三段の滝〜碧岩〜大岩 垂壁と岩稜のスリル(*_*)そして大展望♪

2015年05月05日(火) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 5.8km
• 登り: 742m
• 下り: 733m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:25

8:50 三段の滝入口
9:15 9:25 三段の滝
10:35 10:45 碧岩
11:40 11:55 大岩
12:55 0:00 三段の滝
13:15 三段の滝入口

天候

曇り後快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越自動車道「下仁田IC」降車、
国道254号線で下仁田町を目指します
上信電鉄線踏切手前で左折、
信号「上町」を左折、次の交差点を右折して
県道45号線を道なりに走ります
県道93号線分岐で左折、約1kmで「三段の滝」駐車場です
駐車場は10台位駐車可能、トイレと登山ポストがあります

写真

5/5 8:44

駐車場にトイレ完備

5/5 8:52

登山ポストもあります

5/5 8:54

堰堤に鉄階段で上がって

5/5 8:54

この沢に沿って遊歩道（登山道）が三段の滝まで続いています

5/5 8:55

散り始めているカイドウ
野生でしょうか？

5/5 8:55

木橋がずっと整備されています

5/5 8:57

澄んだ水

5/5 9:00

良い雰囲気の木橋
昨晩の雨でちょっと濡れている箇所は慎重にわたりました

5/5 9:03

少しずつ谷が狭まりますが

5/5 9:05

木橋のおかげで歩きやすく、小さな滝の続く風景が楽しめる散歩道

5/5 9:06

三段の滝までは標識も良く整備されています

5/5 9:12

目に優しい、柔らかな新緑

5/5 9:14

鉄梯子
梯子を登ると三段の滝でした

5/5 9:16

三段の滝に到着
新緑に覆われて、水の白さが華やかに引きたちます

5/5 9:21

滝の横の急斜面を登ります。まあ、滝が流れ落ちている斜面ですから相当急坂(-_-;)

5/5 9:28

ロープが張ってあります。ちょっと濡れていて、滑りやすい感じなので注意しました。

5/5 9:30

真横から眺める滝も格別な美しさ

5/5 9:32

トラロープも張ってある急斜面。落ち葉に覆われているので、これがないと踏み跡が分かりにくいです

5/5 9:34

大きな石が滝の真上に鎮座

5/5 9:38

苔と新緑が美しい景色♪

5/5 9:38

小さな滝
ですが一枚岩をを削り取りながら、同じ場所を流れ落ちている不動の滝

5/5 9:39

古びた標識が出て来ました。三段の滝には、大岩・碧岩への標識はなかったように思います。

5/5 9:49

ここにもあって一応安心

5/5 10:07

もうそろそろ尾根に出ても良い頃なのですが、きつい斜面の直登。トラロープが3〜4箇所ありました

5/5 10:09

ミツバツツジ？

5/5 10:11

風に揺れています

5/5 10:18

青空が次第に広がり、とても気持ちの良い尾根歩き(^.^)

5/5 10:20

熊にかじられたような分岐の標識。先に碧岩に行ってみます。どんな岩場が待っているのでしょうか？

5/5 10:26

岩稜（巻きます）
碧岩はこの先でした

5/5 10:31

垂壁の向こうに大きな山。名前がわからなくて残念！

5/5 10:35

次に登る、お隣の大岩も鋭い峰(*_*)

5/5 10:36

谷底にマッチ箱を並べたような集落

5/5 10:36

いやはや、最高の天気になりました!(^^)!

