岡山県瀬戸内市長船町 日本刀の聖地巡り 国宝「山鳥毛」展示中
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 00:46
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 1m
- 下り
- 1m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 0:29
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 0:47
歩行距離2km、歩行時間30分、消費カロリー130Kcal
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
すべて舗装道路です。長船城跡＜写真34,35＞のてっぺんの墓地への道のみ、道幅が狭すぎて傘が差せません。お墓しかないので無理に上る必要はないでしょう。 なお、今回はスマホのログなので、多少アバウトかもしれません。写真貼り付け位置は推測です。 |
| その他周辺情報 | 靭負（ゆきえ）神社＜写真21〜31＞のすぐ北西、国道250号線沿いに「おさふねサービスエリア」があります。火曜定休です。レストランは11〜20時営業で14時半〜17時は喫茶のみとなっています。現在、山鳥毛（さんちょうもう）展示記念メニュー＜写真41〜44＞実施中です。ランチバイキングはなくなりました。温泉は受付が9〜20時で9〜11時は現金払いだと少し安くなります。売店ではお菓子や新幹線の模型、戦国武将の名前のついた匂い袋などが購入できます。 お土産は備前長船刀剣博物館側の研修室、ふるさと物産館でも購入できます。手のひらサイズで組み立て式の甲冑のミニチュア、備前焼、ペーパーナイフなど種類が豊富です。 |
写真
01備前長船刀剣博物館入館券…現在は特別展の有無にかかわらず、予約制となっています。なんと、入館券の表面の図柄が山鳥毛（さんちょうもう）でした😍なお、今回は特別展期間中のため、入館料は大人800円でした。
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02朴の木材＆葉…2階展示室入口のすぐ外です。日本刀の外装である拵（こしらえ）の材料に使用されている朴（ほお）の木材や葉が展示されていました。朴の木は伐採後、木の内部の水分を飛ばすために、10年以上保管し乾燥させるようです。
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03薙刀直し太刀銘備州長船住元重（附）黒蠟色塗鞘突兵拵…長船派の別系統とされる畠田派の畠田（はたけだ）元重が作った薙刀（なぎなた）直し太刀です。南北朝時代（14世紀）の作で、長さ68.2cmの刀身は幅広です。黒蠟色塗（くろろいろぬり）という油分を含まない漆を塗って磨いて光沢を出した鞘（さや）に先端が丸みを帯びた突兵拵（とっぺいこしらえ）が付いています。
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08国宝「太刀無銘一文字（山鳥毛）」正面より…鎌倉時代中期に作られた備前刀で福岡一文字派の作と考えられています。戦国武将上杉謙信・景勝の愛刀としても知られ、1952年（昭和27年）に国宝に指定されました。展示室中央にあり、2人でも見学時間は倍にはならず、2分間でした。
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09国宝「太刀無銘一文字（山鳥毛）」切先側より…背後に別の展示品を見学中の方がおられましたが、見学時間が2分しかないので、ハケてしまわれるまで待てませんでした😓
12国宝「太刀無銘一文字（山鳥毛）」上身（かみ）の切先側…刃文は、焼入れの際に塗る焼刃土(やきばづち)の塗り方により生じます。今回見学した刀の中でも際立って複雑でした。
