暑寒別岳・時間切れ撤退

2015年05月23日(土) [日帰り]

• GPS: 06:17
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,053m
• 下り: 1,057m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

14:53 ゴール地点

8時30分過ぎ出発。
雪は全くない。なので、トレランシューズで夏道をたどった。バックパックにスキーとブーツをくくりつけ、トドマツの登山道を行く。
20分強で稜線に出る。ここからときどき残雪が現れるが周りを見てもまだぜんぜんつながりそうにない。実際、登山道はローマ街道のように快適舗装状態。
登山道を進むので、ムダに上り下りがある。そうこうして2時間、10時30分にようやく雪がつながりそうになった。標高で860m。約600mを担ぎ登りしたことになる。
ここからはシールで登りはじめるが、どう見てもうまく巻けそうにない部分で再びスキーを脱ぐ。
標高1100mの等高線をたどるように左にトラバースして、ようやく大斜面に近づいたときにはすでに11時40分を回っていた。何とか前暑寒の山頂下まで行きたいと思ったが、下りも2時間は担いで下りなければならない。下山は3時間を見なければならない。それを考えると、12時がリミットと腹を決めた。
ブッシュ下まで直登してちょうど正午。ここを今日の山頂とした。GPSによるとc1330m。標高差1000mは登ったことになる。
1000mを超えてからは予報通り風が強い。ハードシェルを着て、タイツ＋ハーフパンツの下もレインウェアを着た。それでも指がかじかんでおにぎり2個目を食べる気にならなかった。
シールを外していざ滑る。12時30分
大斜面の下半分はなんか不完全燃焼だったけど、通称ドーム下の斜面はストップ雪にもかかわらず気持ちよくターンできた。さらにスキーを外す直前の斜面もけっこう快適。この春、テレマークスキーでストップ雪を滑るコツを少し心得たようだ。

天候

晴れ、曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道231号・増毛町内から看板に沿って登山道へ。

コース状況／危険箇所等

登山届けは暑寒荘の屋外にあり。

写真

5/23 8:07

山頂にガスがかかるも下界は好天。ぽかぽかの陽気。

5/23 8:47

まったく雪がないので登山道を進む。植林と思われるがトドマツの林。巨木もあり。

5/23 9:07

一合目標識まで約30分

5/23 9:12

残雪現る。が、周りを見てもまだ雪がつながる気配なし。

5/23 9:23

人とは明らかに違う足跡。だが熊でもない。鹿かと思ったがもっと小型の動物かな

5/23 9:26

つつじヶ丘には残念ながらあまりツツジが咲いていなかったが、まわりはツツジがボチボチ花を開きはじめた。

5/23 9:26

つつじヶ丘から見上げる山頂方向。ただしこれはニセピーク。山頂はさらに奥にあるのだった

5/23 9:34

登山道を行くため上り下りが多い。すぐに佐上台。どういう意味だろう？

5/23 10:57

つつじヶ丘から見上げたニセピークのドームを見上げる。少し前にスキーをはき、ここは左に巻くことができた。

5/23 11:07

ドームをまきながらいよいよ暑寒別岳の山頂が見えた。

5/23 11:18

巻ききれない感じだったのでスキーを脱いで夏道へ。無意味にピークハント（笑）

5/23 12:02

12時になったので、ここを今日の山頂とする。先行者が小さく見える。

5/23 12:36

最近凝っている、枝にカメラをぶら下げた自撮り！

5/23 12:56

スキーを脱ぐ直前の滑り。ストップ雪だがけっこう楽しめた。

5/23 15:19

山荘管理人と少しお話し。

5/23 15:30

果樹園まで来て、改めて見返す暑寒の山々。やっぱり素晴らしい。いい一日をありがとう。

撮影機器：

PowerShot S110 CANON

感想

maruhen

ゴールデンウィークの最後から体調が悪くなり、山の天気も落ちつかず、機会をつかめないままにきた暑寒別行き。
今日も強風が予想されたが、これを逃せば今年はend。
やっぱりもう一度行きたくて、暑寒別を目指した。
5時30分出発。日本海を北上する。が車が意外に多く流れが悪い。7時を10分ほど過ぎて通行止め解除地点を通過。その後は順調だったがなんと増毛の街中で道に迷う（涙）。これが最後まで響いた。
登山口に着いたが、先行車両は2台のみ。しかも1台はカメラを抱えたかた。となると先行しているのは1組だけのようだった。

山頂を踏めなかったことはすごく残念だけど、無事下山できたし、やはり暑寒はすごく雄大で遠かった。
帰り、果樹園まで下りてきて振り返った。あこがれの山がそこにあった。

登山口を8時に出て、担ぎがなければ（下り時間を短縮できるので）、来シーズンはそのパターンでピークまでいこう。
テレマーク装備は、担ぎになってくると機動力が高い。軽いしブーツがとても歩きやすい。ベストはステップソールかと思うが、スレはもうちょっと技術を磨いてからかな。