焼山(2000mまで)


- GPS
- 10:41
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,978m
- 下り
- 1,962m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
予報では頸城のあたりは雲が出るが、主に下層雲で上部は雲が切れそうな気配。火打へ向かうべく笹倉温泉から歩き始める。
新雪は数cm程度だが、その下の雪も硬くもなく腐り過ぎもせずさほど悪くない。3週間前はあまりに重い雪にラッセルが捗らずアマナ平まで4時間近くを要したが、この日は快適に2時間程度。
薄い雲越しに月明かりも見えており、台地に上がった頃には山頂は雲の中だが空沢尾根の稜線も見えるくらい。しかしすぐに雲が降りてきて雪が降り出す。深くてヤブも多い賽の河原を渡り、尾根方面とルンゼ方面の分岐あたりまで。どちらを登ってもこのガスが切れないと下りが辛いので、ダウンを着込んでお湯をすすりながら天気待ち。1時間以上停滞したものの特に変化なし。振り返れば北面台地方面は少しマシそう。あちらなら適当なところまで登って降りるだけなら特に問題ない。ということで引き返して北面台地へ向かう。
登るうちに雲の切れ間が出始めて、そのうち焼山が顔を見せる。日の当たる霧氷がとてもきれいで、写真を撮りつつ登高。火打も見えてきたが、まあ仕方がない。右手の谷を渡れそうなところがないか探りつつ登るも、結局2000m弱の大岩の下まではまだまだヤブが元気。大岩下で谷を渡るも、次の谷もまたヤブっぽい。とりあえずここで終了。
北面台地の1400mくらいより上は晴れて見晴らしがいいが、その下は完全に雲の中。高松や昼闇も山頂は隠れている。下界から隔絶された世界にいるような感覚がなんともたまらない。あの世がこんな感じなのであれば少しは信じてみてもいいかもしれない。他に登ってくる人もおらず、自分だけの山を独り占めしているような気分。独禁法に抵触しないかふと心配になる。とりあえず1本目。新雪は30〜40cm程度か。上部は風に叩かれて硬い箇所もあったが少し下ると気持ちの良い軽い雪。1600mあたりの枯れ木まで滑って登り返してもう1本。
台地下部の雲の中に入った辺りから雪もやや重くなる。雪面の起伏に注意しながら下ってアマナ平まで。ここまで来たらしい後続のトレースあり。雲の下に出たようで視界も出てくる。以降も雪は滑り、上りのトレースを辿って笹倉温泉まで。
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