青木ケ原樹海

2015年05月02日(土) [日帰り]

• GPS: 05:34
• 距離: 33.3km
• 登り: 335m
• 下り: 325m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 0:13
• 合計: 5:35

4:24 スタート地点
4:32 4:36 西湖野鳥の森公園
5:33 5:38 鳴沢氷穴
6:45 6:45 精進湖入口バス停
6:57 6:58 城山登山口
7:15 7:16 北の山バス停
7:46 7:46 北の山バス停
8:01 8:01 城山登山口
8:12 8:13 精進湖入口バス停
9:52 9:53 西湖野鳥の森公園
9:59 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

前日、職場の定時直後に電車に乗って河口湖駅。そこでレンタカーを借りて西湖西の根場（ねんば）の民宿へ。翌日は本栖湖まで樹海を往復し、根場から車で河口湖へ。

*****
本栖湖に前泊して西湖まで往復する逆コースでも、レンタカーだと温泉に行くのに便利そう。

*****
どちらかに車をデポしてワンウェイで走る場合は、路線バスと西湖周遊オムニ/レトロバスを風穴バス停で乗り継げば、スタート〜ゴール間をバスで移動できる。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はなし。
本栖湖沿岸を除けば標識も十分。トレイルがハッキリしているので、獣道に迷い込むようなこともない。

