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Yamareco

記録ID: 625427
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

今倉山・菜畑山〜早春の道志の山を満喫〜

2015年03月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.8km
登り
896m
下り
1,201m

コースタイム

日帰り
山行
5:19
休憩
1:34
合計
6:53
7:26
56
スタート地点
9:40
10:11
37
10:48
10:54
80
12:14
12:58
81
14:19
ゴール地点
天候 晴れのちくもり
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道志村ヤマユリセンターの駐車場を利用:唐沢バス停より都留市方面への平日限定バスを捕まえ(7:10ころ通過)道坂隧道の先で自由降車で下車(運賃:350円)。一巡コースでヤマユリセンターの駐車場へ戻る。
コース状況/
危険箇所等
今倉山から菜畑山の道は少し細いですが、しっかりと踏まれています。
その他周辺情報 道志の湯で山の汗を流す
林道途中で朝一の富士:今日も天気が素晴らしい。
2015年03月05日 09:04撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:04
林道途中で朝一の富士:今日も天気が素晴らしい。
ドアップ
2015年03月05日 09:04撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:04
ドアップ
南アルプス南部の重鎮たち
2015年03月05日 09:04撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:04
南アルプス南部の重鎮たち
御正体と鹿留を従えた富士
2015年03月05日 09:04撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:04
御正体と鹿留を従えた富士
都留二十六夜山の文字には味わいがあります
2015年03月05日 09:23撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:23
都留二十六夜山の文字には味わいがあります
雲取から石尾根:雲取頂稜の白さが印象的です
2015年03月05日 09:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:24
雲取から石尾根:雲取頂稜の白さが印象的です
ええーと飛龍辺りかな?
2015年03月05日 09:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:24
ええーと飛龍辺りかな?
大菩薩の峰々:まだ白いところが目立ちます。
2015年03月05日 09:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:24
大菩薩の峰々:まだ白いところが目立ちます。
東京の近くにもこんな山里が・・・:旧秋山村。リニア線は見えるかな?
2015年03月05日 09:25撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:25
東京の近くにもこんな山里が・・・:旧秋山村。リニア線は見えるかな?
御正体山:次はあっちに行ってみようかな?
2015年03月05日 09:25撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 9:25
御正体山:次はあっちに行ってみようかな?
この光景こそ道志の山の醍醐味。
2015年03月05日 10:14撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:14
この光景こそ道志の山の醍醐味。
木の根開き:春ですね〜
2015年03月05日 10:17撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:17
木の根開き:春ですね〜
これからは赤岩劇場のはじまりはじまり〜。すごいんだから。:まずは軽く丹沢を背景に今倉山
2015年03月05日 10:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:42
これからは赤岩劇場のはじまりはじまり〜。すごいんだから。:まずは軽く丹沢を背景に今倉山
西丹沢の山々と箱根のお山
2015年03月05日 10:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:42
西丹沢の山々と箱根のお山
菰釣山から御正体山
2015年03月05日 10:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:42
菰釣山から御正体山
富士に雲がかかってきた。
2015年03月05日 10:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:42
富士に雲がかかってきた。
南アルプスが勢揃い。
2015年03月05日 10:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:42
南アルプスが勢揃い。
南アルプスと八ヶ岳の間に槍・穂高の白い峰が埋まるように見えてます(この写真では微妙だな〜)
2015年03月05日 10:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:42
南アルプスと八ヶ岳の間に槍・穂高の白い峰が埋まるように見えてます(この写真では微妙だな〜)
金峰、大菩薩、奥秩父の山々:頭だけが白い。
2015年03月05日 10:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:43
金峰、大菩薩、奥秩父の山々:頭だけが白い。
奥秩父から奥多摩
2015年03月05日 10:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:43
奥秩父から奥多摩
奥多摩と権現山・扇山・倉岳山など中央線沿線の山々
2015年03月05日 10:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:43
奥多摩と権現山・扇山・倉岳山など中央線沿線の山々
こないだ歩いた朝日山・赤鞍が岳
2015年03月05日 10:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:43
こないだ歩いた朝日山・赤鞍が岳
これからは主な山岳をドアップ撮影:笊と聖
2015年03月05日 10:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:43
これからは主な山岳をドアップ撮影:笊と聖
赤石・荒川・悪沢をアップ:さすが南アルプスの大黒柱だね。
2015年03月05日 10:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:43
赤石・荒川・悪沢をアップ:さすが南アルプスの大黒柱だね。
塩見と農鳥、三つ峠の横に間ノ岳がチラ見。
2015年03月05日 10:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:43
塩見と農鳥、三つ峠の横に間ノ岳がチラ見。
三つ峠の裏に北岳が慎ましく。鳳凰の後ろに仙丈がこれまたチラ見。
2015年03月05日 10:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:44
三つ峠の裏に北岳が慎ましく。鳳凰の後ろに仙丈がこれまたチラ見。
甲斐駒:いつ見ても厳ついね。
2015年03月05日 11:06撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 11:06
甲斐駒:いつ見ても厳ついね。
八ヶ岳どどーんと
2015年03月05日 10:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:44
八ヶ岳どどーんと
小川山と金峰:奥秩父の山はやっぱり地味?
2015年03月05日 10:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:44
小川山と金峰:奥秩父の山はやっぱり地味?
雲取:あの白い石尾根。今日も気持ちいいだろうな。
2015年03月05日 10:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:44
雲取:あの白い石尾根。今日も気持ちいいだろうな。
ここのポイントはちょっと悔しい:三つ峠さん、ちょっとどいていただけますか?
2015年03月05日 11:06撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 11:06
ここのポイントはちょっと悔しい:三つ峠さん、ちょっとどいていただけますか?
最後はやっぱり富士ですよね。
2015年03月05日 10:47撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:47
最後はやっぱり富士ですよね。
以上、赤岩劇場はどうでしたか?:天気が良くて良かった〜。
2015年03月05日 10:46撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 10:46
以上、赤岩劇場はどうでしたか?:天気が良くて良かった〜。
今倉山の頂上です。
2015年03月05日 11:50撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
3/5 11:50
今倉山の頂上です。
もうお年寄りだから、ストックが手放せません。
2015年03月05日 11:50撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 11:50
もうお年寄りだから、ストックが手放せません。
菜畑山:西丹沢の重鎮、大室山がどっしり。まだまだ雪が深そうです。
2015年03月05日 13:20撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 13:20
菜畑山:西丹沢の重鎮、大室山がどっしり。まだまだ雪が深そうです。
道志の谷と畦が丸。
2015年03月05日 13:20撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 13:20
道志の谷と畦が丸。
菰釣山
2015年03月05日 13:20撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 13:20
菰釣山
菜畑山は明るい雰囲気。
2015年03月05日 13:21撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3/5 13:21
菜畑山は明るい雰囲気。
撮影機器:

