常念岳東尾根（偵察）

2023年12月24日(日) [日帰り]

• GPS: 11:18
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,447m
• 下り: 1,447m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:17
• 休憩: 0:00
• 合計: 11:17

3:29 須砂渡ゲート
14:48 須砂渡ゲート

天候

12時くらいまでは快晴、そこから徐々に雲量増加。風はやや強め

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

基本は尾根通しだが、笹薮が深いので、特に下りが迷いやすい。

1300mくらいまでは緩やか、そこから登りは急になるが、刈払いされている。
1600m付近のルート中央にある、ピンクテープが巻いてある太い木が目印となって刈払いがなくなり、1950m付近まで猛烈な笹藪こぎ。そこからは雪が深くなるが、中途半端に笹があって辛い。それが2178m三角点まで続く。
ここでリターンとしたため、その先は不明。

これから積雪が増えていくであろうことから、上記状況は全く当てにならないし、その場で状況を判断できないとこのルートを歩くのは難しい。

その他周辺情報

下山地にほりで〜ゆ〜がある。最終受付21:00。宿泊も可能。
http://www.holiday-you.co.jp/

写真

「ほりで〜ゆ〜」のある須佐渡ゲートを3時半スタート

林道をゲートから3km弱歩いて、高圧鉄塔の巡視路から東尾根に取り付き。

朝は気温が寒かったせいか、最初から新雪もっふり。トレース1人分。

途中で夜明け。

1600m付近の太い木まであと少し。この先に苦行が待っていた。

1600m付近から突如猛烈な笹藪こぎが始まる。目印は、ルート中央にピンクテープが巻いてある太い木。

1900m近くまで喘ぎ登る。ようやく間から常念が見えてきた。

背丈近い笹薮。

笹薮が低くなってきたが、今度は積雪が膝辺り、おまけに中途半端に絡む笹薮に木の根っこの落とし穴という三重苦。

たまに隙間から見える常念。

もっと雪が積もっていれば、ラッセルのことを考えればいいだけなので楽なんだけど、足元が悪すぎて結構疲れる。

2178m三角点で10時半。もう1時間位リミットまで猶予があったが、ここまで7時間かかっており、下りのことと疲労を考えてここで終了。春に1泊で行きます。

ルートをほんのちょっと外れたところに眺望ポイントが！中央手前のは常念ではなく前常念。右奥が常念。

ひだりは蝶。

隙間から八ヶ岳。

下りでも藪漕ぎというか、柴漕ぎは辛い。

これはマシな方。

この鉄塔まで、とにかく長かった。。。

ようやく林道。帰りの長いこと長いこと。。。

こんなに長かったっけ？というのが林道歩きの帰りのお約束。。。

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 針金 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット わかん チェーンスパイク

感想

motch

雪山シーズン始めは快晴の常念東尾根へ予定をねじ込み！
まだ12月で雪が少ないし、天気図は西高東低で上空の風が強いだろうから、最初から日帰り登頂は無理、行けるところまで、と思っていましたが、1600mあたりから1950mくらいまでの背丈近い笹藪こぎがとにかくキツく、体力を一気に持ってかれました。。。
途中まで1人分のトレースがありましたが、1950mくらいからノートレースでひざあたりのラッセル、笹の枝絡み、そして木の根っこの落とし穴の三重苦で遅々として進まず。。。
2178m三角点まで7時間を要したので、下山のペースを考えてここでリターンとしました。休んでいると、後続の方が「寝坊したので行けるところまで！」と言いながら颯爽と我々をパスして行かれました。我々は、寝坊しないでここまでだったのに、すごい足取りでした。

ま、やはり泊まりで行くのが無難ですね。。。キツいところの偵察はできたので、また春に1泊で行きます。

翌朝は久々にハードな筋肉痛でした！💪