その他周辺情報

富士眺望の湯ゆらり（前夜とラン後の2回！）

根場や本栖湖、西湖民宿村には日帰り入浴施設が見当たらなかった（それもあってレンタカー利用）。

写真

5/2 4:24

4時24分に民宿「ももや」を出発。日の出の30分前だけど、空がすでに白んでる。

5/2 4:27

国道を300mほど走ってここから樹海入り。標識はない。森の上に富士山がニョキっと姿を見せてビックリ（前夜現地入りの時は暗くて何も見えなかったんで）。

5/2 4:33

いきなり道を間違えて野鳥の森公園に来ちゃった。鹿4〜5頭がさーっと逃げてった。

5/2 4:43

夜明け前の樹海。

5/2 4:47

野鳥の水飲み場分岐の近辺。写真のように溶岩を地盤とするエリアも多い。

5/2 4:58

ここを左に入って紅葉台へ。本日唯一の山登り。

5/2 5:13

紅葉台山頂からの富士山！　到着は日の出の14分後。もうちょい早く着ければ紅富士が見られたのかなあ。東側が樹林で朝陽は見えない。

5/2 5:08

アップ。

5/2 5:25

国道139号を渡る時にやっと朝陽が見えた（露出高すぎで写真に映らず・・・）。本当はこの国道の下を通らなきゃいけないのをミスったので、4分ほど右往左往する。

5/2 5:46

トレイルもようやく明るくなってきた。

5/2 5:53

朝陽に向かうヘビ・・・みたいな木。

5/2 6:01

朝陽を浴びた苔がきれい。

5/2 6:03

あちこちにモミジが咲いているんだけど、高い位置のはうまく撮れない。

5/2 6:05

このあたりから地面にも木漏れ日が。

5/2 6:21

樹海ならぬ苔の海。

5/2 6:32

トレイルは整ってるんだけど、左右は木と苔の万華鏡みたいな感じ。

5/2 6:34

朝陽！

5/2 6:36

もひとつ。

5/2 6:40

ここでいったん精進民宿村に出る。ちなみに「しょうじん」だと思ってたら「しょうじ」だそうで。

5/2 6:41

富士山、でか！　進撃の巨人みたい。

5/2 6:42

精進民宿村の桜と桃のロード。突き当りからまた樹海に入る。

5/2 6:49

精進民宿村を過ぎると広葉樹が増える。

5/2 6:50

苔深い森。

5/2 6:53

横殴りの朝陽でシマシマになったトレイル。

5/2 6:56

豪快な枝ぶりの木があったので地面に寝転んで撮ってみた。

5/2 6:58

ここで再び139号線と交差。

5/2 7:04

城山周辺は木々に白い帯が巻かれていて、ちと「樹海感」に欠ける。

5/2 7:06

この分岐は右へ。「本栖湖」と書かれた方向。

5/2 7:13

この分岐も右へ。標識はない。

5/2 7:14

突然芝生の広場に出る。ここでテンのような動物をみかけた。脇でキャンプしてる人も。そういえば宿を出てから3時間、人と会ってなかった。

5/2 7:18

本栖湖レストハウス近辺。復路を走るかバスるか決めてなかったけど、走れそうなので走ることにする。バスにはまだ1時間以上あったし。

5/2 7:20

ドウダンツツジ。レストハウスの公衆トイレを飾ってくれてます。

5/2 7:31

トイレ裏から本栖湖湖岸に向かうトレイルに。

5/2 7:36

本栖湖越しの富士山。

5/2 7:45

ここで2度目の右往左往。どう迷ったのかいまだにわからないんだけど、いずれにしても「パノラマ台」って方に進むと北の山のバス停。

5/2 7:56

新緑！

5/2 8:02

朝陽に輝く苔が神秘的。

5/2 8:23

苔と溶岩の中を走る。

5/2 8:30

この写真は青木ケ原樹海を象徴してるかも。こんなイメージの場所が多いです。

5/2 8:32

苔むした朽木。

5/2 8:47

原始的な樹海のなかで時々花を見つけると妙に嬉しい。

5/2 8:49

所々に明るい広葉樹林も。

5/2 9:07

樹齢を聞きたくなるベンチ。

5/2 9:18

森の駅風穴到着。富岳風穴の入場口からこの森の駅までの200mは、本コース中で唯一観光客が多く、トレランのカッコはバツが悪かった。

5/2 9:21

また139号線を渡り、300mほど西に進んで、写真の電柱からまたトレイルに入る。

5/2 9:22

ここからは同じ樹海なのに広葉樹が多く、明るい雰囲気。

5/2 9:26

まっすぐ続く広葉樹のトンネル。人っこひとりいない。

5/2 9:30

ここも。

5/2 9:31

ここも。

5/2 9:39

この先でようやく人に会った。

5/2 9:49

野鳥の森公園に戻ってきた！

5/2 9:51

芝生中央の東屋。新緑と桜がきれい。

5/2 12:11

樹海ギャラリー。ここで樹海の地図を無料配布してるらしいんだけど、もらってくるのを忘れて痛恨。

5/2 9:59

あとは今朝と同じルートでももやに帰還。出発時とは別風景。「ももや」の由来が桃の木だったことに気づく。

5/2 11:20

おまけ：ももや裏のいやしの里からの富士山。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

Echigoya

鏑木毅さんの「全国トレランコースガイド」に紹介されてる青木ケ原樹海を走ってみた。

本に書いてある通り、指定のコースを走る分には危険はない。眺望がないぶん起伏もなく、トレイル自体は整っているので、とにかく走りやすい。左右を見渡すと深く険しい森が果てしなく広がっていて、そんな広大な森を人と会うこともなく延々と走り続けていると、日常とは別世界に入って行ける。

139号線の北側、国道21号線（河口湖精進線）の東側のエリアはトレイルが縦横に走っているので、標識が充実しているとはいえ、事前に地図を入手しておくと安心。自分はこちらからプリントアウトして持っていった。→http://www.mfi.or.jp/tanken/koumori/koumori02.html

国道139号の南側部分は昭文社の山と高原地図で十分。

本栖湖近辺は標識のない分岐がいくつかあるのでGPSを使うと安心かも。

今回は西湖↔本栖湖を往復したけど、仮にワンウェイで走るなら、本栖湖から西湖に向けて走るほうが、朝のキラキラした木漏れ日を受けて走れて気持ち良いと思う。もっと短く走るなら、福田六花さんがオススメしているように、野鳥の森公園、鳴沢氷穴、富岳風穴の周辺をメインにするのが良さそう（こちら→http://www.yomiuri.co.jp/running/feature/20130919-OYT8T00750.html ）。他のエリアでは、ところどころで国道を走る車の音が聞こえるのがちょっと残念。

あと、今回パスした三湖台からは樹海全体が見下ろせるらしい。事前に知ってたら足を伸ばしたのに・・・残念。

*****
気温の日格差がハンパなかった。明け方の走り出しは息が白く、半袖ジップロック1枚とアームウォーマーだけではきつかった。グローブを持ってこなかったことを後悔する。

走り出して小一時間もすると体が温まり、寒さを感じなくなっていた。その後は気温がグングン上がり、アームウォーマーは往路の途中で外した。結局この日の河口湖の最高気温は25度に達したようだ。ランから戻ると車の中がアツアツになっていて、明け方の記憶が嘘のよう。

*****
ラン中に取った水分は1.3Lぐらい。途中、鳴沢氷穴売店、本栖湖レストハウス、森の駅風穴に飲み物の自販機がある。