熊野古道伊勢路（二木島駅～尾鷲駅）《熊野参詣道踏破》

2024年01月28日(日) [日帰り]

• GPS: 06:41
• 距離: 25.3km
• 登り: 1,381m
• 下り: 1,379m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:13

8:05 二木島駅
8:07 8:07 熊野古道伊勢路二木島
9:04 9:08 甫母峠
9:35 9:41 飛鳥神社
9:46 9:47 賀田駅
9:49 9:50 賀田観光駐車場
10:11 10:16 羽後峠
10:22 10:22 アサギマダラ休憩所
10:35 10:35 三木峠
10:37 10:40 三木峠展望所
10:57 10:58 ヨコネ道
11:06 11:06 八十川橋
11:07 11:10 八十川橋北詰
11:12 11:12 雁木付きの家
11:30 11:32 名柄一里塚
12:05 12:07 十五郎茶屋跡
12:40 12:48 さくらの森
12:53 12:54 八鬼山
13:00 13:04 荒神堂
13:09 13:10 九木峠
13:14 13:15 蓮華石と烏帽子石
13:19 13:20 八鬼山桜茶屋一里塚
13:30 13:31 七曲がり
13:36 13:36 林道出合い
13:40 13:40 籠立場
13:43 13:46 石畳道説明板
13:47 13:47 行き倒れ巡礼供養碑
13:57 13:59 八鬼山登山口
14:04 14:42 熊野古道センター
15:18 尾鷲駅

天候

晴一時曇ところにより雨（八鬼山から熊野古道センター間で小雨を観測）

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR紀勢本線二木島駅
復路：JR紀勢本線尾鷲駅

写真

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撮影機器：

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

感想

マオ

熊野古道伊勢路ファイナルラウンド。残った区間は二木島駅から三重県立熊野古道センターまでで、曽根次郎坂太郎坂、羽後峠、三木峠、八鬼山越えと４つの峠越えを抱える伊勢路最大の難所です。特に八鬼山越えは海抜ほぼゼロから標高647mの八鬼山山頂まで一気に登ってから、尾鷲港に向けて一気に下る、まさにSea to Summitコース。他の峠も標高に比してアップダウンの激しいコースとなっており、これまでの熊野古道伊勢路のセクションに比べて距離は短いものの、累積標高差が圧倒していてなかなか歩きごたえのあるルートでした。

途中、羽後峠から三木峠へ向かう際にルートをロスして並走している林道を走ってしまうハプニングはあったものの、他は急な石畳のアップダウンに体力を削られつつも順調にこなすことができ、無事三重県立熊野古道センターへ到着。熊野古道伊勢路スマホdeスタンプラリー「てくてく熊野古道」の景品である170km踏破バッジや伊勢路ステッカー、缶バッジをいただくことができました。

帰路に着く前に、熊野古道センターのすぐ裏にある「夢古道の湯」へ。ここは全国的に珍しい海洋深層水を使ったお風呂で、尾鷲市三木埼沖415ｍから汲みあげた海洋深層水が内風呂に使われています。尾鷲では平成12年から地域資源として海洋深層水の活用が進められているそうです。ちょっとぬるっとした感触の内風呂はとても心地よく、熊野古道完歩のご褒美にももってこいでした。
風呂上がりには、その海洋深層水から採れた純水と尾鷲産甘夏果汁、尾鷲の廃校を利用してしお造りをしている尾鷲しお学舎の塩を利用した尾鷲あまなつ塩サイダーで乾杯。

できればもう少し余韻に浸りたいところでしたが、ちょうど良い時間のバスもないため、3.6km歩いて尾鷲駅に向かい、特急南紀号で帰路につきました。

これで熊野参詣道の主要ルート（紀伊路、小辺路、中辺路、大辺路、伊勢路）は枝分かれルート含めて完歩となりました。終わってみるとあっという間でしたが、なかなか長い旅路でしたし、今度再訪するなら語り部の方から話を聞きながらのんびり歩きたいなと思います。