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14刀銘村正…1階の展示室に入ってすぐのところです。実は、村正という刀工は何人かいます。これは室町末期の作で、真田信繫（幸村）が所持したと伝えられています。
15火縄銃総巻張伊丹正國改備前住光信盛正作…江戸末期の岡山藩お抱え鉄砲鍛冶の作です。伊丹正國と光信盛正は別人とされていましたが、この火縄銃の銘により、伊丹正國が光信盛正に改名したことがわかりました。
16「刀身ができるまで」1…1階の入り口近くのコーナーです。たたら製鉄によりつくられた純度が高い鋼を玉鋼といいます。そこから刀ができるまでの過程が一目でわかるようになっています。動画も撮りました。
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17「刀身ができるまで」2…玉鋼を溶かして折り曲げ、叩いて伸ばし、何層にも重ねていきます。これを短冊状に切って積み上げて再び溶かし、折り曲げて叩いて伸ばすをさらに繰り返します。
18「刀身ができるまで」3…刀の形らしくなってきました。この過程は、15分間の映像にまとめられており、自由に見ることができます。折り曲げて叩いて伸ばすを繰り返し、最終的には3万3千の鉄の層からなる刀ができあがります。こりゃ強いはずだわ。ちなみに、作業の一部は、毎月第2日曜日に博物館側の備前長船鍛刀場で見学できます。予約が必要です。
19刀剣男士「山鳥毛」等身大パネル…研修館に入ってすぐの所です。オンラインゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場するキャラクター「山鳥毛」のパネルがお出迎え。身長は189�僂覆里如�等身大よりも少し小さそうでした。福岡一文字派の家長で、かなりレアだそうです。奥は販売コーナーで、グッズや刀のほうの山鳥毛の絵はがきなどもありました。ふれあい物産館では備前焼やキーホルダーなどが購入できます。
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20備前長船刀劔発祥之地碑…遊具のある小さな公園の隅にありました。発祥地とは、ピンポイントでここではなく、長船町長船一帯を指しているのかもしれません。
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21備前長船刀劔発祥之地碑＆靭負神社鳥居…右にまた備前長船刀劔発祥之地碑がありました。靭負（ゆきえ）神社は通称を天王社といい、目の守り神として刀工に信仰されてきました。
22天王社刀剣の森の日向松…1331年、足利尊氏が新田義貞に敗れ九州に逃れる途中、この地で再起を祈願しました。この森の松は、願いが叶ったお礼にと日向から持ち帰り寄進した松の子孫とされ、日向松と呼ばれています。戦後直後には松は全滅していましたが、落ちた種から無事に育ち、現在に至ります。
24靭負神社鳥居横のモミジ…境内側からはきれいに見えたのですが、鳥居＜写真23＞をくぐって外に出ると、どす黒く見えました。再び境内側からのぞき、きれいなのを確認して撮影、動画も撮りました。裏から日に透かして見ると、こんなにも違います。
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31靭負神社本殿（崇神天皇社？）＆靭負神社…左が本殿です。なぜか右の社に靭負（ゆきえ）神社の文字が😮ご祭神の一人である崇神天皇をお祀りしているのが本殿だというネット情報がありました。
32汚水マンホールの蓋…靭負（ゆきえ）神社の境内から出ると、足元にありました。旧長船町と現瀬戸内市の花である菊と刀工がデザインされています。このカラーバージョンが備前長船刀剣博物館の駐車場にあったのですが、見落としました。
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33ツグミ…伝兼光屋敷跡の説明板の脇のコンクリートの細道を上ると、墓地に出ました。周辺はこんもりしており、ササに囲まれ行き止まりです。ツグミが木の枝に止まっていました。ここが長船城跡で、長船派の名工として知られる兼光が足利尊氏から与えられたと伝えられています。