感想

 早朝2時50分に起床。3時15分に自宅を出る。中央道の相模湖東出口から道志みちに抜け、曙橋に到着。6時30分。国道沿いの幅広い路肩スペースに車を止め、長靴に履き替え登山準備をした。当初、ここから道坂隧道までのバス利用で、都留二十六夜山・今倉山・菜畑山の一巡コースを目論んでいた。しかし、目の前に駐車禁止の道路標識があるのを見つけてしまった。ここに駐車しても99%大丈夫だろうが・・・。迷ったあげく、正攻法で道坂隧道脇の登山者用駐車スペースに止めようと車を発進させた。偶然にも1 km弱走ると、廃校跡にできた道志ヤマユリセンターの大きな駐車場が目に入った。この駐車場を拝借することにする。すぐ近くには唐沢バス停があった。当初の予定通り事が運びそうだ。

 平日のみ2便しか運行されていない都留市へ向かう朝のバスを上手く捕まえる。乗客は私一人。乗り込むなり、運転手さんに道坂隧道先の右に入る林道が分岐するところで下ろしてくれと頼んだが、運転手さんは無言でバスを発車させた。自由乗降区間ではないのか?案じていると、頼んだ場所で止まってくれた。料金350円を払って、「ありがとうございました」とお礼を言うと、「気をつけて行ってらっしゃい」と笑顔で答えてくれた。

 すがすがしい空気の中を出発。7時26分。通行止めのゲートを越え、立派な林道を緩やかに登っていく。雪はまったく無かった。30分も歩くと暑くなってきたので、展望が開けた場所で小休止し、薄手のセーター2枚を脱いだ。間もなく左の尾根へ取り付く登山道に入り、10分あまりで都留二十六夜山に到着した。富士・南アルプス方面と大菩薩から奥多摩方面の展望が良い。ここでも雲取山の石尾根頂稜部の白い筋が印象的であった。歩き出して1時間あまりだが、ノンアルコールビールを開け、喉を潤した。

