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記録ID: 6375652
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雪山ハイキング
比良山系

権現山〜法華山☆待望の今季初の雪山へ

2024年01月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:59
距離
6.5km
登り
698m
下り
704m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:56
休憩
0:03
合計
2:59
11:52
46
12:38
12:38
38
13:16
13:16
26
13:42
13:45
66
14:51
14:51
0
14:51
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
権現山登山口に
コース状況/
危険箇所等
法華山東尾根(法華谷右岸尾根)は一般登山道ではないが古道あり
詳細は感想にて
ズコノパンの手前から権現山を見上げて
2024年01月14日 12:36撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/14 12:36
ズコノパンの手前から権現山を見上げて
琵琶湖の展望
2024年01月14日 12:41撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/14 12:41
琵琶湖の展望
権現山の山頂の手前より
琵琶湖の対岸に冠雪した鈴鹿の御池岳
2024年01月14日 13:14撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/14 13:14
権現山の山頂の手前より
琵琶湖の対岸に冠雪した鈴鹿の御池岳
琵琶湖大橋と南湖の展望
2024年01月14日 13:17撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/14 13:17
琵琶湖大橋と南湖の展望
権現山山頂より比叡山を望んで
2024年01月14日 13:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
1/14 13:19
権現山山頂より比叡山を望んで
彼方に京都の愛宕山
2024年01月14日 13:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/14 13:19
彼方に京都の愛宕山
再び対岸に鈴鹿の山並み
2024年01月14日 13:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/14 13:20
再び対岸に鈴鹿の山並み
左端に伊吹山、少し右に霊仙山
2024年01月14日 13:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 13:23
左端に伊吹山、少し右に霊仙山
法華山への登りから権現山を振り返る
2024年01月14日 13:46撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/14 13:46
法華山への登りから権現山を振り返る
法華山
2024年01月14日 13:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/14 13:48
法華山
京都北山の皆子山
2024年01月14日 13:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/14 13:48
京都北山の皆子山
蓬莱山を仰ぐ
2024年01月14日 13:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
1/14 13:48
蓬莱山を仰ぐ
伊吹山(左)と霊仙山(右)
2024年01月14日 13:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
1/14 13:49
伊吹山(左)と霊仙山(右)
伊吹山の左には御嶽山、霊仙山との間には中央アルプスが綺麗に見える
2024年01月14日 13:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/14 13:49
伊吹山の左には御嶽山、霊仙山との間には中央アルプスが綺麗に見える
比叡山を眺めながら帰途に
2024年01月14日 13:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/14 13:50
比叡山を眺めながら帰途に
道の駅妹子の里より南比良の稜線を見上げて
左端に権現山、その右に法華山、右端は打見山
2024年01月14日 15:11撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/14 15:11
道の駅妹子の里より南比良の稜線を見上げて
左端に権現山、その右に法華山、右端は打見山

感想

いよいよ待望の雪山のシーズンが到来しているにもかかわらず今季は山に行く機会がなかなか得られず、雪の上を歩くことが出来ていない。この週末は土曜日の夜から北陸や北日本ではかなりの大雪の予報となっていたが、関西にはさほどの降雪はなかったようだ。それでも湖西道路から比良山系を見上げると、権現山から蓬莱山にかけて、稜線が白く冠雪しているのが目に入る。この日は娘の受験もあり、出発が遅くなったので、手軽に登れる雪山ということで権現山から法華(ホッケ)山の稜線を歩くことにする。

これまでに幾度となく訪れている権現山への登山口であるが、登山口のかなり手前から林道沿いに車が停められている。もうすでに下山されたのだろう。登山口の手前で数台の車とすれ違う。
登山口となる林道の分岐点の周辺にも数多くの車が停められており、その車の多さに驚く。いつもはここに早朝に来るので、他の車を見かけることがほとんどないのであった。丁度、登山ポストの隣が空いていたので、そこに車を停めて出発する。

