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記録ID: 638467
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ハイキング
四国剣山

消えゆく剣山古道(4)久藪から明谷、平、河内へ

2015年05月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:23
距離
11.0km
登り
584m
下り
671m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:23
休憩
0:00
合計
4:23
9:42
263
スタート地点
14:05
ゴール地点
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR徳島本線貞光駅より国道438号を剣山方向へ約30分で右側に赤い大きな鳥居また表示板もあり。ここから約10分で久藪太子堂。
民家と電柱の間をいくが前回は崩壊箇所で撤収。
逆に今回は明谷から久藪の崩壊箇所まで行き古道の状態を確認した上で平集落より河内に向かう。
コース状況/
危険箇所等
例によって目印、標識は皆無。
自己責任でお願いします。
剣山古道は明谷集落では家の中を通っている。(家の戸をあけ”こんにちわ"と家の人に挨拶し、家の中を通らしてもらいましょう。)
また久藪集落から明谷集落まではよく踏まれてアップダウンも少なく快適である。崩壊箇所に取水施設がありこの古道にそって明谷集落の給水管を
敷設してあるようだ。
そのため、よく踏まれている。
ただ、明谷集落に近づくにつれ谷側、山側とも絶壁の中に古道はある。
平集落から河内集落まではほとんど下りで倒木も多い。
薄い踏み跡を慎重に確認しながら4軒の廃屋にたどり着く。
踏み跡は平井集落方面へ続いているのだがここから平井集落にはいけず、やがて絶壁になり引き返し、廃屋に戻りモノレール沿いに、貞光川に架かる橋へ。橋の手前を右に行けば平井集落(廃村)へ、橋を渡れば河内集落へ(国道438号)到着する。

明谷集落の方に話を聞けた。
およそ70年前にお母さんが平井集落から嫁いできたときは、一度河内集落に降りて、平集落を経由してきた。
子供の頃、よくその道を通って母の実家の平井集落まで遊びに行ったと教えてくれました。
この道は地形図には記載されていません。
また、地図に平集落から直接、平井集落に行く道が記載されているが、その道は知らないといっていました。
平集落から河内集落まで古道はこの方のお母さんが嫁いできた道が有力と思われる。
その他周辺情報 一宇古見に岩戸温泉がある。
http://ww81.tiki.ne.jp/~iwado/
絶品ラーメンは”中華そばくにおか”
http://tabelog.com/tokushima/A3603/A360302/36000633/
ちなみに木曜日と日曜日はお休みです。(最新情報です。)
久藪の崩壊箇所です。
前回はこの向こう側で撤収しました。
向こう側にいこうと思いしたが技術的に問題がありますのであっさりやめました。
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久藪の崩壊箇所です。
前回はこの向こう側で撤収しました。
向こう側にいこうと思いしたが技術的に問題がありますのであっさりやめました。
崩壊箇所の左側が明谷の取水施設です。
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崩壊箇所の左側が明谷の取水施設です。
よく踏み込まれた道が続きます。
古道が取水施設の管理道になっているようです。
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よく踏み込まれた道が続きます。
古道が取水施設の管理道になっているようです。
樹間から久藪の民家が見えます。
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樹間から久藪の民家が見えます。
遠くに大宗集落。
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遠くに大宗集落。
この道に沿って給水パイプが埋まっているみたいです。
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この道に沿って給水パイプが埋まっているみたいです。
手入れの行き届いた植林地を行きます。
手入れの行き届いた植林地を行きます。
大きなもみの木
古道の名残?の苔むした石積み。
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古道の名残?の苔むした石積み。
こんなところに出てきました。
こんなところに出てきました。
ここから明谷集落です。
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ここから明谷集落です。
中央の戸を勝手に開けます。
もちろんここも剣山古道です。
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中央の戸を勝手に開けます。
もちろんここも剣山古道です。
車の後ろから出て戸を閉めます。
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車の後ろから出て戸を閉めます。
一番右の家を通り抜けました。
お留守に失礼しました。
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一番右の家を通り抜けました。
お留守に失礼しました。
明谷集落から見る平集落のもっとも東側の民家。
話によると右の竹藪付近に古道があるそうです。
俺は、あそこを通って平井集落の母親の実家に何回も遊びに行った。と説明してくれました。
ありがとうございます。
しかし国土地理院の地形図には記載がありません。
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明谷集落から見る平集落のもっとも東側の民家。
話によると右の竹藪付近に古道があるそうです。
俺は、あそこを通って平井集落の母親の実家に何回も遊びに行った。と説明してくれました。
ありがとうございます。
しかし国土地理院の地形図には記載がありません。
鳥居には新田神社と書いてあります。
ここを右へあがります。
突き当たりが家の中を通る古道です。
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鳥居には新田神社と書いてあります。
ここを右へあがります。
突き当たりが家の中を通る古道です。
三所神社