34伝兼光屋敷跡…下りて西側から見上げてみました。民家？の右のこんもりした部分が墓地です。この辺りは城の内築地（つんじ）と呼ばれ、長船城には刀工が代々居住し仕事に励みました。文明15（1483）年の福岡合戦で松田勢により焼き払われたとの記録があります。
36慈眼院（長船刀匠菩提寺）山門越しに本堂…長船の刀工の菩提寺として知られている真言宗の寺院です。天平勝宝年間（749〜757年）に鑑真により創建されたといわれています。
37慈眼院（長船刀匠菩提寺）祐定寄進の梵鐘…瀬戸内市の重要文化財です。この梵鐘は永徳4（1384）年に福岡県の筑紫神社に納めるために作られ、後に山口県の寺院に買い取られました。その後、岡山市の寺院に移り、長船派最後の刀匠横山元之進祐定が明治20（1887）年に先祖代々の菩提のため寄進したものです。
38慈眼院（長船刀匠菩提寺）本堂…わかりにくいですが、本堂の左に刀剣形の絵馬がたくさん奉納されています。2019年にご住職が発案され話題となりました。開運、厄除け、病気平癒などのご利益があるそうですが、ここってお寺じゃなかったっけ😅
40慈眼院（長船刀匠菩提寺）鎮守社？…本堂の右手前にありました。鎮守社でしょうか。左は手前に刀工のらしき墓石、背後の五重塔は供養塔かもしれません。
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41「おさふねサービスエリア」山鳥毛セット…うどん、いなり、天ぷらの山鳥毛セット1,200円です。いなりはあっさり味、うどんは小麦風味のする麺に薄味の昆布出汁、天ぷらは「山鳥毛」の文字の入ったかまぼこ、刀をイメージしたごぼう、ししとう、かぼちゃ、プリプリのエビは2匹でした。どれも岡山県民好みの薄味でおいしかったです。
42「おさふねサービスエリア」山鳥毛バーガー（ドリンクバー付き）…これで1,300円。「山鳥毛」の文字が入ったバンズ使用の山鳥毛バーガー、フライドポテト、付け合わせはブロッコリーとニンジンです。備前焼のお皿やお猪口が使用されていました。ドリンクバーはコーヒーや抹茶オーレなどです。
43「おさふねサービスエリア」山鳥毛バーガー…山鳥毛バーガーの具はトンカツとキャベツ。トンカツは普通においしいのですが、ランチバイキング時代ほど肉の味がしなくなっており残念です。デミグラスソースをかけてデミカツにするのに気づかず、付け合わせにつけて食べました😅刺さっているピックを抜いたら刀剣の形になっており、テンションが上がりました😍
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44「おさふねサービスエリア」山鳥毛バーガーおまけの山鳥毛コースター＆山鳥毛アイスクリーム…上段は山鳥毛バーガーについていたコースターで、お持ち帰りOKでした。もったいないので使わず、ドリンクバーのコップはテーブルに直置き😅下段の山鳥毛アイスクリーム500円は、とてもかたくてスプーンでなんとか切って食べ、連れにバトンタッチ。冷たすぎて黒ゴマ風味は連れしか味わえませんでした😅ただし、帰宅後、新サービスアイデアが溢れ出し二人で盛り上がりました😄
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
防寒具
地形図
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
スマホ（地図アプリ使用）
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感想
【日本刀の聖地・備前長船を巡る】
平安時代末期より、瀬戸内市長船（おさふね）町では、日本刀の生産が盛んに行われてきました。江戸時代初めにかけて、国全体の約4分の1の刀工を輩出し、その生産量は日本一でした。現在、国宝や重要文化財に指定されている刀剣の約4割は、この地区中心に生産された備前刀が占めています。
