南アルプス 塩見岳バットレス北稜

コースタイム
29日:キャンプ地(6:02)→A沢出合(6:55)→北稜取り付き(8:21)→塩見西峰(14:08)→東峰(14:20)→キャンプ地(15:24)
30日:キャンプ地(6:20)→三伏峠(8:50)→鳥倉登山口(10:17)→冬季ゲート(12:13)
天候 | 3日とも快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道ではありません |
写真
ymoon「暗い所キライ」
MDTさん「小屋つまんない」
ということで、もう少し進んで稜線脇の窪地に幕営。
塩見バットレスが一望でき、最高の幕営地でした。
正直、先の分からない尾根なので、不要なピッチで時間を使うのは落ち着かない気分でしたが…
MDTさんのライン取り/プロテクションの取り方など学びが多く、すぐに登って良かったと思いました。
感想
●同じ山行の記録
MDTさん:https://yamap.com/activities/28992707
所属同好会:https://suac-sigaku.blogspot.com/2023/12/blog-post_30.html
●山行概要
塩見岳北面の切れ落ちた岩稜を登攀した記録です。
鳥倉林道〜塩見小屋までは登山道を辿り、そこから北面へ下降しました。
なお、A沢/北稜など、本山行で出てくる呼称は、登山体系を参考にしています。
●感想
塩見バットレスは事前情報に乏しく、「次に何が出てくるんだろう??」というワクワクを常に感じることができ、素晴らしい時間でした。
自分はこうした冒険的な山行が大好きですが、実力が伴って初めて許される行為だと思います。MDTさんに声をかけて頂き、2020年冬の農鳥岳滝ノ沢,2021年冬の聖岳西面B沢に続き、本山行が成功したことは嬉しい限りですが、今の自分の実力から考えれば、「連れて行ってもらった」のだということを忘れてはいけないと思います。聞けば、MDTさんは学生時代に人工を含む冬壁登攀を経験し、フリー全盛の時代になった後は、1年近くドライツーリングの練習を毎週繰り返した(!)のだとか。「継続は力なり」とは皆言いますが、それを実践することは誰にでも出来ることでは無いと感じます。
山登りは自由なほど楽しい遊びで、その自由を生むのは体力と技術。熟達者の登攀を肌で感じた幸運に感謝しつつ、身の丈に合った訓練を重ね、山をもっと楽しい遊び場にしていきたいと強く願います。
…という感じで少しづつ練習しますので、MDTさん、またよろしくお願いします!(来年はどこ行きましょう??)
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