 都留二十六夜山から今倉山へ。標高1,300メートルくらいの所から雪が出てくる。木の幹の周りは雪が溶けており、春を感じた。木の根開きと言うらしい。一方、登山道の雪は昨日までの雨と今朝の冷え込みでカチカチに凍結していた。チェーンアイゼンを装着する。冬と春の同居した山道だ。赤岩では、ほぼ360度グルリと素晴らしい展望が開ける。朝からおなじみの富士や南アルプスの他、八ヶ岳の核心部も指呼の内だ。八ヶ岳の左側には、埋もれるような形で槍・穂高と思われる白い峰もぼんやりと確認できた。心地よい日光を浴びながら、お菓子を広げてのんびりする。時より風も吹くが、寒くはない。しばらくして、富士に雲がまとわりついてきた。上空にもいつしか1つ2つと雲の塊がでてきて、時より太陽を隠す様になってきた。私は「よいこらしょっ」と腰を上げ、今倉山へ進んだ。

 赤岩から今倉山東峰にかけてはグンと雪が増えてきた。長靴とチェーンスパイクの組み合わせは適切であった。登山道はノートレース。「僕の後に道はできる」と、振り返って自分の作ったトレースに満足感を覚える。間もなく今日はじめての登山者と出会う。3〜4分ほど情報交換をする。他の登山パーティーと都留市駅からタクシー相乗りで来たとのこと、タクシー料金が道坂隧道まで4,400円もかかったことなど話してくれた。私の行程をお話ししたところ、「そんな方法もあるんですね」と感心された。この登山者も長靴を履いていたが、アイゼンは装着していなかった。凍結した雪の下りでは難儀している様子であった。しばらくして、その相乗りの相方と覚しき登山パーティー4名とすれ違った。こちらは軽登山靴ノーアイゼンで、やはり凍結した下りで難儀している様子であった。

 今倉山東峰は、樹林の中の好ましい雰囲気の頂であった。しかし、雪と泥濘で腰を下ろす場所もなく、証拠写真を撮ってすぐに出発した。菜畑山までの稜線歩きは誰にも会わない静かな山旅を満喫できた。雪も所々で、3週間ほど前、同じ山域を雪に苦労しながら歩いたことを思い出し、春が随分近づいたことを感じた。夢想の世界に浸りながら歩いていると、泥濘の下りで足を滑らせ尻餅をついた。正午になると、道志の里からそれを知らせるチャイムが流れてきた。

 菜畑山到着12時14分。雪は全くない。山頂の東屋で、鍋焼きうどんとサラダ巻きの昼食とする。2本目のノンアルコールビールも開ける。富士はすっかり雲に隠れ、日差しも時より差す程度にまで雲が上空に広がっていた。目の前には10日前に登った大室山が大きい。周りの山と比べ標高の高いこの山の頂稜付近だけは、春がまだ遠いらしく雪がべったりついていた。

 菜畑山の下りで、「時間もまだ早いし、鳥ノ胸山まで足を伸ばすか」と思案していたところ、熟年夫婦の登山者とすれ違う。このご夫婦は午前中鳥ノ胸山に登り、その後、菜畑山に登ってきたのだという。山梨百名山の完登を目指しているとのこと。そこで鳥ノ胸山へのアプローチ方法や雪の状況を聞いた。「この辺はなかなか来られないところだし、是非登ってください」と励まされた。日の当たらない林道に下りても雪がないので、チェーンスパイクを外し、手に持って歩いた。途中、養豚場の上部の沢でチェーンスパイクをジャブジャブ洗い、ザックの外側に付けジャラジャラ云わせながら歩いた。林道歩きに思いの外時間がかかり、道志みちに下り立ったのは14時07分。道志みちを10分ほど歩き、14時20分に朝の駐車場に戻った。予定通り、一巡コースが完成。

 上空には雲が一面に広がり、長い舗装道歩きでテンションも下がっているので、鳥ノ胸山は次回の宿題にする。その代わり、鳥の胸山の登山口や御正体山山行に備えての駐車スペースの確認など偵察のため車をあちこち走らせた。偵察後、道志の湯に立ち寄り山の汗を流した。道志紅椿の湯より脱衣場のスペースが狭い等、設備は劣っているが、入湯料は600円と紅椿の湯より400円安かった。道志みちの駅で小腹を満たした後、自宅への帰路の途についた。渋滞はあったが、往路より20分余計に時間がかかった程度であった。

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