最初は植林の中の林道を進む。路上にはにうっすらと雪が積もっている。高度が上がるにつれ徐々に雪が増えてゆくが、なかなか雪の上を歩くようにはならない。

ズコノパンを過ぎると植林を抜けて、落葉した自然林に入り、一気に明るくなる。南側には大きく展望が広がり、琵琶湖の対岸には冠雪した伊吹山や霊仙山、御池岳が見える。

登山道は南斜面のせいだろうか、雪が溶けてシャーベット状になっている箇所が多い。上からは続々と登山者が降りて来られるが、一人の方が「滑ってこけまくりです」と仰る。

権現山の山頂に到着すると山頂広場では大人数のパーティーが休憩しておられた。山頂から比叡山や京都の愛宕山の展望を確認すると、すぐに法華山への稜線に向かう。稜線の先では綺麗な三角錐状の法華山が純白の山肌を見せている。

稜線上は流石に雪が多く、ついに地面は見えなくなった。既に多くの人が歩かれたせいで雪の上には踏み固められたトレイルが出来ている。

法華山の東側斜面を登ると樹林を抜け出して、背後には大きく展望が広がる。気がつくと伊吹山のすぐ左手には御嶽山、その左手には乗鞍岳、霊仙との間には中央アルプスが綺麗に見えている。その右手にうっすらと見えるのは南アルプスの山々だろう。朝のうちは遠望がきくことが多いが、午後の時間にこれだけの遠望が得られるのは空気の澄んだ冬のこの時期だからこそといえる。それにしても、こういう日は滅多にあるものではない。

法華山の東側斜面には小さな雪庇が出来ている。山頂に立つと急に冷たい風が感じられる。それでもこの日の風はかなりマシな方だ。ここは風の通り道であり、山頂の周辺に樹木が全く見られないのは風衝のせいだろう。

法華山からは山頂から東に伸びる尾根に入る。驚いたことに尾根には数名のトレースがついていた。私自身は琵琶湖側から南比良の稜線を辿る時にはこのルートを下降することが多いのだが、このルートを辿る人はかなり少ないだろう。

尾根にはすぐに明瞭な堀割の古道が現れるが、古道は倒木が道を塞いでいる箇所が多く、頻繁に倒木を迂回する必要がある。標高が800mを切ると急速に積雪が少なくなる。

P735の手前からは植林に入り、尾根は一旦、平坦になる。ca700mを過ぎると自然林の急斜面をジグザグと下降することになる。斜面には雪がほとんどなくなるが、地面が濡れており滑りやすいので慎重を要するところだ。斜面を南に向かって大きくトラバースし、ca550mで再び植林に入る。東に向かって伸びる平坦な尾根上には道が続くのだが、右手の緩やかな谷を下降してまもなく林道に着地した。最後は左手から林道が合流するところで右手の緩斜面を横切り、登山口に戻る。登山口の車は少なくはなっていたものの、まだかなりの車が残っていた。

次の週末は南の太平洋側から湿った空気が流れ込むので関西は広い範囲で雨になるようだ。比良の山々の雪もかなり少なくなってしまうことだろうか。

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訪問者数:189人

コメント

久しぶりのレコアップ、お元気な様子に安心いたしました。
この日はこの冬一番のてんぼうでしたね。野坂では珍しくびわ湖の湖面までも綺麗に見えました。
2024/1/18 9:34
いいねいいね
1
ナオジローさん コメント有難うございます。
野坂岳は流石に霧氷がそれなりに綺麗ですね。以前、庄部谷山から野坂岳にかけて一緒に縦走した2年前のこの季節も、野坂から綺麗に琵琶湖が見えていたように思います。
2024/1/19 7:44
山猫さん、yamaizuさん
おはようございます!
ナオジローさん同様、久しぶりのレコ、大変嬉しく思いました。
権現山、蓬莱山は未踏なので歩いてみたいお山です。展望抜群ですね。
この日、私は稲荷山から比良山系を眺めていました。
2024/1/19 6:27
ゆっきーさん コメント有難うございます。
稲荷山というのはすぐにはどこかわかりませんでした。なんと、灯台下暗し。
2024/1/19 7:48
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1
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