城山->雨のため鷹取へ変更

過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
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ファイル |
非公開
6288.xls
計画書
(更新時刻:2012/11/16 13:58) |
写真
感想
菊地さんのレスキュー講習をリーダ学校講師陣で行いました。
当初は城山で 2 日間実施する予定でしたが、雨天のため鷹取で
1 日のみとなりました。
内容は密度が濃く、意義あるものだったと感じています。
以下、簡単な概要と感想になります。
■ FA
街でのファーストエイドと山中のファーストエイドの違いを強調
されました。
・三角巾は使わない。最小限、包帯とテーピングを持っていく。
・湿潤療法は清潔な環境でこそ意味がある。山中では消毒が必須。
アンプルを FA キットに入れている。
■装備
レスキューのための装備は持っていかない。
・ジャンピングセットは基本的に持っていかない。それがない状況下で
どう動くか判断する
・無雪期ならばツェルトも持たない。ビバーク前提での行動は
しない
・プーリーなども持たない。
■内容
・カウンターユマーリング、介助懸垂
・テンションがかかったロープへの懸垂セッティング
交差させたロープにカラビナをセット。フリクションノットで
バックアップをとり下降
・背負い懸垂
・搬出
立ち木などを利用したバックアップ。
細かな点はいろいろありそれが為にもなったのですが、説明が難し
いので省略します。
とくに強調されたのは時間の大切さでした。
大量出血している状態で、事故者をいかにすばやく下ろすか、
またそれを意識してトレーニングすることの重要性。
また実際は搬出に時間がかかるので、自分たちが良くいく岩場で
実際に引き下ろし、搬出訓練をおこないどの程度の時間がかかるか
把握しておくことをすすめられました。
レスキュー技術、FA キット、装備、救助の手順など聞けば聞くほ
ど知識を得ると同時に新たな疑問も沸いてくる非常にインスパイ
アされる講習でした。
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