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Yamareco

記録ID: 6374
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山

2012年12月29日(土) 〜 2012年12月31日(月)
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コースタイム

12/30 夜叉神の森P6:30〜7:30夜叉神峠〜11:30南御室小屋
12/31 南御室小屋6:30〜7:30薬師岳小屋〜8:00薬師岳〜8:50観音岳〜10:30赤抜沢の頭〜12:50南御室小屋〜16:30夜叉神の森P
天候 12/30 曇りのち雨(上部では雪)
12/31 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・中央道笹子トンネルは29日より対面通行で通過可能になっていた
・夜叉神の森まで車で入ることができた。29日夜の時点で駐車していた車はまばら。天候と中央道の影響だろうか。年末にしては寂しい入り。
コース状況/
危険箇所等
・駐車場にも雪はあり、登りだしから雪があった
・行きは南御室小屋までアイゼン使わず。薬師岳小屋手前の樹林を抜けたところからアイゼン使用。
・帰りは杖峠すぎた樹林帯から地面が凍結しており(雨降ったせいだと思われる)アイゼン使用。
・観音岳より先にはトレースはなかった。雪は多い。
・周辺の温泉が休業or閉店していた為、「やまなみの湯」(夜間料金500円)まで足を延ばした。
ファイル
非公開 6374.xls
計画書
(更新時刻:2012/12/25 13:57)
薬師岳頂上
振り返ると富士山
振り返ると富士山
観音岳頂上
赤抜沢の頭にて
口数は少なめなkuriさんだが大きくて力強いこの背中が多くを教えてくれました。
2013年01月08日 02:54撮影
2
1/8 2:54
赤抜沢の頭にて
口数は少なめなkuriさんだが大きくて力強いこの背中が多くを教えてくれました。
今回はここでタイムオーバー
次はオベリスクに登ってみたいな。
2013年01月08日 02:54撮影
2
1/8 2:54
今回はここでタイムオーバー
次はオベリスクに登ってみたいな。
赤抜沢の頭から観音岳
赤抜沢の頭から観音岳

感想

年末の天気が思わしくなく、決行判断に悩む。29日が良く30日が低気圧の通過で悪い。31日は強い冬型で寒気も入ってくる。30日に稜線は避け、31日にどの程度影響があるかをみることにした。

前夜に夜叉神の森駐車場に向かう。中央道は笹子トンネルが対面で開通していたが、特に渋滞もなく、あっという間に駐車場に着く。年末だというのに駐車している車がすくない。天気と中央道のせいだろうか。テント張って就寝。

翌日は南御室小屋まで樹林帯の中を延々と進む。樹林帯なので多少の天気はという思いはあったが、ほどなく雨が降ってくる。気温も冬とは思えない暖かさ。雪山の雨ほどたちの悪いものはなく、体とザックをぬらさないように注意をはらうが、とても蒸し暑い。ちなみに今回テントは夏用なのでフライ仕様だ。

夏にも歩いたことがあるが、ここの樹林帯の歩きはとても長く感じる。展望がないせいだろうか。苦行のような時間を感じながら、南御室小屋に到着。トレースもばっちりだったせいか、時間も夏道並み。

テン場には1張りしかなかった。寂しい・・・。雪がたくさん積もっていたので、風除け代わりに深くほって整地する。まだ昼近く。トランプ持ってくればよかった・・・。flashbaxxxさんの特製ビーフストロガノフをたいらげて、19時頃に寝てしまった。

翌朝は星が出ていた。やった。この日の為に前日の雨の苦行を耐えたのだ。だが、残念、cnagaさん足を痛めて今回のアタックはあきらめることに。でも無理をしないことも大切な決断。また来ればいいのだから。

flashbaxxxさんと2人で出発。自分も決して体力ない方ではないが、今回はトレランと日々のトレーニングで鍛えたflashbaxxxさんが後ろにいることもあり、自然ペースが上がる(というより上げた)。薬師岳小屋手前でオベリスクに上るという単独の方とお会いした。ビレイヤー募集中だったが、cnagaさんをテントに残しているので、丁重にお断りして、先に進む。薬師岳に上ると白い雪の稜線と青い空のコントラストが目にとびこむ。富士山もきれいに見える。ただ白峰三山方面は始終上部が雲に隠れていたのが唯一残念。観音岳までは快調に歩を進める。しかしその先はトレースがない。雪もたっぷり。帰りの時間も気になったが、ここは体力自慢の2人ということで、いけるところまで行ってみることに。誰もいないかと思ったが、途中単独行者に追いつく。トレースもなかったので、どこから来たのだろう。装備からして縦走しているようだった。かまわずガシガシと途中ルーファイに悩みながらオベリスクの見える赤抜沢の頭に着いたときにはもうヘトヘト。
こんなに体力使ったのはどれぐらいぶりだろう。でもたまにはこういう山行はいいものだ。帰りは矢のような早さでテント場まで戻る。ほんと雪山の下りは早くていい。cnagaさんお待たせ。お茶したかったが、日暮れまでそう時間もないので早々に撤収。休んでて体力の有り余ったcnagaさん先頭にペースもよく、樹林帯を進んでいったが、途中地面が凍結しているところでそれぞれ転倒。自分もしたたか腿を突き出た木の根に打って声が出ない。この先ほとんど道が凍結しており、かつ急傾斜なので、アイゼン付けて慎重におりる。駐車場に着いたころにはもう日暮れ近くだった。ともあれ、無事に下山できたのは何より。cnagaさんまたチャレンジしよう。ピストンは懲りたので今度は縦走で。flashbaxxxさんもっとしびれる山行やろうか。自分先に果てると思うけど。




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