予定も無いけど花嫁街道(烏場山)

2023年12月09日(土) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 11.3km
• 登り: 456m
• 下り: 455m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:44
• 合計: 5:29

距離 11.3km 登り 456m 下り 455m

10:33 道の駅 和田浦 WA・O！
11:09 11:14 花嫁街道入口
13:02 13:03 四等三角点榎田
13:07 駒返し
13:35 13:45 カヤ場
13:56 14:15 烏場山
14:33 14:34 旧烏場展望台
15:26 15:33 花園金比羅山
15:37 黒滝
15:41 はなその広場
15:47 15:48 花嫁街道入口
16:02 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

Yamakaraツアーバス
登山道付近には駐車場は無いので道の駅に停めて歩くのが良いだろう。

コース状況／危険箇所等

花嫁コース入り口に少し崩れた急登あり。
全体的に細めの道が多い。
花婿コースは道は広いが、ざれた道が続く。

その他周辺情報

道の駅 和田浜…名産品のくじらを中心に千葉県の土産や野菜が揃う。軽食もあり、なかなか綺麗な施設でトイレの数も多い。

さざん 君津の湯…花嫁街道より車で約1h。サウナ、露天(女性は2つ)あり。イベントにより変わり風呂を提供。食堂の名物は豚汁。

写真

12/9 8:43

千葉にアクアライン経由で向かう。
ウミホタルSAにてアサリ肉まんを食す。

割と肉厚。もっとアサリの割合が多いと好みだった。

12/9 8:43

エビハトシ。これはサクサク・プリプリで本当においしかった！
もう1回食べたい。

12/9 8:52

ウミホタルっぽい景色。

12/9 10:30

道の駅：和田浜にバスを停車。
ここから歩きスタート。

12/9 10:35

海を見ながら歩く。
この時期でもサーファーがいる。

12/9 10:51

花嫁街道の看板があり、左折。
ちなみに黒滝は通行止め。復旧する見込みがあるのは謎。

12/9 10:53

あの踏切を越えて。

12/9 10:54

地元有志のおかげで案内板がしっかりしている。

12/9 11:07

行きは花嫁コース、帰りは花婿コースから行く。

12/9 11:08

登山口のお手洗い。
コース中にはここを含めてトイレが2ヶ所。
ここの方が綺麗だそうだ。

ちなみにヒル注意の表示があるが、たぶん出ない。

12/9 11:14

和田浦歩こう会の皆さん、ありがとうございます。

12/9 11:18

竹やぶだけど明るい。
ここらの竹は炭にするために植えられたらしい。

12/9 11:22

のっけから急登。
ここが一番きつかった。

12/9 11:39

樹齢の高そうな立派さ。

12/9 11:41

道中、日差しが明るく、暗い道は無し。

12/9 11:52

よくみるマテバシイ（左）とスダジイ（右）。
実の形はよく似ている。

12/9 11:56

足元にはどんぐりがたくさん。
紅葉していないがたくさん落ちている。

この地は温かく、木も紅葉や落葉する必要があまり無いそうだ。

12/9 12:02

マテバシイ（左）の帽子と実、スダジイの帽子（右）。
全然形が違う！

12/9 12:14

近くに輝く海が見える。
花嫁たちは貧しい山間部から豊かな海岸部へ嫁ぐことを祝われたそうだ。

12/9 12:23

マテバシイは根元から毒素を出すらしく、他のブナなどが生えられないそうだ。なかなか攻撃的。

12/9 12:26

「烏場山（からすばやま）」とあるが、ルート表示でなく、「この先に見えますよ」という標識らしい。

12/9 12:26

枝に隠れて山は見えず。

12/9 12:30

ちょっとしなって不安になる橋。
意外と丈夫だった。

12/9 12:32

経文石。50年ほど前には梵字が書かれているのが見えたそうだが、今は読み取れないとの事。

12/9 12:38

ここから烏場山が見えた！

12/9 12:47

じがい水。「自害」でなく「自我井」らしい。それぞれの持ち畑に水を引いていたんだとか。

12/9 12:50

稜線に上がると一気に風が吹き涼しい。
12月と思えない暖かさで心地よい。

12/9 12:59