備前刀は、平安時代の古備前派、鎌倉時代初期から南北朝時代初期までの福岡一文字派、鎌倉時代中期から江戸時代末期までの長船派と、主に3つの流派がありました。備前国では他に赤磐（あかいわ）市や和気町、備中国では倉敷市や総社市、井原（いばら）市、美作（みまさか）国では津山市、鏡野町、真庭市勝山町と多くの流派が存在し、岡山県は刀剣の国でもあります。
中でも、備前国の備前刀は千年もの間、時の権力者に愛され続けてきました。源頼朝は、「屋島の戦い」で扇の的を射抜いた那須与一に、古備前派の最高の刀を褒美に与えました。後鳥羽上皇は、全国から名工を集めて刀剣を作らせましたが、その半数以上が長船町福岡の福岡一文字派の刀工でした。足利尊氏は、長船町長船の長船派の兼光に命じて、靭負（ゆきえ）神社＜写真21〜31＞で刀を打たせました。ちなみに、兼光の屋敷跡とされているのが長船城跡＜写真34,35＞です。織田信長は、長船派の光忠を好み、本能寺の変で自刃した時も、そばに実休光忠（じっきゅうみつただ）という名刀を置いていたといわれています。坂本龍馬は、長船派の勝光・宗光合作の脇差を所持していました。
今回、日本刀の聖地といわれる瀬戸内市長船町を訪問することにしたのは、備前刀の最高峰と称される「太刀無銘一文字（山鳥毛）」＜写真08〜13＞が12月27日まで備前長船刀剣博物館で展示されていることを知ったためです。博物館を出発点とし、靭負（ゆきえ）神社、長船刀匠菩提寺の慈眼院＜写真36〜40＞など、備前刀ゆかりの地を巡ることにしました。
【福岡一文字派の最高傑作・国宝「太刀無銘一文字（山鳥毛）」】
前述のとおり、現在、備前長船刀剣博物館では「太刀無銘一文字（山鳥毛）」（以下、号名の山鳥毛と表記）＜写真08〜13＞が展示されています。コロナ対策で特別展の有無にかかわらず、予約制となっています。当初は日曜日に訪問しようと、12月10日に予約を試みたのですが、展示期間中、すべての土日は予約がいっぱいでした。そこで、平日（水曜日）の開館時間頃（9時過ぎ）の予約照会をしたところ、団体でなければ、まだ大丈夫とのことでした。
この日は開館直後ということもあり、入館者はまばらでしたが、山鳥毛（さんちょうもう）を間近で見られる時間はたった2分間と制限されており、フラッシュ撮影や動画撮影も禁止されていました。連れと合わせても見学時間は延びませんとのことでした。この制限時間は、係員の方が開始合図とともに実際にストップウォッチで計測、終了時間が来ると、非情なアナウンスが告げられました😓
山鳥毛は無銘ですが、その作風から鎌倉時代中期に作られた備前刀で長船町福岡の福岡一文字派の作と考えられています。戦国武将上杉謙信・景勝の愛刀として名高く、国宝『上杉家文書』中の「上杉景勝自筆腰物（こしもの）目録」に“山てうもう”と記されていることから、“さんちょうもう”と呼ばれています。戦国時代には上杉謙信から養子である景勝に引き継がれ、その後も代々上杉家の家宝とされました。山鳥毛の号の由来は、その変化に富んだ激しい刃文が、「山鳥の羽毛のようだから」とも「山野が燃えるようだから」とも言われています。 また、拵え(こしらえ)は室町末期の作で鐔(つば)がなく、上杉家以外では類を見ないといわれています。
1948年（昭和23年）に所有者が替わり、1952年（昭和27年）3月29日に国宝に指定されました。文化財登録名は『太刀 無銘一文字“山鳥毛(やまとりげ）”』といいます。
そんな山鳥毛の運命が大きく動いたのはここ数年です。長年、岡山県立博物館に寄託されていましたが、譲渡の話が持ち上がったのです。当初は上杉謙信ゆかりの新潟県上越市に購入が打診されましたが、地元住民の反対もあり、結果として購入には至りませんでした。
そして、2018年1月に打診を受けたのが岡山県瀬戸内市でした。これも当初は住民から反対の声が上がりましたが、購入費用5億円をクラウドファンディングで集めようと試みる「山鳥毛里帰りプロジェクト」が立ち上がりました。最終的には8.8億円という当初の予定を大幅に超えた金額が集まることとなりました。2020年3月に岡山県内の個人所有者との間で売買契約が成立、無事に引き渡されました。現在は岡山県瀬戸内市所蔵で、備前長船刀剣博物館が保管しています。