とても立派な神社。
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とても立派な神社。
方向的には”赤帽子山”
だんだんつづろう道や桑平道に近づいてきました。
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方向的には”赤帽子山”
だんだんつづろう道や桑平道に近づいてきました。
明谷集落の西福寺
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明谷集落の西福寺
奥のピークは黒笠山
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奥のピークは黒笠山
奥のピーク。これは津志嶽
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奥のピーク。これは津志嶽
ここが教えてもらった平集落の入り口。
竹藪の付近。
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ここが教えてもらった平集落の入り口。
竹藪の付近。
平集落の廃屋
苔むした石積み
少しですが石畳も。
少しですが石畳も。
壊れ掛けた橋を渡ります。
貞光川のせせらぎが聞こえます。
国道438号から近いところを通っています。
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壊れ掛けた橋を渡ります。
貞光川のせせらぎが聞こえます。
国道438号から近いところを通っています。
モノレール。
ついて行ったら・・・
モノレール。
ついて行ったら・・・
河内集落の対岸の廃屋に出ました。
4軒あります。(すべて廃屋)
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河内集落の対岸の廃屋に出ました。
4軒あります。(すべて廃屋)
廃屋から少し先に進み道を探しましたがありません。
下に見えるのが河内集落。
恐ろしいほどの絶壁でうさぎ道(猫もどり)がありますがとても通れません。
古道を剣山まで行けないうちは死ねません!!
廃屋から少し先に進み道を探しましたがありません。
下に見えるのが河内集落。
恐ろしいほどの絶壁でうさぎ道(猫もどり)がありますがとても通れません。
古道を剣山まで行けないうちは死ねません!!
廃屋。
犬小屋があったり野菜が植えてあるので通ってきているのでしょう。
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廃屋。
犬小屋があったり野菜が植えてあるので通ってきているのでしょう。
廃屋の中の太子堂
なぜか太子堂が集落ごとにあります。
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廃屋の中の太子堂
なぜか太子堂が集落ごとにあります。
太子堂内部
ここへ降りてきました。
橋の手前を右へ行くと平井集落でしょう。
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ここへ降りてきました。
橋の手前を右へ行くと平井集落でしょう。
ここへ飛びだします。(国道438号)
剣山方面です。
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ここへ飛びだします。(国道438号)
剣山方面です。
河内集落を見下ろすような立派な”定光寺”。
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河内集落を見下ろすような立派な”定光寺”。
河内太子堂の大イチョウ。
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河内太子堂の大イチョウ。
河内集落
らしいです。
これです。
確かに太い。
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これです。
確かに太い。
おそろしい。かぶってます。
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おそろしい。かぶってます。
こっちから見てもかぶってます。
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こっちから見てもかぶってます。
危険な箇所にはお地蔵様。
人々の通行の安全を見守ってくれています。
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危険な箇所にはお地蔵様。
人々の通行の安全を見守ってくれています。
以下今日であった花々
名前はほとんど知りません。
とりあえず”シラン”
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以下今日であった花々
名前はほとんど知りません。
とりあえず”シラン”
ツツジ。種類はわからん。
ツツジ。種類はわからん。
コガクウツギ。
つつじ。花びらの1枚がピンク。
つつじ。花びらの1枚がピンク。

感想

4回目でやっと河内集落までたどり着いた。古道はこれより先は貞光川沿いに進みつづろう道、桑平道へ続く。
河内集落出身の友人は子供の頃、河内集落から平井集落を越え法正集落を経由しつづろう道へ行く修験者を見たという。
しかしそれは、少数であったのかしれない。この道は古い地形図には記載があるがあまりにも険しすぎる。
”徳島新聞の2007年11月26日の剣山古道を歩く”にも川に沿った道があったようだ。の記事もある。
私もこれに賛成です。
http://www.topics.or.jp/special/122545459958/2007/11/119604493139.html

さて、いよいよ次回は、つづろう道、桑平道より夫婦池までの古道をたどる。
しかしそこから先がわからない。
丸笹山の南面をトラバースし剣神社に行く道が不明です。
また、かき分け、かき分けの道なき道を行くことになりそうです。

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