三嶺(1893)
- GPS
- 11:00
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,359m
- 下り
- 1,365m
コースタイム
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 11:00
【記録】
いやしの温泉郷 発 4:44 --- 林用作業小屋跡 6:33 --- 1791m標高点 9:14 --- 菅生下山口標識 9:44 --- 三嶺 (10:08-10:24) --- 三嶺〜西熊山 縦走路途中で引き返し 11:12 --- 三嶺 (12:28-12:34) --- 三嶺ヒュッテ (12:58-13:18) --- 菅生下山口標識 13:24 --- 林用作業小屋跡 14:45 --- いやしの温泉郷 着 15:45
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ----------------------------------------- いやしの温泉郷 及び 奥祖谷観光周遊モノレール 休業中。 ----------------------------------------- |
写真
装備
MYアイテム |
shumiyama
重量:-kg
|
---|
感想
【山頂】
雪がふる いやしの温泉郷を まだ暗いなか 出発。アスファルト路面には積雪していないが 登山道に入ると はじめから雪が うっすら積もっていて、登っていくと 降雪は次第に大粒になり 踝から足首ぐらいの積雪になっていく。
明るくなると 雪が どんどん降ってきて 積雪も増えてきて 風も吹いて 視界も悪く 冬山らしい雰囲気になった。
山稜に近づくと 積雪も さらに ぐっと増えて 風強く 風雪模様。
三嶺池は 結氷 7割 水面が3割。
■三嶺 「マイナス9.7度 北 2m 雪 視界なし 山頂 真っ白。」(累計登頂回数 814回)
この天候での 縦走は かなり厳しそう。
一応のタイムリミットとして 11時すぎを 判断の目安として 縦走路に向かう。
予想通り 稜線は 吹き溜まり箇所が多く一向に進まない。
■今冬 はじめてのラッセルらしいラッセル。
雪山装備も いまだ不完全な ままだし、なにより 今シーズンは まだ雪慣れしていないので 南国独特の 重い雪でのペース配分が掴めず 体力を消耗する割に 前に進めず 時間だけが過ぎていく。
とかく 風雪模様の天候のもとでの 長時間の無理な行動は 絶対禁物。
風雪での 低体温症とか 頭部を冷やすことで判断能力が低下し、さまざまな判断ミスの連鎖で 状況を更に悪くする ことに繋がりやすい。
■縦走路途中で タイムリミットの11時を過ぎても 依然として 遅々として 進まない。
そのうえ 振り返ると いまつけた トレースも みるみるうちに 風雪で消失していっている。
今日は 無理せず 途中で 素直に引き返すほうが よさそうだ。
悪天候中での 北西尾根の下降も リスクが 大きく、この天気では 一番 安全確実な 下降路を選択するのが無難だ。
■余裕のあるうちに もときた 道で 引き返すことにした。
山稜は風雪 強く つい先ほどのつけた トレースも ほぼ 消失。
三嶺山頂を経由、三嶺ヒュッテで休憩し 登って きた菅生道で 素直に帰る。
■いやしの温泉郷の駐車地点に戻ると 車の上には新雪が5cm 積もっていて 奥祖谷は 南向きの斜面さえも 真っ白になっていた。
■三嶺池は 7割くらい結氷していたが 3割くらいは 水面が露出して さざ波が立っていた。風は冷たく マイナス9度の気温なのに 池が全面結氷しないのは このところの暖かさで 全体の水温が高くなり 表面の水が冷やされても水温の高い水がまだ 池の底に残っているからだろう。
蓄熱された水と 冷たい冷気とが 池の表面で はげしく せめぎあいしている。
■この日 出会った登山者は無し。
■2023 令和5年12月17日現在
累計山行日数 2054日(内 四国 1664日)
【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720313506779
【動画】
https://youtu.be/94eAYqX9SHE
【趣深山ブログ】
https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/b05ee676d9f70649fad8ce136ec915d3
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