こうして晴れて備前長船への里帰りを果たした山鳥毛ですが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で、公開が遅れました。現在では、年に1回、今回のような形で限定公開されるようになりました。
そんな名刀としても歴史的にも大きな価値がある山鳥毛と、その周辺にある刀剣に関連する神社仏閣や史跡を訪問し、貴重な時間を過ごすことができました。午後から予定があったため、博物館で1時間、研修館とふれあい物産館で20分、その他で40分程と急いでまわったため、見落としもありました。ここは機会があればまたゆっくり見てまわりたいです。
【食事も「山鳥毛」😊】
日本刀の聖地・備前長船巡りを終えた後、靭負（ゆきえ）神社＜写真21〜31＞のすぐ北西、国道250号線沿いの「おさふねサービスエリア」内にあるレストランで昼食をとることにしました。山鳥毛（さんちょうもう）展示記念で「山鳥毛」と名のつくメニューが提供されていました。備前長船刀剣博物館に来館した客を狙ったメニューなのでしょうが、我々も店の釣りにまんまと引っかかり、山鳥毛セット1,200円＜写真41＞、山鳥毛バーガー1,300円＜写真42,43＞、山鳥毛アイスクリーム500円＜写真44＞を注文してしまいました😅
お味は・・・さすがに国宝級ではありませんでしたが、揚げたてでサクサクの天ぷら😁、バーガーに刺さっていた刀剣形のピック😍、めちゃくちゃかたいアイスクリーム😵と、インパクトはありました。山鳥毛バーガーにはドリンクバー用にコースター＜写真44＞がついており、お持ち帰りOKでした。山鳥毛のかつての持ち主であった上杉謙信の名が入っていただけに、歴史好きの我々は粋な計らいだと感じました。連れは刀剣形のピックのほうがよかったそうです😅
食後、連れと二人でいろいろ話をしました。
実は、令和7年度までの予定で備前長船刀剣博物館「日本刀の聖地」拠点計画実施中なのですが、知りませんでした。「おさふねサービスエリア」では山鳥毛展示記念メニュー実施中ののぼりがなく、事前にHPを見て初めて知りましたし、山鳥毛アイスクリームはHPに記載がありませんでした。岡山県民は商売っ気がなくPR下手が多いような気がします。
カチカチの山鳥毛アイスクリームから連れの自由気ままな想像がふくらみ、長話になってしまいました😅あのかたさをウリにし、刀剣形のアイスバーのようにして、バーガーに刺さっていた刀剣形のピックで切って食べるようにしたらウケないかというのです。バーガーのピックはプラスチックや木製に変更し、お持ち帰りOKにします。アイスバーのスティックも刀剣形で、ハズレなし、当日から使用可能なくじ付き。受付に持って行き、持ち帰りたい人は刀剣形プラスチック製スティックに交換してもらえます。売店で100円引き、温泉のタオル無料、鉄道ジオラマや本物の新幹線を見ながら飲食できるNゲージルーム利用料無料など、わずかですが当日から使用可能であればせっかくだからという気になりやすいです。
いつも売店をのぞいて帰るのですが、そこから連れの新商品アイデアが。まず、刀剣形のせんべいです。割れせんのほうは、「不死身せんべい（割れせん）」と名付けます。刀剣は溶かして鉄に戻せば再びよみがえるからです。
山鳥毛ドーナツは、刀剣形のスティックに通し、刀のつばに見立てています。スティックを持って丸かじりし、食べ終えるとつばがなくなり山鳥毛の出来上がり（山鳥毛にはつばがありません）。
悪縁を断つ刀剣形のお守りは何にでもご利益がありそうですし、刀剣形の黒文字のついたようかんもいいかもしれません。
実現可能なものがあるといいのですが😊
山鳥毛に始まり、山鳥毛で終わった備前長船巡りでした。次は九州の福岡のルーツで、黒田官兵衛ゆかりの地でもある長船町福岡巡りを行いたいと思います。山鳥毛の生みの親と考えられている福岡一文字派の拠点なので、また刀剣にまつわる史跡も見学できそうで楽しみです。
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