治三十四年竣工、1901)に熊谷市玉井の彫刻師小林栄次郎による。これは拝殿の正面に施された天照大神の「天の岩戸」の場面。
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12/4 10:39
彫刻は現社殿造営時(明治三十四年竣工、1901)に熊谷市玉井の彫刻師小林栄次郎による。これは拝殿の正面に施された天照大神の「天の岩戸」の場面。
何と無償で御由緒や彫刻の説明が記された小冊子が置かれていました。見事とは思いながら詳細は全くわからない彫刻がほとんどなのでこれは有難いです。
2
12/4 10:40
何と無償で御由緒や彫刻の説明が記された小冊子が置かれていました。見事とは思いながら詳細は全くわからない彫刻がほとんどなのでこれは有難いです。
元は琴平神社、その関係で遠く離れた四国の金毘羅様にまつわる彫刻があります。
来年は忙しくなりそうな「清少納言の墓」最右の人物がその人。墓の移転をして清少納言の霊があらわれた場面だそうですが、金毘羅様との関係は？
5
12/4 10:44
来年は忙しくなりそうな「清少納言の墓」最右の人物がその人。墓の移転をして清少納言の霊があらわれた場面だそうですが、金毘羅様との関係は？
「金毘羅宮の二天門 長曾我部元親の逆木の門」四国統一を目指した元親は二天文門に乱入するも、神罰を受け改心、炎上した門を直ちに造営したが、一夜で仕上げたので、誤って材が逆さになってしまった。まさか秩父で元親に会えるとは。左手三人のうち、真中の方。
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12/4 10:46
「金毘羅宮の二天門 長曾我部元親の逆木の門」四国統一を目指した元親は二天文門に乱入するも、神罰を受け改心、炎上した門を直ちに造営したが、一夜で仕上げたので、誤って材が逆さになってしまった。まさか秩父で元親に会えるとは。左手三人のうち、真中の方。
坂上田村麻呂(中央の烏帽子直垂の人物)が美女に化けた妖怪を退治する場面。
海老虹梁(こうりょう)。向拝(拝むところ)と拝殿を結ぶ梁、特に曲がりや彫刻を施したもの。
そちらからの社殿の眺め。なかなかのお社でした。さて、お待ちかねの国神の大銀杏に向かいましょう。
その道すがら「有史参千年 知々夫國造遺跡入口」(たぶん昭和五年だったと思う)なる青石の碑。図らずも先ほどの秩父神社と繋がりました。
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12/4 11:03
その道すがら「有史参千年 知々夫國造遺跡入口」(たぶん昭和五年だったと思う)なる青石の碑。図らずも先ほどの秩父神社と繋がりました。
こちらは国神の姫イチョウ。知々夫姫命の墳墓に植えられたと伝わる。ガ〜ン！葉っぱがありませぬ。やはり環境によって個体差があるのですね。
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12/4 11:04
こちらは国神の姫イチョウ。知々夫姫命の墳墓に植えられたと伝わる。ガ〜ン！葉っぱがありませぬ。やはり環境によって個体差があるのですね。
石祠(大正七年八月、1919)はこの一画を寄付した地主さんの氏神様とのこと。蓑山が良く見えます。
ちょっとブーさんに似てる？早速、「秩父・奥武蔵の石造大日尊リスト」にアップしておきましょう。
一方、本堂右手の一寸上がった所に、潮音堂。木像聖観音像が安置されています。足元しか見えませんが…。
昨日の皆野アルプスを北東からの眺め。大日様も見えていますね。
そしてこれが本命の国神の大イチョウですが、こちらも葉っぱが！知々夫彦命の墳墓(国神塚)に植えられたと伝わる。
何と妙見宮までありました。まさにイチョウがいざなってくれた縁ですね。
ここを逃したらお昼抜きになってしまうと思って立ち寄りました。『千葉亭』(長瀞町井戸、岩畳の対岸の道路沿い)。えっ！ウサギ肉？
