虚空蔵山・花沢山 〜焼津駅から用宗駅〜


- GPS
- 05:55
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 745m
- 下り
- 747m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
虚空蔵山から下って、花沢山へと続く稜線に乗ろうとしたが、近道はないようでした。出会った地元の人に聞いてみたところ、ホテルの敷地内を通ることになってしまった。また、国道から尾根に上る道は、崖崩壊防止のネットの裏を上がる道で、上部は落ち葉で道形もはっきりせず、勧められません。 |
写真
感想
今日は、焼津で途中下車。高草山にでも登ろうかと思ったが、海岸に突き出たような虚空蔵山が気になって、花沢山から用宗駅に抜けることにした。
虚空蔵山は、お椀状の126mの山、きっと神奈備山に違いない。案の定、麓に延喜式内の那閉神社があり、山頂には聖徳太子が作ったと言われる虚空蔵菩薩を本尊とする香集寺がある。調べると、海の彼方からくる神、海辺の岩に迎え、海岸岩穴に祀り、美し姿の山に神が降り立つ云々と神社のHPにあった。
なかなかの急坂を上っていく。行き会う人は、地元の高齢者。毎日運動がてら頂まで参り、日々の安寧を祈っているのだろう。
そこから、花沢山に向かうのに、効率よく歩こうと適当に目星をつけて歩き出すが、どうも旧国道(県道)に上れそうもない。出会った人の言う通り歩いていくと松風閣の敷地内に入ってしまった。県道から尾根に登る道でも一苦労。地滑り被害軽減の金網の裏を登っていくのは初めての経験。しかし、尾根に上ってしまえば、ハイキングコースだった。
大崩海岸に沿った尾根道、唯一東尾根展望所といわれる場所が開け、駿河湾が一望できた。そこでランチ。
尾根道をしばらく行って、元小浜の分岐にある砂張屋孫右衛門の道標に出会い、江戸時代に大崩海道を通った人々の生活の営みを垣間見ることができた。
花沢山山頂は展望がないが、山頂近くから富士山を眺め見ることができ、一安心。日本坂峠経由で赤線をつなごうかとも思ったが、時間も遅くなったので、東海道自然歩道に沿って用宗駅に向かう。
麓の石部地区に下りてきて、「府中道」の解説板を見つける。日も陰り風が出てきた海岸まで行き、改めて大崩海岸の今昔に思いを馳せた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する