熊野古道伊勢路(新宮~二木島)
- GPS
- 07:15
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 952m
- 下り
- 960m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:15
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:二木島駅BSより熊野市バス潮風かほる熊野古道線三交南紀行き(次の山行のため大吹峠口(波田須)BSで下車) |
写真
感想
今回は熊野古道伊勢路の浜街道をメインに、松本峠、観音道、波田須の道、逢神坂峠・二木島峠を越えて二木島駅までの伊勢路最南端ルートを歩いてきました。
前日の赤木越の後、新宮市内に移動して宿に入り、翌朝は日の出前に行動開始。朝焼けの熊野灘を横目に見つつ、七里御浜に沿って花の窟まで北上しました。熊野古道伊勢路スマホdeスタンプラリーも合わせてこなしていったのですが、道の駅紀宝町ウミガメ公園と道の駅パーク七里御浜は営業開始前だったため、道中でスタンプを獲得できず。これは帰りにバスを途中下車して獲りにいきました。
朝は風も弱かったこともあって、海岸沿いのルートは走るのに気持ち良い気温と体感温度で、心地よく花の窟まで到着できました。一部、七里御浜の海岸に出る区間もあり、ここは粒径の大きな浜となっているので、靴の中に砂が入ることはなく浜辺歩きも楽しむことができました。
花の窟を越えて、熊野市駅周辺の街並みを抜けると、すぐに松本峠への登りに差しかかります。松本峠からは世界遺産鬼ヶ城へのルートも分岐しています。松本峠を下りるとすぐに大泊の集落へ。ここからはルートが分岐しており、大吹峠越と観音道の2通りありますが、まずは距離が長く標高も高い観音道へ。石畳の階段が続くルートで泊観音跡に向かいます。ここはかつて観音信仰の参拝客で大いに賑わっていたそうです。観音から大吹峠へはさらに登ってから下るルート。大吹峠で大吹峠越ルートと合流して波田須の町へと下りていきます。
波田須には鎌倉時代に作られた石畳が残り、秦から流れ着いた徐福の伝説が伝えられています。海からかなりの傾斜を這うように集落が形成されていて、熊野古道からは波田須の湾を一望できます。
波田須の道を抜けた先は新鹿(あたしか)。海水浴場に沿ってR311を進み、新鹿駅の先でR311から離れるとすぐに逢神坂峠・二木島峠の峠越え入口。「逢神」とは、伊勢と熊野の神が出会う場所という意味で、かつては狼が出没したためという説もあるそうです。この峠越えでも苔むした石畳が迎えてくれます。二木島峠の先で再度R311に合流すると、今回のゴール二木島駅は目の前です。
最後に激しいアップダウンがあるロングコースでしたが、熊野の海を堪能しながら、変わる風景を楽しめるとても良いコースでした。
スタートが早かったため、道の駅や徐福茶屋がどれも営業開始前だったのは残念。パーク七里御浜と紀宝町ウミガメ公園は帰りに立ち寄ることができましたが、パーク七里御浜のみかんや紀宝町ウミガメ公園のウミガメ水族館などは楽しい体験でした。
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