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12/4 12:21
ここを逃したらお昼抜きになってしまうと思って立ち寄りました。『千葉亭』(長瀞町井戸、岩畳の対岸の道路沿い)。えっ！ウサギ肉？
岩根神社。御嶽大神、普寛霊神、一心霊神などが祀られた里山御嶽でもあります。
風布みかん山のあたりから釜伏山。次のミッションは山頂左の谷筋に向かいます。
釣り堀の方から「この先荒れていますよ」とご心配いただきました。ありがたいことです。
本日のミッション�∋住綺廚蠅了嫁劼鬚靴討�ら、この方に会いに来ました。
ドーハン君が寒中滝行をしています。でも寒中というほど寒くはありません。
一寸時間に余裕ができたので、猿田彦大神まで登ってみました。さらにここを登りつめると古峯神社が祀られています。
絹笠大神のお背中を拝見しながら休憩です。桑製の木笛(樹音)があるのですが残念ながら紛失中です。
撮影機器：
感想
・秩父夜祭りは「お蚕祭り」とも呼ばれるそうで、繭や農産物、一年の収穫を神に感謝する祭りでもあるそうで、3日本祭の翌日に行われるのが蚕糸祭。といっても一般向けではなく関係者のみで厳かに執り行われますので気づかない人の方が多いと思います。
・今年はその4日は平日だったので、どうしようかな？と迷っていたのですが、土曜日に伊勢崎をご案内いただいたUmiminnさんから頂いたお菓子が偶然にも『絹衣』。これは背中を押されたと思い、秩父神社を参拝した後、岩根山と釜伏山の蚕神を詣でました。
・その途中で皆野町国神の大イチョウを見学に行きました。残念ながらイチョウの葉は殆どありませんでしたが、こちらは知々父姫命の墓の脇に植えられたと伝えられ、先程の秩父(知々父)神社と繋がりました。ちなみに大イチョウの根元には妙見宮が祀られていました。
・国神神社にも立ち寄りましたが、その社殿に施された彫刻には驚きでした。元は琴平(金毘羅)神社だった関係で、金毘羅社関係の彫刻が多くありました。四国からはるか遠く離れたこの秩父でまさか『長曾我部元親』に出会うとは思いもよりませんでした。秩父にも沢山の金毘羅社、琴平社がありますが、これほど詳細に四国の文物に接することができる所はないでしょう。彫刻の説明冊子も用意されていました。なお、清少納言や牛若丸はどういう繋がりがあるのかわかりません。お存じの方がいらしたら、是非教えてきたいただきたいものです。
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kotarou1114 さん
伊勢崎銘菓「絹衣」が登場してびっくりしました。まさか、あのお菓子が背中を押すとは。
蚕糸祭があるとは、さすが秩父です。群馬にもあっておかしくないですね。心してみようと思いました。風布の日本北限の蜜柑園にもびっくり。美味しい水で育って美味しそうですね。（びっくりといえば、うさぎ肉もです💧）
國神神社は、由緒や彫刻の冊子があっていいですね。どこの神社にもあったらありがたいのにと思いました。金毘羅様があったら、同じお話しの彫刻がないかよく見てみようと思います。
国神の大銀杏、すっかり葉っぱがありませんでしたね。いっそ潔いです。また来年のお楽しみですね。
かの有名な秩父夜祭は蚕まつりとも呼ばれるのですね。蚕糸祭にお詣りして、蠶守護神、絹笠大神にもお詣りして、関係者以上に蚕の神様にあやかれそうです。御嶽山で蚕神にあったように、またよい巡りあわせをいただけますように✨
ホントどうしようか半々だったのですが、あのお菓子の銘柄を拝見して、決心しました(笑)。結果、大収穫の山行となりました。
今回は行きませんでしたが釜山神社にはたくさんお犬様がおりますので、蚕神共々いつでもご案内しますので、お声かけくださいませ。それでは。 godohan
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