箱根周回(外輪山・1国・旧街道石畳等)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 47.4km
- 登り
- 2,928m
- 下り
- 3,004m
天候 | くもりときどき小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にないです。 塔ノ沢駅06:21−塔の峰06:53−明星ヶ岳07:43ー明神ヶ岳08:34ー金時山着09:56ー金時山発10:40−乙女峠11:03ー丸岳11:25−山伏峠13:39−道の駅箱根峠14:35−畑宿15:49−箱根湯本駅16:32 |
写真
感想
今回は、箱根を箱根登山鉄道塔ノ沢駅から外輪山稜線に出て反時計まわり方向に周回、箱根峠からはロードランニングと断続的に現れる旧街道石畳を湯元まで下るというルートを選択しました。自分は神奈川県央に住んでいるので、電車に揺られて居眠りなどして行けばほとんど遠い場所であるという感覚はないのですね。それでもこのところ大涌谷における火山活動がよく取り沙汰されていますね。観光上の観点からはそれがほんのごく一部に制限が設けられているだけであるという事もしきりに言われているので、行ってみる事にしました。詳しい状況は箱根町のホームページから確認する事ができます。
箱根の外輪山の東側は、丹沢の次ぐらいに自分がよく足を運ぶところなので、いつもならば乙女峠から降りて強羅に出ておしまいにするパターンが多かったのですが、来月と再来月にまた山岳レースを組んでいるから、雨が多くなる季節になる前に長い距離のトレーニングもこなしておきたいと。それでもこのところは週一の山行が続いていて腐れ雪もたくさん踏み抜いて足の出来上がりはそこそこだろうなと思っていたのでそれを維持したかったんですね。ジム通いでもなかなか作れない筋肉なので。そんなこんなです。
小田急線相模大野駅で始発を捕まえれば、6時15分前後くらいには塔ノ沢駅に到着が可能です。今回企図した山行のスタート時刻としては申し分ないと思いました。軽く準備運動をしてから阿弥陀寺へと続く石段を上っていきます。お寺の裏手に回り、そこにある塔の峰へのトレイルの起点に足を踏み入れます。自分にとってはもう見慣れた感もあります。ほどなくして塔の峰に到着、気分的なスタート地点はこの辺りからですかね。頂上からは稜線はゆるく下り始めてすぐに車も通る舗装道に出ます。それを1km弱ほどジョグして、そこそこ登りごたえのある明星ヶ岳登山口に取り付きなおします。送電線の鉄塔の脇を通り登り、スギがヒノキだかの根をまたぐトレイルになる頃には少し下りになったりします。そこからいくつかのピークを過ぎると明星ヶ岳に到着します。大文字焼きの行われる山ですね。この辺から景観も遠見がきくようになり始め富士山も見えてきます。そして宮城野分岐を過ぎるころになると大涌谷の水蒸気が見え始めるようになりますが、自分のいる場所から何か怖い風に思ったりする感じでは特にありません。それでも何か状況の変化は起きていないかスマホでニュースを確認したりしながら歩きます。
快適なトレイルはさらに標高を上げ明神ヶ岳へ。2時間歩いているので少し腰をおろして休憩、補給します。10分ほどで休憩を終えると矢倉沢峠までは小走りで進むようにして後半部分での時間的余裕を作るようにします。うぐいす茶屋さんではウォーターサーバーのその場で飲む分のお水を少しだけ頂き(ハイドレーションの水より冷たそうに見えたので)、後半のスタミナを考えゆっくり着実に300mほどの標高差を登り、金時山で大休止。お昼には少し早いけれども持参したパンよりもうどんとカキ氷がおいしそうに見えて我慢できませんでした。金時茶屋さんご馳走様でした。金太郎茶屋さんではハイドレーションに詰めなおす水等を購入し後半のセルフエイドを確保します。
金時以西はさしずめ第2ラウンド。少しやせ気味の稜線歩きからは御殿場側と仙石原側の両方の景観が見渡せます。長尾山頂、乙女峠とクリアして乙女峠以西の自分としては未開のトレイルへ。でもまあなんとかこなせるだろうとは思ってましたが。ただ芦ノ湖の向こう側はエスケイプしにくいのが気がかりでしたが、思いのほか高低差に消耗させられる事がなかったのはラッキーでした。ドライブインの施設が使える事なども当初はほとんどあてにしてなかったので。そのようにして外輪山西側パートは終わりに近づきます。
国道1号線の道の駅の前に出たところで外輪山パートは終了とします。厳密に言えば屏風山等も入れられるのでしょうが今回はパス。ここからはロードパートとします。左手に芦ノ湖を見ながら走り、旧道方面へ入る信号を右折し旧道へ。旧街道の入り口の看板が見え始めるのでそれに入ってみます。石畳が涼しげでよい感じです。ただ苔むしたところはよくすべるので気をつけます。そのようにして県道部分と石畳部分を交互にひたすら下っていきます。湯元まではまだ距離があるところですが道行くランナーと挨拶を交わして元気をもらいます。温泉街に差し掛かりそれ以降は県道部分を行くのみに。そして早川に掛かる橋を渡り箱根湯元駅のアーチ状のオブジェが目にはいるとそこからラストスパートを掛けます。遂に駅にたどり着きここで約10時間をかけた45km超の箱根周回を終える事ができました。距離設定はドンブリ勘定でしたが30km台ほど終わってくれてなくてホッとしました。また新しいトレーニングバリエーションができた気がしました。
・・・以上でした。
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