熊野古道大辺路（八郎峠越）

2024年01月14日(日) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 18.9km
• 登り: 439m
• 下り: 428m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:20

7:35 太地駅
7:54 7:54 大宮橋
8:26 8:26 子抱き地蔵
8:49 8:49 八郎峠
8:55 9:00 八郎山
9:09 9:09 八郎峠
9:36 9:36 八郎山登り口（田原側）
9:39 9:39 上田原生活改善センター
10:03 10:03 佐部BS
10:18 10:18 道標地蔵
10:40 10:40 地蔵峠
10:57 11:03 道の駅虫喰岩
11:12 11:12 負岩
11:32 11:45 オークワ古座川店
11:54 11:54 古座橋
11:55 古座駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JRきのくに線太地駅
復路：JRきのくに線古座駅

写真

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撮影機器：

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

感想

マオ

和歌山県内の熊野古道で唯一歩き残していたのが大辺路の八郎峠越ルート。3度目の正直でやっと歩いてこれました。

出発は鯨の町で有名な太地町の太地駅。太地町中心部からは離れていて、ほぼ那智勝浦町との境界に近いところに位置しており、ホームが築堤上の高いところにあるので、ホームから駅舎へは階段を下りていきます。ホームの壁に鯨の絵が描かれている他、駅前にあるポストには鯨のオブジェも。少し足を伸ばして道の駅たいじまで行けば鯨料理を味わうこともできます。

今回のルートはその道の駅と逆方向。途中、熊野古道大辺路清水峠ルートとクロスし、和歌山県道45号那智勝浦本宮線を中里で左折して八郎峠へ向かいます。目印は八郎峠ルートの案内看板。子抱き地蔵から山道となり、八郎峠へは急坂を登ってすぐ。おふき地蔵と道標が迎えてくれます。
八郎山山頂へは八郎峠からさらにロープのある急坂や岩場、痩せ尾根を越えて登ります。特に岩場を三点支持で登り切った先からは360度の眺望で、北は果無山脈の山々、他三方は熊野灘の海原が目の前に広がります。今回眺望はさほど期待していなかっただけに感動が大きかったです。
八郎峠からは上田原へ下山。串本町コミュニティバスも利用可能ですが、ここからも古座へ向かって引き続き歩きます。佐田の集落を過ぎるともうひとつの峠越え・地蔵峠越が待ち構えています。ここはあまり歩かれていないのか、道標がそれなりにしっかりある割には道が荒れていました。
地蔵峠越えを抜けた先には道の駅虫喰岩。南紀熊野ジオパークのジオサイトのひとつ、高池の虫喰岩の前にあり、駐車場からその圧巻の岩壁を眺められます。道の駅からは清流古座川に突き当たるまで支川沿いに進み、古座川沿いの古座街道を南下、大辺路清水峠ルートに合流して古座川を渡ると、ゴールの古座駅到着です。

今回は古座駅から寄り道せずに帰ることにしていたので、お昼ごはんを古座橋を渡る前に通りかかったスーパー・オークワで調達。地元名物のさんま寿司がスーパーに並んでいたので迷わず選びました。こういうのが旅の締めに嬉しいですね。