5/5 10:38

毛無岩が稜線のどこかに見えていると思うのですが、よくわかりません。背後に浅間山と黒斑山の頭が見えています。

5/5 10:39

ひとつばな？

5/5 10:40

鹿岳と四ツ又山

5/5 10:47

大岩に向かいます

このダブルロープから下方が碧岩一番の難関と思います。転落注意です。特に下りは足場が見えないので、ゆっくり慎重に下りました

5/5 10:53

振り返った垂壁

5/5 11:10

ひとまず緊張から解放されて、美しい空と新緑に癒されます

5/5 11:16

さっきまで居た碧岩。よくあんな尖峰に登れたものですね！道を付けた先人は偉大！

5/5 11:21

またも垂壁

5/5 11:23

今度は正真正銘の岩稜から碧岩を振り返ります

5/5 11:24

行く手に大岩？

5/5 11:25

うろうろしましたが、やはり巻き道らしき踏み跡は途切れていて、この岩稜を越えました

5/5 11:34

下りが嫌らしそうな大岩（足場が見えにくく、転落の危険ありです）

5/5 11:36

垂直に谷底を見下ろしている感じ

5/5 11:40

遂に到達!(^^)!
「なんもくトレッキングガイド」全山制覇(^^)vわかりやすい地図をコンパクトにまとめて一枚のガイドブックにして下さった南牧村の担当の方にお礼を申し上げます。とても参考になり、手放せない案内書でした。

5/5 11:41

小沢岳か檜沢岳が見えていると思います

5/5 11:45

碧岩の側面も抉れたような垂壁。碧岩上でこの状態が足元に見えたら本当に怖いのひとこと(-_-;)

5/5 11:51

もうそろそろ咲き終わりです。待っていてくれて有難う。

5/5 11:55

岩稜上の踏み跡（実際は南側に巻き道あり、覗いただけ）

5/5 11:56

碧岩

5/5 12:06

振り返って安堵のため息！

5/5 12:07

さようなら、スリル満点の大岩

5/5 12:17

碧岩分岐まで帰還

5/5 12:20

この辺りも岩稜ですが、大木がしっかり根をおろしています

5/5 12:20

尾根から下ります

5/5 12:41

林の中にも尖峰

5/5 12:43

二子岩分岐
地図に二子岩が載っていますが、どんな岩なのでしょう？気になります。

5/5 12:44

キジムシロ？
陽を浴びて嬉しそう

5/5 12:49

この大岩の真下が滝ですから、もしも大岩が転がり出したら、凄い勢いで落ちることでしょう。余計なことは考えないことにします(-_-;)

5/5 12:57

三段の滝目まで無事戻りました

5/5 13:15

駐車場隣りのマレットゴルフ場

5/5 13:18

滝は美しく、スリルはあり過ぎですが、二つの岩峰からの景色は遮るもののない大展望、しかも天気が良くなってきたので尚更でした。

5/5 13:44

定番のラーメン
二時迄なので間に合うように下山できてラッキー(^.^)

5/5 13:45

ここでしか食べられない炭ラーメンなのです

5/5 13:50

今日は、完登を祝し、奮発して炭餃子も注文して見ました。とても大きな餃子です！

5/5 15:21

浅間山
帰途、両親の墓参りに寄りました。墓地から雄大な浅間山が望めます。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

五月の連休恒例になった助っ人（次男）登山。
帰りに、両親の墓参りをするのもすっかり我が家の行事になりました
今年は、南牧村発行「なんもくトレッキングガイド」の
最後に残っていた「大岩・碧岩」に行く事にしました。

「なんもくトレッキングガイド」は一枚の折りたたみパンフ。
コンパクトで見やすく、所要時間もすぐに見てとれて
南牧村に来る度に実に何回もお世話になりました。
おかげで、パンフはボロボロになってしまいましたが
なんだか捨てるのが惜しくて、まだまだ記念に取っておこうと思います。
発行して下さった関係者の皆さま、有難うございました。

三段の滝までは、観光客の方が大勢登って来られる遊歩道です。
その先、滝の真上に向かう踏み跡から様相は一変し
途中まで標識等はありませんので、ご注意ください。
稜線に近づくに連れ、古い標識が現れます。

尾根道は案外踏み跡が分からず、数回迷いました。
大岩、碧岩の登り下りも十分注意が必要ですが、
踏み跡の入り乱れる尾根歩きも気が抜けませんでした。
大岩の登下降は、しっかりロープが張ってあります。
碧岩への岩尾根上には何もありませんので、
南側の巻き道を行った方が安心かもしれません。

屹立した岩峰ですから、双峰で申し分のない大展望が得られ
晴れた日に、西上州の山々や、浅間山を見晴らす
奥まった西上州の名峰と言えるのではないでしょうか？
帰りの炭ラーメン、炭餃子もお薦めです。