本日初の紅葉。

12/9 13:05

明るい日差しに照らされて綺麗だ。

12/9 13:07

馬頭観音との分岐。

12/9 13:07

駒返し。下から上がってきた馬（=駒）をここで返した。
ここから先程の花嫁街道は道が細いので馬が通れないためだ。

12/9 13:12

数少ない紅葉ににっこり。

12/9 13:13

道幅が広くなり、なだらかな道に。

12/9 13:23

山頂のトイレ「らしきもの」。

バイオトイレらしいが、バイオ＝ネイチャーとのこと(笑)。
覗くと後悔するレベルらしい。怖くてのぞけなかった。

12/9 13:24

今年はハチの巣の落とし物をよく見かける。

12/9 13:24

やっぱり海沿いの景色は良い。

12/9 13:49

低山ながら周囲の山も高くないので眺望が良し。

12/9 13:49

遠くにう〜っすら富士山が！
手前の台形は伊予が岳。

12/9 13:49

第一〜第三展望台とあり、第二、第三は展望おすすめ。

12/9 13:49

アンテナなどがあるのが愛宕岳だったか。

12/9 13:51

五十蔵との分岐。里見伝説（里見氏一族）が残るらしい。

12/9 13:55

「チョウバ山」でなく「カラスバ山」だったことをここで知るハイカーもおおいのだとか(笑)

12/9 13:55

大きな実のなった柑橘類。
暖かい地域ならではの光景だ。

12/9 13:56

山頂。やたら標識がたくさんあって笑う。
新日本百名山にも入ってるのは知らなかった。

12/9 13:56

おふくさん。
「男女年齢を問わず」縁を結んでくれる懐。

12/9 13:57

よく見るとお賽銭入れもあった。

12/9 14:13

さて花婿コースから下ろう。

12/9 14:33

旧展望台は、なぜか新しくできた花婿コースの方にある。

12/9 14:50

やや花婿コースの方が道が荒れているか？
ザレた足場に注意。

12/9 14:55

とはいっても基本的にはなだらかなので気持ちよく歩ける。

12/9 15:02

大塚山と海。

12/9 15:03

ハマビワ？
花言葉は「忍耐」や「我慢強さ」。風水的には邪気を払う効果があるとされているらしい。

12/9 15:10

日が暮れてきた。

12/9 15:27

金毘羅山の山頂。
光が良い位置に来てくれた。

12/9 15:29

祠に登山の無事をお礼。

12/9 15:30

最後まで気持ちの良い展望。

12/9 15:36

ヒルに注意！とあいかわらずの表示の多さ。
ここら辺の人が丹沢来たら気絶するかもw

12/9 15:36

花婿コースの入口を通過。

12/9 15:37

黒滝は施設の老朽化によりアプローチ不可。

12/9 15:37

一応、この橋から滝をのぞき込める。

12/9 15:37

うーん…やっぱり滝は上から見るものじゃない(笑)。

12/9 15:39

舗装された道路を歩いていく。

12/9 15:46

養蜂農家があるらしく、巣箱がたくさん！

12/9 15:47

花嫁・花婿コースの分岐点に着いた。

12/9 15:52

柔らかな夕陽に包まれ登山終了。

12/9 16:16

道の駅、和田浜。
割引券をもらったので落花生ソフトを食べた。
思ったよりも濃厚！美味しい！

12/9 16:17

鯨が名物らしく、お土産もたくさん。
くじらコロッケやジャーキーなども売ってた。
あとは安いお野菜も。

12/9 17:46

1hほど移動し、お風呂は「さざん 君津の湯」へ。
みかん風呂は良い香り。

お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

じゃり子

Yamakaraツアーに参加。
貯まったポイントカードをどうしようかと悩み、地元（？）の千葉・花嫁街道へ。

海沿いとはいえ、12月なのに暖かい、というか暑かった。半袖でも行けるくらい。
とはいえ稜線にあがると一気に心地よい風が吹き、気持ちよかった。

花嫁街道は、良い縁があったことの象徴と歴史があり、そういったことを知るためにも、低山でもツアー参加してよかったと思う。

またブナやシイの植生やどんぐりの見分け方（実際ネットで調べると驚くほどの見た目の違いがある！）を知るきっかけになって楽しかった。

以前に、鳴神山でもあったが地元の有志の努力や愛に触れられたのも楽しい。
千葉は「山無し県」のイメージがあったけど、なかなか侮れない。


頑張れ千葉！