ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6442828
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

音羽山ミステリースポット再訪 謎解きは水車谷不動尊で

2024年02月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
nakanix その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:57
距離
10.9km
登り
820m
下り
821m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:42
休憩
0:09
合計
6:51
7:41
179
10:40
10:49
223
14:32
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
きれいに積まれた石垣です。
2024年02月10日 09:50撮影 by  moto g(8) power, motorola
2/10 9:50
きれいに積まれた石垣です。
2024年02月10日 10:10撮影 by  moto g(8) power, motorola
2/10 10:10

感想

 音羽山ミステリースポットに再訪。1か月前に歩いた時はうっすら雪化粧していたが、今日は枯葉の上を歩く。前回の軌跡を頼りに、ルートを確認しながら歩く。
 貯水槽跡から縦走路に出て、水車谷不動尊を目指す。水車谷不動尊から谷添いを歩き石垣と洞窟を目指す。そろそろかと思っていたところで石垣が見えた。堀り方を見るとどうやら鉱山の採掘跡のようだ。洞窟は大小2つある。まずは小さい洞窟の中にヘッドライトを付けて屈んで歩いていく。洞窟の奥まで進むと、右に曲がりそして左に曲がり行き止まりになっている。奥までは20mくらいだろうか。小さい洞窟の少し上辺りに、もう1つ大きい洞窟がある。こちらも入ってみる。高さは2m程あるだろうか、屈まなくても余裕で歩くことができる。中はとても広く、入ってすぐに左右に分かれている。少し歩くと空気が暖かい。どんどん奥まで進むと右に曲がっている。小さい方の洞窟よりかなり長い。石垣は発掘した時に出た石が積まれたものだろう。石垣の積み方には穴太積みが生かされてるようだ。山師は発掘と穴太積みの両方の技術を兼ね揃えた方だったのだろうか。
 谷添いを進み、路傍休憩所の分岐に出て音羽山山頂に到着。暖かい場所でゆっくり休憩して、再び水車谷不動尊まで下る。登りとは違うコースで下っていく。525m付近で東側にぐるっと回って下っていく。源頭部に水は流れていない。植林地帯でピンクテープもあるが、このテープは登山者用のテープではないだろう。石垣方面への分岐を過ぎて谷添いを歩く。倒木も多く歩きやすいところを探す。この辺りは水が流れていて、苔むした石は滑りやすいので要注意。(喋って油断していたら、滑って尻もちをついてしまった。思った以上に痛くて、その後の登りがきつかった〜(^^;))斜面も削れて崩れやすいので注意する。
 本日2回目の水車谷不動尊に着くと、地元の方が作業をしておられ、石垣と洞窟のことを尋ねると、戦時中であろうか、音羽山でマンガンの採掘が行われていたようだ。その方も石垣と洞窟には行ったことがないようで、人伝に聞いた話だということであった。水車谷不動尊も昔は今の場所ではなく、もっと高くに位置していたようだが、自然災害等により今の場所まで下がってきたとのことであった。音羽山ミステリースポットの謎が解明され、水車谷不動尊の新たな事実を知ることができた。
 以前歩いた軌跡を頼りに、縦走路を分岐まで登る。途中、片脚がすっぽり入ってしまうくらいの、深さ1m程の穴がいくつかあった。動物が彫ったようではなく、人工的にきれいに彫られている。マンガン採掘時の空気穴だろうか。枯葉や雪に隠れていたら完全に落とし穴だ。ここを歩くモノ好きさんは要注意だ。大津IC裏で本日2回目の休憩をして下山した。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:59人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら