志賀来山 豪雪地帯もすでに残雪期の様相

2024年02月03日(土) [日帰り]

• GPS: 03:35
• 距離: 4.4km
• 登り: 313m
• 下り: 314m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:09
• 休憩: 0:26
• 合計: 3:35

9:16 志賀来スキー場駐車場
10:36 11:02 志賀来山
12:51 志賀来スキー場駐車場

天候

曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

志賀来スキー場＆志賀来ドームの駐車場を利用させてもらいました。

コース状況／危険箇所等

危険な場所は特にありませんが、雪の状況によっては雪庇などに注意が必要な場合がありそうです。

その他周辺情報

スキー場の隣に沢内バーデンという温泉施設があります。日帰り入浴440円。源泉かけ流しだそうです。https://yamanoideyu.com/spa/article.php?p=18

写真

いってきまーす！

ゲレンデを避けて入山地点へ。

最初は林道歩き。

林道終点には案内板がある。一応夏道もあるようだ。

車道が終わった途端急登が始まる。

志賀来山本体へはアップダウンを繰り返しながら進んでいくようだ。

尾根筋には小さな雪庇ができている。大きく発達したりするんだろうか？

旧ゲレンデトップに出た。ここは公式にもゲレンデ展望台として眺望地になっている。

展望台を過ぎれば、いよいよ志賀来山本体へ登っていく。

いきなり道が尽きた。ピンテはあるが灌木をかき分け登っていかなければならないようだ。

急斜面をトラバース気味に登っていく。道型らしきものはあるが横枝がうるさく歩きづらい。

途中からジグザグに登るのが面倒くさくなってきて直登に切り替えた。

山頂直下は雪庇地帯。踏み抜かないよう注意しながら進む。

ツ「のぼったどー！」
志賀来山山頂到着！

灌木に囲まれているため見晴らしは微妙な感じ。

東側の斜面は切れ落ちているので注意。

では、帰りましょう！

雪庇地帯終点からは西方向の眺望が得られる。

帰りは途中から南に転進。

登りの時とは別のゲレンデトップに出た。リフトの支柱があるが現在は利用されていないようだ。

ゲレンデトップからの眺め。

ゲレンデの上辺を横切り、さらに南へ進む。

林間の尾根筋を下降していく。

斜面を下りきるとピステンが入った跡に行き当たった。なぜこんなところに？と不思議に思ったが、どうやらクロスカントリースキーのコースになっているようだ。

ピステンの跡を利用させてもらって林道を進む。

森が開けてきた。

トレース発見。先人の道案内で森の中へ。

急な斜面を下ると沢底に到達。

ここには氷爆があるとの噂を聞きつけてやってきたのだ。

うーん、写真で見たのより全然小さいな…。今年は暖冬だから仕方ないか。

氷爆見学後、再び林道をたどって駐車場に戻った。
ツ「お疲れさまでした！」

感想

ちゃってぃ

「岩手の山150」攻略の一環として志賀来山に行ってきました。
この山は他にも「岩手の雪山＆ハイキング」で初心者でも楽しめる雪山として紹介されています。そんなわけでずっと昔から狙っていたのですが、なぜか行く機会に恵まれず計画がお蔵入りしていました。今回、その計画がようやく日の目を見たというところです。
さて志賀来山がある沢内は岩手県内でも豪雪地帯で知られる場所。当然、厳冬期の今の季節はガフガフの雪が積もっているはず。過去の記録を見ると胸までのラッセルに苦しんだなどという記述もあり、それなりに覚悟して挑みました。
ところが、現地に行ってみるとガフガフの雪どころかみっしりと引き締まった雪面が我々を迎えてくれました。さすがにツボ足ではふどってしまいますが、スノーシューやワカンを装着していればほとんど沈ます普通に歩けます。まるで残雪期のようなコンディションに、少々拍子抜けでした。
今年は本当に雪が少ないのですね。西和賀地方でこんな状況とは驚きです。
あまりに雪が締まっているので、むしろ下りの時のスリップに悩まされました。スノーシューよりワカンの方が良かったようです。このところ、ギアの選択に苦しんでます…。
思ったより天気が悪く眺望などはほとんど楽しむことはできませんでしたが、オプションプランとして氷爆を見に行ったりしてそれなりに楽しめました♪